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threezero「ロボ道」1/35イングラム1号機 [雑記]

香港発のトイブランド「threezero」の1/35イングラム1号機が届きました。
20200905_tzIngram1.jpg

詳しいレビューは例によってそういうサイトをご覧頂くとしまして(笑)、仕様の細かい情報もいちいちここでは書きませんけれども。


ロボ道 機動警察パトレイバー イングラム1号機 1/35スケール ABS&PVC&POM&亜鉛合金製 塗装済み可動フィギュア

ロボ道 機動警察パトレイバー イングラム1号機 1/35スケール ABS&PVC&POM&亜鉛合金製 塗装済み可動フィギュア

  • 出版社/メーカー: グッドスマイルカンパニー(GOOD SMILE COMPANY)
  • 発売日: 2020/09/05
  • メディア: おもちゃ&ホビー



パッケージのデザインはなかなかカッコいいかんじ。
表のフラップが開いて中が見えるタイプです。
20200905_tzIngram2.jpg
各部の解釈は自分の好みとは異なる点も多々あるものの、イベントでの試作品展示がそんなに悪くない印象だったのと、思ったよりは高額でもなかったので(安くもないけど)とりあえず予約してみてた次第。


で、開封。
20200905_tzIngram3.jpg

第一印象は「縦長だな〜…」。
最近出る立体はだいたいこういうREBOOT版以降のすらっとアレンジになってる気がしますね。ただちゃんと比べてませんがロボ魂よりさらにその傾向が強いような。肩パーツのボリュームがちょっとおとなしめなのかな。
雰囲気はイベント会場で見た試作品の印象と変わりません。べたべた指紋がついてしまうレベルでぴっかぴかの塗装も綺麗だし、全体としては悪くない感じです。
ただ、やや俯瞰で見るとけっこうサマになってますが、正面から見るとちょっと頼りなさを感じてしまう部分も。

ちょっとしかいじってませんが、最大の残念ポイントは肩関節の設計です。どうもこれ以上脇を締めることができないっぽい。
個人的にイングラムの素立ちは、やや怒り肩にして脇を締める感じが好きなんですけど、上腕をこれより内側に入れるには肩を下げるしかなく、そうすると肩パーツの接続部がかなり外側にあるので撫で肩になってしまいます。
結果として上の写真のような中途半端な角度になってしまうという。
そもそもイングラムの肩関節って本来もっと外側にあるんですよね。より人型に近いシルエットにアレンジする過程でその辺のバランスがいろいろと微妙にしっくり来てないところがあるかも知れません。


ある程度動きのあるポーズをつけてやると気にならなくなりますけども。
20200905_tzIngram4.jpg
これはイングラムあるあるですが、肘関節の回転軸は上腕側じゃなくて下腕側にないとイングラムらしいポージングが決めにくい。…んですが、たぶん腕の伸縮ギミックを仕込めなくなるからしょうがないんでしょうね。
この商品も例に漏れず、という感じ。

そして脛の下端というか足首の前側というか、外装が凸型に凹んで(?)いるところがやけに目立つような。設定上よくわかんない箇所なんでいろんな立体化の際はそれぞれの解釈が異なりがちな点ですが、なんかいまひとつ。もう少し自然なラインに出来なかったものかとは思いますね。

さらに、造形上、一番解せないのは大腿部の外装上端部。
20200905_tzIngram5.jpg
わりとここって上方に外装の断面が見える形が一般的な認識かと思いますが、なぜかくるっと内側へカバー状に丸くなってる。なんでや。


総評としては、関節周りがダイキャスト製でずっしりと重みがあり、塗装やマーキング類もキレイで、安くはないお値段に見合うクオリティの商品にはなっていると思います。
ただポージングにはちょっと難ありなところも見られますし、プロポーションが自分好みドンピシャではないのを別としても造形上で気になるポイントも複数あり、残念ながら「うひょ〜!かっこい〜!」とはならず…といったところ。
MG1号機よりは全然カッコいいですけどね。


余談ですが、取説にとんでもないおもしろ誤訳がありました。
20200905_tzIngram6.jpg
こういうのよくネットで見ますが自分が遭遇したことがほとんどないのでちょっと嬉しいです(笑)。

その他の付属品とかいちいち紹介しませんけど、指先サイズの野明はこんなかんじ。
20200905_tzIngram7.jpg
サイズを考えれば十分野明っぽいのではないかと。


