突然ですが電車です。 [富山地鉄の模型]
トミーテック「鉄道コレクション」から、富山地方鉄道14760形です。
いきなり当ブログでは新ジャンルの鉄道ネタで恐縮ですが、実はワタシ、富山出身の元鉄道ファンでして。鉄道模型も、その昔ちょっと嗜んでいたことがございます。
以下、どうでもいい雑記が続きますんで畳んでおきますね…。
最近、歳のせいかストレスからの逃避か分かりませんが、懐かしい思い出に回帰する傾向が強くてですね。前述の通り富山出身の元鉄道ファンでかつ模型趣味な者としては「地鉄電車の模型」なんかもう、どストライクなわけです。
そんなわけで、「鉄コレ」こと鉄道コレクション、富山地鉄14760形(旧塗装)。
鉄コレは、鉄道模型の大手ブランドTOMIXを擁するトミーテックが発売している商品で、標準規格であるNゲージとサイズを合わせた150分の1スケールとしながらも、ギミックや一部ディティールをオミットすることでマイナー車両を廉価で展開するという意欲的なシリーズで人気を博しています。価格を抑えるための策か主にブラインドパッケージでの販売ですが、この14760形のようにオープンパッケージのものも増えています。
で、なぜか鉄コレではありがたいことに富山地鉄が異様に厚遇されてて。他にも新旧の各種車両が次々とモデル化されており、ファンを喜ばせています。
まぁ、富山といえば鉄道ファンには見逃せない鉄道大国でもありまして。
昨今では北陸新幹線の開通はいうまでもなく、地方私鉄としては最大級の規模を誇る富山地鉄の存在や、国内では数少ない路面電車の走る街だったところにLRTの導入で富山ライトレールやらセントラムやらの登場など、このところ新しい話題にもことかかないのが富山の鉄道事情です。
この鉄コレ14760形の発売自体は2013年の6月なんでもう3年前の商品を今更ご紹介してるわけで、さらに購入したのは去年の秋頃なので色々タイミング遅いにも程がありますが。ちょうどその頃から突如「思い出回帰モード」に入ったため、市場在庫が消え失せそうになったところでギリギリ在庫の残ってた模型店の通販で確保したものです。
元西武のレッドアローだとか元東急の車両だとかが話題になりがちですが、ワタシにとっては地鉄といえば14760形です。日常的に地鉄を利用していたわけじゃないんでそこまでではないといえばないんですが、小学校の遠足の時に今は無き大川寺遊園まで(…歳がバレますな)、とか何かにつけて地鉄には思い出がありまして。地鉄オリジナル車両の代表格で、登場時にはブルーリボン賞まで獲得したというこの車両には格別にこみ上げるものがあります。
旧塗装と銘打っているとおり、その後オレンジと緑の「新塗装」が登場していますが、そちらは未だに馴染めません。富山在住時代には存在しなかったハズなのもありつつ、単に「ださくね?」というのもありつつ。今では旧塗装を「だいこん」、新塗装を「かぼちゃ」などと呼称するようですが、そんなのリアルでは聞いたことないんで実感も湧かず。やっぱり旧塗装とかじゃなく、「雷鳥色」と呼びたいですな。
(余談ですが、鉄コレでも「新塗装」も商品化されていますが、雷鳥色に比べて圧倒的に人気がないようで未だに各所で売れ残っているようです…)
で、この「雷鳥色」の14760形の鉄コレ、一般販売の前にも世に出たことがありまして。
こちらです。
2011年の映画「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」のBD/DVD豪華版パッケージに2両セットが特典として付属していたのです。これは発売日に買いました。
この映画、鉄道に関わる熟年夫婦が第二の人生を考え直す様を描いた「RAILWAYS」シリーズの第2弾なんですが、とてもイイ映画です!と力説しておきます。
特典で鉄コレが付いてくるあたりからも分かるとおり鉄道ファンを意識していて、BDには鉄道シーンに特化したチャプタ選択画面も用意されているほどですが、そもそも立山連峰をバックに走る地鉄電車とか垂涎のシーンが目白押しで地鉄好きは必見ですし、お話自体も邦画らしいしっとりと良く出来たストーリーですので楽しめます。
でまぁ富山出身の元鉄道ファンとしては、この特典付きBDは大満足の商品で。
鉄道模型というのは一説にはキングオブホビーとまで言われるぐらい奥の深い…言い方を変えれば泥沼のような趣味ですので、本格的にハマると危険極まりないジャンルなわけですから、大人になってからはハマらないように気をつけていたんですよ。
いつ何時再燃してずぶずぶと沼に堕ちるか分からない中で、「ガチ鉄道模型じゃないけどそこそこ良く出来たおまけ」を手にして、これで程よく満足満足…のハズだったんですが…。
が。
つい、市販verの鉄コレ14760形も買ってしまった、というわけです。
