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未経験からのフィギュア作り-9:怒濤の複製編 [フィギュア原型チャレンジ]

WF終わりましたが、とりあえず過程の記録から…。


前回なんとなく原型が完成したっぽいので複製に突入…と思いきや、やっぱり細かいところが気になってポリパテ盛って微調整。
20170220_fig1.jpg

などやってる最中に、パーツを床に落っことして破損!!!!
20170220_fig2.jpg
泣く泣く補修です…。
しかもそれが一度ではないというね…。

そして引き続きどこまで整えたらいいのか分からないまま終わらないヤスリ作業に明け暮れますが、いい加減複製に入らないとマズイ、ということでいけそうなパーツから表面処理には見切りを付けて粘土埋めへ。
いよいよ初体験のシリコン型取り作業です。

いざやってみたらひたすら面倒で楽しくなかった粘土埋め、汚いながらもどうにかこうにか第一陣できました。
20170220_fig3.jpg
出来た気がするパーツを先行で埋めた結果、パーツの高低差がありすぎて型作りとしては実に無駄が多いんですが、細かいコトは気にしてられません。
この時点でWF4日前の早朝…。1日おきに徹夜して巻き返しを計るシフトに入りました。

一発目のシリコン流しの結果がこちら。
20170220_fig4.jpg
複製作業って高度で難しい作業っていうイメージがあって、それゆえなかなか手を出しにくかったんですが、いざやってみたら案ずるよりなんとやら。結構きれいにできました。

ほっと一息つきつつ、シリコンバリアを塗布して反面も流します。
20170220_fig5.jpg
ホント、無駄にごつい型に…。
シリコンはkg単位で売ってるんで、そんなにあれば足りるでしょ、なんて思ってたところ、全く足りず。この型だけで1.5kgぐらい使ってしまいました…。
しかも、買い足そうにも同じ銘柄のが行きつけの店で品切れだったりとまさかのタイムロスもあったり。

そんなこんなありつつ、出来た型をドキドキしながら開いてみましたら、これまた結構うまくいったのでは。
20170220_fig6.jpg
ある程度の柔軟性があるとはいえ、シリコン型がどこまで無茶できるのかの経験値もない中で、だいぶ逆テーパーやら入り組んだダボ造形やらでフクザツな型になってるんですが、シリコン節約のために投入したクズが原因で一箇所ばかでかい気泡が入ってしまった以外は、致命的な不良もなくいいかんじです。

反省を生かして一番でかいパーツは単体で型取り。
20170220_fig7.jpg

次々型取りしながら、並行して出来た型からレジンを流してガンガン複製してきます。
20170220_fig8.jpg
レジン流し初体験は、型の合わせ目からどぼどぼとレジンが漏れて大惨事に…。やっぱり定説の通りいかに型をがっちりクランプするかがキモのようですね。
ホントは木の板や石膏でバックアップするのが望ましいんでしょうが、段ボールでそれっぽいサポート材を作成してやったらなんとかなりました。

が…。

予想外にキレイに抜けるパーツがある一方、何度やっても上手くいかないパーツも複数。
レジンの流れるゲートを彫り直したり追加したりしつつちょっとずつ改善していきます。

この時点で、WF前日。トラブルはありつつもパーツは揃ってきてはいるので、なんとかなるんじゃないの?と思ってました。このときは。
でもまぁ、そんな甘いモンではありませんでしたね。

ということで、当日編へ続きます…。
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