でまぁ、イングラムのデザインについては解釈と好みが人それぞれ過ぎるので…て話はいつもしてるとおりなので、敢えて顔の話は最後に軽く触れるだけにしときます。
20200905_tzIngram8.jpg
バイザーの上下幅が開き気味の「優しい」顔はあんまり好みではないですが、1号機らしさは強調される気がします。
ただそれ以上に、頬のダクトがさすがに下向きすぎじゃありませんかね。結果としてちょっとだらしない顔になってしまったのが、これも残念ポイントのひとつ。

そしてこれも敢えてここまで触れなかったパトライトの電飾ギミックですが、回転灯フェチとしては到底許容できない単なる高速点滅表現なので、電池入れて試したりすらしていません。MGより劣化してるじゃないかと。
しかも左右それぞれにボタン電池を入れる独立構造のため、点灯させるにはいちいち左右のパトライト部を引っこ抜いてそれぞれスイッチを入れてまた取り付ける、という作業が必要になるようです。それはどうなのよ〜。さすがにこれは「不満」なところ。
肩パーツが控えめなわりに、上記の通り電池を仕込むためか警光灯カバーはやけに前後方向に厚みがあってスタイリッシュさに欠けます。一方で、胸の警光灯も展開は可能になってますが電飾はなし。
せっかく肩の電飾を仕込んだなら、もうちょっとパトライト好きの視点でこだわって欲しかったところですね。というのはまぁ高望みでしょう(笑)。


などなど、そんなインプレッション記事でした。

文句言うなら自分で満足のいくイングラム作ってみろよ、とは自分でも思いますが、その時々の気分であれこれ手を着けてるもんでなかなか「順番」が回ってこなくてですね…。
と言い訳をしつつ、ではまた次回。
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息抜きのお手つきプラモとか [雑記]

零式ヘッドの進捗が思わしくないのでテンション下がり気味。
てことで、こっそり増やしてる一方のお手つきプラモを進めたりしています。

普段作らないようなキットとか新鮮。
見て下さいこの変態的なパーツ。これで1パーツですからね。
20200826_kit1.jpg

こんなゲートとか見たことない。
20200826_kit2.jpg
さすがアオシマさんですわ。

一方、凹モールドを裏から削ってヌキにするっていう定番技に初めてトライしたり。
20200826_kit3.jpg
思った以上にキレイにできましたー。いや自分うまいなー(自画自賛)。

ナニ組んでるかは分かる方には一目瞭然ですよね。
まぁ今後ちゃんと記事に出来るかどうかは分かりませんけどw。

そんなこんなの短信。
ではまた次回。
タグ:プラモデル
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零式ヘッドモデル-18:耳とか首とか [彩工家 零式]

ちょっと間があいてしまいました。まぁいつものこと。
同志が休工期に入ってしまったのでテンションが…?いやいや、自己責任です。
進んでないワケではないんですが、相変わらずバイザー可動がどうしても解決できず…。

とりあえず他の造形的なアレコレを進めます。出来るところから進める、という意図もありますが、たぶんギミックが完成しちゃったらそこで一気にやる気を失う予感があるので(笑)、いまのうちです。

てことでウサ耳から。
前述の通り、超絶軸打ち下手くそマンなので、以前の仮組み時、実はこんな有様でした。
20200824_zero1.jpg
ひどいでしょ(笑)。どっちもそれドコ向いてんのっていう。
このシリーズ、毎度ウサ耳の角度調整には悩まされます。イングラムと違って左右の重量バランスが違いすぎるってコトがない分、今回は左右対称をとるのがなかなか難しいぞ。

しかも、じっくり見てるとまた色々と気になってくるもので…。
これもあるあるですが、どうも右耳がねじれてる気がする。てことでパテ盛って修正です。
20200824_zero2.jpg
片面を太らせて、その分反対側をガッツリ削り落として。ってやってるとまたこれが左右で合わないんだよなぁ…。

どうにかこうにかでひとまずこんな感じ。
20200824_zero3.jpg
なんかまだ、長さ方向の軸に対して外側への傾きが左右で違ってる気がする…。

ちょっと弄って、だいぶ改善した!…と思ったけど…。
20200824_zero4.jpg
写真撮るとほとんど変わってないのが丸分かりです。肉眼だと違和感ないんですけどねぇ…。
見て分かんないレベルのところにこだわっても仕方ないのは分かってるものの、揃ってないのが分かってて放置するのも気持ち悪くて。