特典版との差別化で増結車両もセットになった3両編成ですが、妻面の塗装が違うとか、スカート装備なら連結器は密自連のハズだとか、密連でスノープラウ付きならスカート無しが正しいとかとか、詳しい方はいろいろ気になるようですがまぁいいじゃありませんか。良く出来た模型がお安く手に入るなんていい時代です。
トミーテックの商品と言うこともあり、鉄コレは鉄道模型としてグレードアップするための別売り部品がもろもろ用意されている他、TOMIXのオプションパーツも使用可能となっております。
ということで、指定通り、別売りの動力ユニットに換装。
パンタグラフもリアルなNゲージ用パーツから指定のPG16に交換し…
増結車と連結する中間先頭車のカプラーはネットの情報を参考に、TNカプラーJC6324とJC6364を2コイチしてみました。
もう泥沼一直線です。
ここまでしたら当然走らせたくなるわけで、線路やらパワーパックやら、実家のどこかには眠っているはずのあれこれを新たに買い込んで走らせて楽しんでますが…ひとつ物足りないことが。なぜかライトの点灯周りに関しては、サポートが全然ないんですよねぇ。
完成品が中心の鉄道模型では、ヘッド/テールライトはデフォルトで点灯、室内灯はオプションで、というのが一般的ですが、鉄コレに関しては今のところその辺が全然用意されていません。
となれば、模型電飾には腕に覚えのある身としてはちょっとこれチャレンジしたくなるじゃありませんか。ネット上では諸先輩方があれこれ実践されているので参考にしつつ、やってみることにします。
と、いうわけで、鉄コレ点灯化工作への長い長い前振りでした。
今後は時折電車の話題も登場します。
ではまた次回。
いきなり当ブログでは新ジャンルの鉄道ネタで恐縮ですが、実はワタシ、富山出身の元鉄道ファンでして。鉄道模型も、その昔ちょっと嗜んでいたことがございます。
以下、どうでもいい雑記が続きますんで畳んでおきますね…。
最近、歳のせいかストレスからの逃避か分かりませんが、懐かしい思い出に回帰する傾向が強くてですね。前述の通り富山出身の元鉄道ファンでかつ模型趣味な者としては「地鉄電車の模型」なんかもう、どストライクなわけです。
そんなわけで、「鉄コレ」こと鉄道コレクション、富山地鉄14760形(旧塗装)。
鉄コレは、鉄道模型の大手ブランドTOMIXを擁するトミーテックが発売している商品で、標準規格であるNゲージとサイズを合わせた150分の1スケールとしながらも、ギミックや一部ディティールをオミットすることでマイナー車両を廉価で展開するという意欲的なシリーズで人気を博しています。価格を抑えるための策か主にブラインドパッケージでの販売ですが、この14760形のようにオープンパッケージのものも増えています。
で、なぜか鉄コレではありがたいことに富山地鉄が異様に厚遇されてて。他にも新旧の各種車両が次々とモデル化されており、ファンを喜ばせています。
まぁ、富山といえば鉄道ファンには見逃せない鉄道大国でもありまして。
昨今では北陸新幹線の開通はいうまでもなく、地方私鉄としては最大級の規模を誇る富山地鉄の存在や、国内では数少ない路面電車の走る街だったところにLRTの導入で富山ライトレールやらセントラムやらの登場など、このところ新しい話題にもことかかないのが富山の鉄道事情です。
この鉄コレ14760形の発売自体は2013年の6月なんでもう3年前の商品を今更ご紹介してるわけで、さらに購入したのは去年の秋頃なので色々タイミング遅いにも程がありますが。ちょうどその頃から突如「思い出回帰モード」に入ったため、市場在庫が消え失せそうになったところでギリギリ在庫の残ってた模型店の通販で確保したものです。
元西武のレッドアローだとか元東急の車両だとかが話題になりがちですが、ワタシにとっては地鉄といえば14760形です。日常的に地鉄を利用していたわけじゃないんでそこまでではないといえばないんですが、小学校の遠足の時に今は無き大川寺遊園まで(…歳がバレますな)、とか何かにつけて地鉄には思い出がありまして。地鉄オリジナル車両の代表格で、登場時にはブルーリボン賞まで獲得したというこの車両には格別にこみ上げるものがあります。
旧塗装と銘打っているとおり、その後オレンジと緑の「新塗装」が登場していますが、そちらは未だに馴染めません。富山在住時代には存在しなかったハズなのもありつつ、単に「ださくね?」というのもありつつ。今では旧塗装を「だいこん」、新塗装を「かぼちゃ」などと呼称するようですが、そんなのリアルでは聞いたことないんで実感も湧かず。やっぱり旧塗装とかじゃなく、「雷鳥色」と呼びたいですな。
(余談ですが、鉄コレでも「新塗装」も商品化されていますが、雷鳥色に比べて圧倒的に人気がないようで未だに各所で売れ残っているようです…)
