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ヴァリアント-5:再開といろいろやり直し [道楽模型堂1/35ヴァリアント]

油断するとすぐ間が開きますがいつものことです。

お手つきキットをガンガン進めていきたい今日この頃。
ということで、WF後に1体スピード完成させたところで、次なる長期お手つきキットを引っ張り出しました。
20190324_variant1.jpg
数ある我が家のお手つき群の中でも最長クラスのひとつです。

前回記事がこちら→ヴァリアント-4:全体像(仮)
なんと2015年9月という…。戦慄しますね。

で、前回「ゲート処理が中途半端なところを仕上げたらあとはもう塗って組むだけ」などとふざけたことを言っておりましたが、改めて見てみたらまぁ酷いのなんの。
以前書いた通り、精緻な設計に対して手流しレジン成形ゆえやむを得ず精度が追いついておらず嵌合に影響してしまってる箇所がありまして、パーツごとに丁寧な擦り合わせが必要なキットです。
が、どうやら当時はそれこそ「完璧を目指すより終わらせろ」と考えたのか、細かいコトを気にせず瞬着でガシガシ組み立ててしまっていました。
かなりガッツリとスキマが開いてる部分も強引に瞬着を流し込んで埋めた気になっていたりとか、それでも全然埋められていなかったりとか。段差・スキマだらけ。
20190324_variant2.jpg
その後数年の放置期間の間に、パテ類なんかもだいぶ使い慣れてきましたから、あまりに酷い箇所はキッチリ仕上げ直すことにします。

とりあえずでかすぎるスキマにパテを充填したり。
20190324_variant3.jpg
様子を見ながらもう何段階か盛って削ります。

さらに、なんとなくそれっぽくは組めていたもののだいぶ粗が目立っていたコックピットハッチまわりは、勢いで組んだせいであちこちツラが合ってない部分を手当たり次第に修正。恐らく本来の設計意図とは微妙にあちこちズレてしまってるんでしょうが、どうにか見られる最低限のところまで来たような気がします。
20190324_variant4.jpg
上下に開く背面ハッチがそれなりにちゃんと閉じるように。
周辺の微妙なスキマはパテで要調整ですね。

そして、前回記事の画像で賢明な方はお気づきの通り…
20190324_variant5.jpg
左肘のパーツ、キットで貫通してなかったブチ穴を抜こうとして、うっかりすり鉢状のモールドの外周合わせで穴をあけてしまっていました。本来は一回り内側、すり鉢の底に穿孔するのが正しいのです…。
実はこれも長年の放置プレイの原因のひとつでして、当時これをどうにかリカバーできる気がしてなかったので、このまま目をつぶるか、いやでも…と迷ってたり。

幸い右肘は間違ってなかったので、おゆまるで型を取りました。
20190324_variant6.jpg
で、型に左肘パーツをはめ込んで、僅かな隙間にエポパテを充填。

うまくいったかと言えば微妙なクオリティですが、埋まるべきところはなんとなく埋まりました。
20190324_variant7.jpg
も少しキレイに仕上げてやれば、少なくとも大穴が開きっぱなしの状態よりは遥かにマシでしょう。

鬼門のハッチ周りと、とんだ大ポカのリカバーを無事に乗り越えましたので、ここから先は普通にレジンキットとしてやるべきことをこなしていけばいいだけのハズ。
再開しようとパーツを広げたままなかなかやる気出ずでしたが、ここ数日ようやくちょっと進捗したところでモチベーションも上がって参りましたので、ペースを維持していきたいところです。

ではまた次回。
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