ん〜、もうちょっとやるか…って感じです。

一方、パテ盛りついでにその他各部も修正したり。
20200824_zero5.jpg
前頭部はなんかヒケてたところを盛り足し。後頭部は、センターがちょっとエッジ立ったような造形だったんで、どうせならもう少し強調してやろうと思って削った結果すっごい中途半端になってしまったのでつるっと丸いラインに、ていう真逆なアレンジ。不毛です…。
襟の角はちょっとえぐれてしまってたのでフラットに修正。こういうの、後からやるとめんどくささ半端ないので、今のうちにやっておくのが吉です。

そして首回りも進めます。が。
20200824_zero6.jpg
届かない…。
首を支えるダンパー、キット付属のアルミパイプでは長さが足りません。
首のセッティング位置が後ろ過ぎたか?と思って、ディーラーさん公式の画像をあれこれ確認してみますが、そこまでの違いはなさそう。よく分からん!

困ったもんですが、たまたま手持ちでちょっと長めのパイプがありましたんで取り替えてみるとこれならなんとか。
20200824_zero7.jpg
ただ、首に関してはギミックのメンテを考慮してバラせるようにしながらも強固に固定できる仕組みにしておきたいところ、いまひとつこれっていうやり方が思いついてないのでまだ保留です。


などとやりながらも、バイザーギミック設計の試行錯誤は続けておりまして。
Fusion360の機能を生かしてヒンジ角や軸位置のシミュレーションをあれこれ。ようやく、これならなんとか…と満足のいく軌道を描く位置関係を割り出すことができて一安心。

…と思いきや、いざパーツ化しようと思ったらこれが既存のギミックと思いっきり干渉するうえ、それを解消しようとすると、どう考えても前頭部に収まらないレベルで幅をとることに気付いてまたしても暗礁に乗り上げました。

いやもうこれ、ムリなんじゃないの…?


現状のギミック、出来るか分かんないけどやってみよ、ってところから一つずつ現物合わせでやってきた結果、増築に増築を重ねて迷路と化した老舗旅館みたいなつくりになっていまして。

端的にいうと、前頭部を跳ね上げるヒンジとそれを支えるレールをセンターに配したのが失敗でした。実はコアの可動ギミックの設計にもこれが非常に大きな制約となってて、これさえなければもっと色んなコトが簡単に済んだのでは…と思うことしきり。それでも今までどうにかこうにか抜け道を見つけることが出来てたんですけど、ここにきていよいよ誤魔化しが効かない。
いまイチから設計し直すとしたら根本的に違うアプローチでいくだろうなと。

とはいえここまできて今更、ってのはもちろんありますし、出来てるギミックは上手くいってるので、これを捨てるのはさすがに嫌です。

となると何かしら現状を打破する画期的なアイディアを思いつくしかないんですけど!
ってのもあって、ちょっと進捗が芳しくない次第です。

はぁ〜…。


そんな中、第16回目だそうですが、抽選購入に当選しました!
20200824_zero9.jpg
最近あんまいいことない中、珍しく嬉しい出来事なので自慢です(笑)。
市中の状況とか関係なくこれは欲しかったんですよ〜。

ではまた次回。
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零式ヘッドモデル-17:細々と各部 [彩工家 零式]

バイザー可動がちょっと停滞中なので、また気分転換的にその他パーツをアレコレ。
ギミック関係ないガリゴリは気楽です。

まずは目玉カバー。
20200808_zero1.jpg
この出っ張ったマルイチモールド、先日テストした感じだと前頭部開閉時にバイザー下端とギリギリ引っかかることがありそうな気がします。
かつ、元のパーツが歪んでるのに加えて初動で可動用の軸打ちをしくじったため、実はモールドのセンターが1mmほどずれているうえ、ご覧の通りモールドにいくつも気泡が。
てなわけで諸々ひっくるめて修正すべく、ここはガッツリと手を加えます。

一通り削り落としてパテで埋めて盛って、なんとなく整形。
20200808_zero2.jpg
元パーツが割とアレンジ要素多めだったので、せっかく弄るならとアレコレ資料を見てみるも、劇中の作画と設定画と別の画稿とでバランスもディティールも違ういつものやつ。しかも全体像がちゃんと見えることがほぼないので、いろんな資料の折衷案のようなツギハギでっちあげです。
上の方がスカスカ気味なままですが、どうせ覗き込まなければ見えない部分なので気にしなくていいかな。切り飛ばしてもいい気もしますが、そうすると覗いた時に奥のアレコレが見えてしまいそうなので目隠しとして残しておきましょう。
細かくはバイザーのギミックとの兼ね合いも含めて追って検証することにしつつ、あんまりここだけ情報密度が高くても全体の中で浮きそうなのでほどほどにしたい。ここに各種モールドパーツを追加していきますが今日はここまでです。