で、この「雷鳥色」の14760形の鉄コレ、一般販売の前にも世に出たことがありまして。
こちらです。
2011年の映画「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」のBD/DVD豪華版パッケージに2両セットが特典として付属していたのです。これは発売日に買いました。
この映画、鉄道に関わる熟年夫婦が第二の人生を考え直す様を描いた「RAILWAYS」シリーズの第2弾なんですが、とてもイイ映画です!と力説しておきます。
特典で鉄コレが付いてくるあたりからも分かるとおり鉄道ファンを意識していて、BDには鉄道シーンに特化したチャプタ選択画面も用意されているほどですが、そもそも立山連峰をバックに走る地鉄電車とか垂涎のシーンが目白押しで地鉄好きは必見ですし、お話自体も邦画らしいしっとりと良く出来たストーリーですので楽しめます。
でまぁ富山出身の元鉄道ファンとしては、この特典付きBDは大満足の商品で。
鉄道模型というのは一説にはキングオブホビーとまで言われるぐらい奥の深い…言い方を変えれば泥沼のような趣味ですので、本格的にハマると危険極まりないジャンルなわけですから、大人になってからはハマらないように気をつけていたんですよ。
いつ何時再燃してずぶずぶと沼に堕ちるか分からない中で、「ガチ鉄道模型じゃないけどそこそこ良く出来たおまけ」を手にして、これで程よく満足満足…のハズだったんですが…。
が。
つい、市販verの鉄コレ14760形も買ってしまった、というわけです。
特典版との差別化で増結車両もセットになった3両編成ですが、妻面の塗装が違うとか、スカート装備なら連結器は密自連のハズだとか、密連でスノープラウ付きならスカート無しが正しいとかとか、詳しい方はいろいろ気になるようですがまぁいいじゃありませんか。良く出来た模型がお安く手に入るなんていい時代です。
トミーテックの商品と言うこともあり、鉄コレは鉄道模型としてグレードアップするための別売り部品がもろもろ用意されている他、TOMIXのオプションパーツも使用可能となっております。
ということで、指定通り、別売りの動力ユニットに換装。
パンタグラフもリアルなNゲージ用パーツから指定のPG16に交換し…
増結車と連結する中間先頭車のカプラーはネットの情報を参考に、TNカプラーJC6324とJC6364を2コイチしてみました。
もう泥沼一直線です。
ここまでしたら当然走らせたくなるわけで、線路やらパワーパックやら、実家のどこかには眠っているはずのあれこれを新たに買い込んで走らせて楽しんでますが…ひとつ物足りないことが。なぜかライトの点灯周りに関しては、サポートが全然ないんですよねぇ。
完成品が中心の鉄道模型では、ヘッド/テールライトはデフォルトで点灯、室内灯はオプションで、というのが一般的ですが、鉄コレに関しては今のところその辺が全然用意されていません。
となれば、模型電飾には腕に覚えのある身としてはちょっとこれチャレンジしたくなるじゃありませんか。ネット上では諸先輩方があれこれ実践されているので参考にしつつ、やってみることにします。
と、いうわけで、鉄コレ点灯化工作への長い長い前振りでした。
今後は時折電車の話題も登場します。
ではまた次回。
テツモ再燃ですか!(^w^)
鉄コレって富山系は充実しているんですねぇ。
自分は北海道なんで、思い出といえば鮮やかな小豆色の車体にクリーム色の顔の711系(旧塗装)なんですが、数年前、オクで見付けて買ってしまいました(笑)
6両セットを3両編成2組にしようと、鉄コレの動力や床下パーツなども買いそろえちゃってます(^o^;)
そもそも鉄道模型のストラクチャー製作がキッカケでウン十年ぶりの模型とNゲージにハマってしまった自分ですが、仰るとおり、泥沼にハマると高くついてしょうがないので、最近は抑え気味です(苦笑)
RAILWAYSの第二弾ってあったんですね。
第一弾と僕たち特急は見たんですが…抑え気味が功を奏し過ぎたかなぁ?(^-^;)
by yangmin (2016-02-16 22:58)
>yangminさま
いやー、困ったものです(^^;
そして711系、よく知らなかったのでググってみましたらおでこにライト付いてるのが超絶かわいくてちょっと気に入りました。
やっぱり思い出の車両はつい反応しちゃいますよね〜。
鉄コレ自体は安いんですが、あれやこれやと追加パーツに手が伸び始めると結局イイお値段になっちゃうのも困りものです。
しかも、せっかくだからあの車両と並べて…などと思ってしまって物欲が暴走気味な今日この頃…。
by nuke_sve (2016-02-17 00:42)