顎パーツの左右アーム部、開閉ギミック用に継ぎ足したプラ板とキットパーツとの接合部がかなり危険な状態だったので補強しました。
20200808_zero3.jpg
ただでさえ強引に接着してるところを微調整のために熱しては曲げて伸ばしてを繰り返した上にクリアランス確保のため削り込んでて、いつ折れてもおかしくありません。なので、一旦ごりっと削りつつプラ板で上下から挟み込むようにがちっと接着。
この辺も少しはでっち上げでディティール足してあげないと目立つ気がしますが、ナニも考えてないのでここも保留。


あと皆さんお気づきの通り、顎の先端近くにめちゃくちゃ目立つでかい気泡がありました。
20200808_zero4.jpg

ずっと放置してましたがここもランナー片を削ったものを刺して埋め。
20200808_zero5.jpg
肉眼では継ぎ目が見えるんですが、写真だとほら全く分かんないレベル。上手いな〜自分(自画自賛)。


そして気泡と言えば、以前も一度触れましたが頭部本体のパーツの表面が大変なことになっています。
20200808_zero6.jpg
未硬化レジンを塗りつけたくなるレベルですがさすがにそうはいかないので、ポリパテをひたすら練り込んでやりました。

…が。
半日経っても一向に硬化する気配がなく。なんか硬化剤が劣化してる気はしたんですよねぇ…大失敗。
泣く泣くこそげ落としほじくり出して洗ってシンナーで拭いて…。それでも落ちない分はリューターで穴を広げながら削り落としてやりました…。

ポリパテを諦めてエポパテ。
20200808_zero7.jpg
ある種の恐怖症のひとが苦手そうな見た目になっております。
ちゃんと食いついてくれるかちょっと心配ですが、だいぶリューターでごりごりやったんで大丈夫と信じたい。
あと台座周りも直径数mmはある巨大気泡がいくつもあるのを一緒に埋め埋め。


とまぁ色々と作業しております。
あんまり見どころのない記事になりましたが、ひとまずの進捗ってことで。
ではまた次回。
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零式ヘッドモデル-16:続・バイザー可動検証編 [彩工家 零式]

バイザーつづき。
前回、デジタル設計を試みることにしてFusion360の勉強は進んだものの、肝心の設計のほうはさっぱりです。ナニをどうしていいか分からず。

というのは当たり前で、そもそもパーツがどう動いてどう収まるかのアタリがつけられてないのに、いきなり設計できるわけがありません。
3D上で前頭部パーツをまるごと再現できれば画面の中での試行錯誤もできますが、それはつまり零式ヘッドの3Dモデルを作り始めるということです。さすがに本末転倒も甚だしい。

てことでおとなしく厚紙ダミーをもう少し立体的に作り直して、目検討で写し取ったパーツの型紙にあてがいながら角度とか割り出します。超アナログ。
20200804_zero1.jpg
最初のころこういう作業しこたま繰り返したな〜なんて思い出しながら。

額センサーの凹みの部分が思った以上に内側にせり出していることもあって、やっぱりこのぐらい後ろに下げないと上に上げられません。
20200804_zero2.jpg
逆にバイザー後部は高さがないので、そんなに上まで行かなくても収まりそうなのが救い。

ここまでくるのに、前頭部のサイドはかなり削り込みました。
20200804_zero3.jpg
見るからに強度が心配になるほどではないのですが、落としたら割れそう。パーツ落としの名人なので心配です。

で、位置がなんとなく見えたんでようやくギミックの検討に入れるわけですが。
前頭部内側を削り込んだとはいえ目玉カバーとのスキマはほとんどないので、目玉に干渉しない位置と角度でかつ十分な動作角を確保できるパーツ配置が全然思いつきません。
20200804_zero4.jpg
目玉の上にはある程度スペースがあるので、最初はそこにギミックを置いて上に引っぱることを考えてましたが、バイザー前方は動く距離が長い分、上がった時にはむしろギミックとの干渉が避けられそうになく。
いっそ後方に軸を置いて跳ね上げるほうが現実味がありそう、というところで停滞中です。

削りついでに、若干表面のうねりと左右バランスが気になった外装側もガッツリペーパーがけしたり。
20200804_zero5.jpg
だいぶいい感じになってきた気はしますが、もうちょっと整えたいところです。

さてさて、可動構造をどうにか考案できない限り手の動かしようがないので、このままでは先へは進めませんぞ。

ではまた次回。


追記。
MODEROIDヘルダイバーが受注開始です。

MODEROID 機動警察パトレイバー ARL-99ヘルダイバー 1/60スケール PS&ABS製 組み立て式プラスチックモデル

MODEROID 機動警察パトレイバー ARL-99ヘルダイバー 1/60スケール PS&ABS製 組み立て式プラスチックモデル

  • 出版社/メーカー: グッドスマイルカンパニー
  • 発売日: 2021/01/31
  • メディア: おもちゃ&ホビー



早速2つ注文したけど、やっぱりプロポーションが微妙なんですよねぇ。

なにも難癖をつけるために見てるわけじゃないんですが、どうしても否定的に見てしまうからよけいに印象がよくないのかも。致命的にダサいとかおかしいとかいうほどでもないのでこれがまた。
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零式ヘッドモデル-15:バイザー可動検証編 [彩工家 零式]

ついに鬼門のバイザー周りに着手。

キットのバキュームフォーム製クリアパーツは柔らかいため、仮組みしてみたところでいろいろ誤魔化せてしまうので、厚紙ダミーを用意してクリアランスを確認します。
20200731_zero1.jpg

一番幅のでかい上端部がクリアできれば引き上げても収まるはず。
20200731_zero2.jpg
…なのですが、頭部側も一番幅が広いのは下端のバイザーと接する部分なので、普通に考えたらこれどうやったって収まるワケがありませんよ。

なのでまぁ、ある程度後ろに下げながら…てことにはなりますが、だとしてもだいぶキビシイ。
20200731_zero3.jpg
パーツに厚みのある部分は多少削り込めるとはいえ、見えてる断面はまだしも上方にいくほど余裕がなくなるのは分かりきってるので限界があります。バイザー幅をどこまで諦めるかとのバランス調整がキモになりそうです。

バイザーを引き上げるギミックも、後ろに下げつつ上に引き上げる、となるとなかなかタイトな予感…。
てことでここもデジタル設計を試みることにしつつ、Fusion360の勉強も次のステップへ。
20200731_zero4.jpg
軸位置とかをちゃんと設定するとヒンジの可動範囲とかをシミュレートしてくれる便利機能があるんですが、なかなかクセが強くていまひとつちゃんと使えません。でもこれをマスターすればこういう可動ギミックの設計には強い味方になりそうです。まぁ本来そういうソフトなんですけど。


そんな合間に、面倒くさくて保留してた首元の補強パーツも作りました。
20200731_zero5.jpg
ビス止め位置がセンターとれてないんで若干斜めになっちゃったけど、どうせ見えないんで気にしない…。
これで耳つけても後頭部の荷重をけっこうしっかり保持してくれるようになりました。全体を仮組みしてみたところ、いい感じに前後の重心バランスもとれてるようで一安心です。


そして余談ですが。
こういうでかいモデルは写真の撮り方ひとつで全然違って見えるもんですね、て話はイングラム1号機の時も何度かした気がしますけど、見栄えテストついでにレンズによる見え方検証など。
20200731_zero6.jpg
普段お手軽にiPhoneで撮ってますが、久々にデジタル一眼を引っ張り出して撮ってみた。
前の記事の写真と比較していただければよく分かりますが、やはりスマホの超広角レンズとマトモなレンズで全然違うし、テレ/ワイドでまったくパース感が違ってプロポーションも別物です。
やっぱり最終的にはアイボールセンサーを信じるしかありませんねぇ。


で、バイザー可動、うまくいくでしょうか。
差し替えなしの完全変形を目指す上ではここが最後の山場。なんとか諦めず形にしたいところです。
ではまた次回。
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零式ヘッドモデル-14:また調整からの再考察 [彩工家 零式]

再開。

何度弄っても開きすぎてた前頭部と、いまいち開き切らなかった目玉カバーのヒンジ調整。
20200729_zero1.jpg
開き角としてはだいぶいい感じじゃないでしょうか!

初期に比べて動作もぐっとスムーズになってきましたので、引き続き毎日カシャカシャ遊んでしまう。
20200729_zero2.jpg

顎に干渉する左右の頬ダクトもだいぶ広げて削ってクリアランスを確保しましたが…。
20200729_zero3.jpg
閉じた時にはその分スキマが目立ちます。当然ですがこればっかりは仕方ない。
そして熱してクセ付けた部分がどうも戻りがち…。おとなしくガッツリ加工したほうがいいでしょうかね。

垂れ下がり気味になってた顎は、ヒンジ部にスプリングをかけて対処。
20200729_zero4.jpg
テンションがかかって微妙な遊びがなくなった分、ちゃんと閉じますが開く時にも影響が出てはしまうのでその辺はもうちょっと詰めていきます。

てことで再度動画!

どやぁ…。


で、懸案の。

ある意味では劇中最も印象的なこのカット。
20200729_zero6.jpg
これと見比べるとキットは目玉の位置が高すぎる、という同志の指摘が。
言われてみればその通りで、実際に目玉位置を下げた作例を見るとぐっとこのカットのイメージに近くなっています。しかも顔の真ん中に一つ目、という異形感がより強まって、印象もだいぶ変わるのが分かります。
なるほどな〜…と。

ただ結論から言ってしまうと、ウチではやりません。てかムリ(笑)。
上の内部ギミック画像を見ていただければ分かりますが、ウチの現状のセッティングでは目玉を下げると顎に干渉します。そして目玉の前後可動をギミックの要にしていて顎と完全に連動させているため、目玉の位置を変えるとなると可動ギミックがまるっとゼロから作り直しに…。
この辺はしがらみなく位置を調整できる差し替え変形のほうが自由度は高いですね。

あと自分が気になるのは、閉じてる時との「目線」の位置関係です。
20200729_zero7.jpg
このカット、バイザーのV字の切れ角がすごく深いのでなんとなく合ってますが、それでもまだ中の目玉のほうが低い。これも差し替えなら気にならない部分かと思いますが、完全変形となるとやっぱり気になってしまいます。とはいえ本編がずれてるんでずれてるほうが本編準拠といえばそうなんですけど。
で、この目線のつじつまが設定だとどうなっているかというとですね。「フェイスオープン乃図」をよくよく見ますと、なんと「3」と「4」で目玉の高さがしれっと変わってる(笑)。


ついでに、一度は割り切った「目玉は前に出るのか問題」ですが、これも「フェイスオープン乃図」を改めてPC上で重ねて透かしたりして厳密に検証したところ、目玉も含めて顔面が前に出てその後全部まとめて後ろにひっこむ(その際なぜか目玉の位置が下がる笑)、のが設定上の動きだという結論です。ただ前に書いた通り、劇中でひっこむところが描かれてないんでそこは今回はオミットしますけど。現状のギミックで顔がもっかい引っ込むようにするのはカンタンなんですが、そうすると顎と目玉カバーも閉まっちゃうのです…。


とまぁそんな感じですので…、諸々踏まえて目玉の位置関係は弄らず現状のまま行こうと思います。

ただ今回の指摘を受けて、だいぶまた設定やら本編カットを見返しました。
もちろんこれまでも何度となくあれこれ見てたんですが、ギミックのための可動のつじつま視点でしか見てなくて、劇中イメージだとかプロポーションについてキットのバランスとの差異を全然考えてなかったんですよね。

改めていろいろと見てみますと、敵役ということもあってかなり悪人面に描かれている設定に輪をかけて異形感マシマシで不気味さが表現されている劇中の作画に対して、キットがかなりプレーンでスッキリとした造形にアレンジされているのがよく分かります。それがこのキットの「イケメン感」の正体でしょうか。それでいて零式っぽくないわけでは全くなくて、かつカッコ良い。
20200729_zero8.jpg
キットのアレンジだと、ちゃんと「イングラムの後継機として篠原重工が開発した機体です感」があるような(笑)。野明の言うとおりたしかに冷静に考えたら警察用レイバーとしてはデザインが凶悪だもんね。

最近の立体物でいうとコトブキヤD-styleのがなかなか良かったのは、SDのアンバランスさが零式の異形感とマッチしてたってことでしょうか。そして当時モノの海洋堂のソフビなんかはだいぶ異形よりに仕上げられてますね。
20200729_zero9.jpg
コレ入手してたの忘れてましたが発見。代わりにロボ魂版の零式が見つからない…。
常々、いまひとつ特徴に欠ける新作プラモにあーだこーだ言ったりしてますが、「こういう解釈です!」っていう個性がハッキリしてるほうが立体としてはやっぱり魅力的な気がしますな。


さて。
検証の結果としてやっぱりここはちょっと手を入れさせて頂きたいかも…って部分はあるにはあるんですけどまずはバイザー可動をなんとかしないと造形のことが考えられません。
なんとな〜く機構のイメージは固まりつつあるんですがとりあえず試作してみてからが勝負ですね。どうなりますやら。

ではまた次回。
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一回休み [雑記]

零式ヘッド、仮組みできてカッコ良さに大満足してたところに同志からの爆弾投下でアレコレ考え中。てことでちょっと一息入れて。

旧1/60の零式パチ組みを引っ張り出してきたりなんかして。
20200725_pat60_1.jpg
これもカッコイイなー。

毎度言ってますが、旧1/60のプロポーションは思い出補正込みながらとても好きで。
イマドキのトレンドとして大抵みなさん脚を伸ばしがちなんですが、それはそれでスタイリッシュになってカッコイイんで否定はしないものの、元のバランスのちょっと鈍重さがある感じもまたレイバーらしいんじゃないかなって思ってる派。

シリーズ後半アイテムってことでだいぶ出来の良いファントムなんかも出してきたり。
20200725_pat60_2.jpg
これねぇ。
電動ギミックで上体がぐい〜ん…て持ち上がったりしたら超いいよね〜、なんて思いながら今のところ思ってるだけです。

そんなこんなの一休み。自分としてはこのところペース速すぎたのもあって、一旦冷静になりましょう。

ではまた次回。
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零式ヘッドモデル-13:台座加工と仮組み!! [彩工家 零式]

同志のおかげか、もけいモチベ絶好調です。
引き続き、WFディーラー「彩工家」さんの1/8零式ヘッドモデル。

首回りの工作をあれこれ進めつつ耳つけての重量バランスも気になってきたところで、必要な補強箇所を検証するためにも台座への固定方法を考えていかねばです。

ギミック操作用の角棒が首を貫いてますんで、当然ながら台座の方にもそれを受ける構造が必要に。
てことで、台座パーツに角穴を開けました。
20200724_zero1.jpg
厚み2.5cmのレジンの塊に、角穴をしかも斜めに穿けねばならないという難ミッション。さすがにこのデカブツは真っ二つにして溝を掘るってワケにもいきませんので、ドリルで穴を穿ってからヤスリでしこしこと削り広げました。テキトーながらそれなりにアタリをつけてやってやったところ、ほぼ角度も正確に穿孔することができて一安心。…小一時間かかりましたけどね。

で、若干の角度微調整は必要そうですが、首パーツのガタもほとんどなく。
20200724_zero2.jpg

そして底面から突き出す角棒。
20200724_zero3.jpg
思った以上にキレイに出来ましたんで、これ首パーツも唐竹割りしなくても良かったんでは…と思ったり…。

余談ですがこのギミック操作用の棒、とりあえず仮で付けてるものだしと各部補強用の部材はこれを切って使ってるので、どんどん短くなっていきます(笑)。
20200724_zero4.jpg
調整したギミックが快調に動ようになって隙あらばガシャガシャ遊んでるのですが、持つとこがだんだんなくなって操作しにくくなってきました…。


首を支えるダンパーの受けとなるパーツもゲート処理して準備しています。
20200724_zero5.jpg
円筒状の首パーツの側面への取り付けになるので、接合面の調整がなかなかシビア。削っても削っても合わず、左右のバランスが取れず…。
あーもう!!どうしたら…!?と思いながらこれも小一時間以上かけて弄ったところでようやく気がつきました。先にダンパー側から位置決めしてやれば一発なのではと。気付くのが遅いよ…。
一旦保留。


で。
首の角度とか台座との接合部の検証とかしたいけどギミックの操作棒が邪魔でままならないけど、かといってギミックをバラすのはめちゃくちゃ面倒だから頻繁にはやりたくなくて…、という状態でしたが、晴れて台座の穴開け加工が済んだのでようやく組めるように。

ということで、遂に!本体仮組みです!!
20200724_zero6.jpg
きゃー!カッコい〜!
いや…なんか思ってた以上にカッコいいんですけど…。なにこれたまらん。
首の固定がまだちゃんとしてないので耳の重さに引っ張られてちょっと後ろに傾き気味ですが、5mm角棒が通ってるだけあって、けっこうガッツリ安定して固定できてます。
これは満足度高いですねぇ。

しかし………。

………なんか、でかくね?(笑)

正直、想定以上のサイズ感でちょっとびっくりですわ。
同シリーズのイングラムもそこそこなボリュームでしたけど、台座だけで結構ガッツリなこともあって二回りぐらい大きい気がする。これ完成したあと飾る場所あるのか…。


そして、フェイスオープン!
20200724_zero7.jpg
まだ前頭部開きすぎなママですけど、いや〜大迫力。
全開時は首の角度このぐらいがちょうどよい気も。なるほど同志が首の角度こだわってるワケだわと納得です。ただギミックの都合を考えると、首の角度可動はリスクが大きすぎるので、ガッツリと補強してやる方向で考えます。
パーツの位置関係が仮にもFIXできましたので、補強の入れどころも考えやすくなりました。例によって、「組んでバラす」ことが出来るようにするにはどこをどう固定してやればいいか思案どころ。

難関のバイザー周りの検証が全くできていませんが、だいぶいい感じにテンション上がって参りました。この勢いで完成まで突っ走りたいですね!
と、言いながら一向に完成しない当ブログお馴染みのフレーズで締めつつ(笑)。

ではまた次回。
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零式ヘッドモデル-12:耳つけてみた。からの諸々調整。 [彩工家 零式]

試しても上手くいかないのはまだしも、上手くいってたとこがなぜかダメになるとテンション下がるものです。というわけで、前回各部をガッチリ固定できるようにしたら激シブになってしまってたギミック周りを調整しながら、破損したギミックパーツを再生産したり。
早くバイザー周りに着手したいんですけどね。

ちょっと気分転換が必要だなと思ってたところにちょうど、同志から「早く耳付けて重量バランスに絶望せよ(意訳)」との指令があったのでウサ耳パーツに手を出しました。
20200723_zero1.jpg
やー、このシリーズいつもなんですが、なにぶんパーツがでかいもので、ゲートとパーティングラインの処理でゴリゴリやってるといい感じに汗だくになります(笑)。

そしておや。
20200723_zero2.jpg
先端にゲートがあるんでパーツ形状を心の目で見ながら削り出したら左右で形が違います…。

セオリー通り、片方切り飛ばして極太ランナー片を接着して再度削り出し〜。
20200723_zero3.jpg

で、仮組みしてみました。
20200723_zero4.jpg
軸打ち下手くそマンなので嵌合がいまひとつですが取り敢えず。

角度によっては「こんなに耳長かったっけ…!?」と思いつつ、全体像はいい感じ〜。
20200723_zero5.jpg
なんだけど、ちょっと顎が垂れ下がってるな…。ここは調整したい。

微調整したギミックも再度組み上げてテスト。
20200723_zero6.jpg
前頭部跳ね上げアームは修正したんだけどちょっと足りてないようでまだ開きすぎ。とはいえ耳もついて雰囲気満点です。

肝心の重量バランス問題。
同シリーズのイングラムでもウサ耳の重さには悩まされまして、必死で中くり抜いて軽量化したりしてたんですが、今回はイングラムと違って左右対称だし横に転がることはないだろ、とちょっとタカをくくっておりました。
でもまぁ、重いよね(笑)。後ろにひっくり返りますわこりゃ。

ただ重心が微妙な位置にあるようで、ちょっと前傾させてやると途端に全重量が前方にかかって今度は前に転がりそう。最終的にはやや前傾気味になる設計なので、うまいことバランスが取れればいいのですが。
どのみちギミック保持のためにもう少し補強が必要だなとは思ってましたから、ここはまぁやってやりましょう。難しくはない作業ですが、首の角度調整はこのシリーズけっこう要なので慎重にいきたいところです。

で。
20200723_zero7.jpg
やっぱり全開時にまだ顎と頬ダクトが干渉しちゃってて。前述の閉じ状態での垂れ下がり問題と併せて、動作範囲を「上方修正」してやれば少しマシになるかな?
そして目玉カバーはもう少し開くはずのところ、頬と顎の干渉のせいで開ききってない感じがありますが、連動させてる顎パーツの角度調整と同時に解消できるのでは。この辺は最初期に仕込んだギミックなので今更調整するのは気が進みませんケドも…。各部ガッチリ組めるようになって初めて分かるトラブルが続きますね。

そしてバイザーのギミックに向けて、こめかみ部分の嵌合がいよいよ気になり出してきており…。今回は造形の解釈はママ生かすつもりだったんですが、ちょっと悪魔の囁きが。

どうなりますやら。
ではまた次回。
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