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零式ヘッドモデル-1:検証と調整 [彩工家 零式]

例によって複数のお手つきを同時進行中です。
模型モチベ上がりまくりなのでいろいろ進んでます。

とりあえず離型剤落としてゲート処理…などと言いながら手を着けた(→LINK)のが今見たら1年以上前だったようですが、それ以来また積みっぱなしだった、WFディーラー「彩工家」(@saikuya_0001)さんの1/8零式ヘッドモデル、ちょびっと進捗。

相変わらずの大ボリュームキット、パーツ並べただけで壮観です。
20190918_Zero1.jpg
言うまでもなく、去年の画像ですが…。

このぶっといゲートが「あぁ…またこの大変なキットに手を着けてしまった…」感(笑)。
20190918_Zero2.jpg
まぁもう慣れたものですのでガシガシいきますが、いくつか問題が。

今回は複製条件がよろしくなかったのか、一部パーツの表面がとんでもない気泡だらけです。
20190918_Zero3.jpg
これは処理すんの手間かかりそうですが、なにぶんスケールでかいのでぶわっとやってごりっとやればなんとかなるでしょう。

もう一つの重大な問題がこちら。
20190918_Zero4.jpg
顎のパーツ、左の取り付け部分がひしゃげていました。

ほら。
20190918_Zero5.jpg
パーツの変形というより、これはレジンがちゃんと硬化しないうちに型から外してしまったために起きてる歪みのようで、ちょっと熱を加えてどうにかなるものではありません。
さすがにパーツ交換とかお願いしていいレベルだと思いますが、制作プラン上ここは関係なくなる予定なのでそのまま弄っていきます。
なんといっても零式ヘッドの最大の特徴はフェイスオープンのギミック。キットでは差し替え再現ですが、やっぱり可動式にしてうまいことやりたい所存。

とりあえず目玉周りのパーツから様子を見ます。ガバッと上に開く内部パーツの接続部がこちら。
20190918_Zero6.jpg
上下に可動する軸となる左右の接続部が、ハの字になってますね…。
閉状態の定位置でぴたっと止まるように、っていう設計なのでしょうか。しかしこれだと開状態での保持にストレスがかかりますし、スムーズな可動の妨げになりそう。

削って接触面が垂直になるようにして、仮で真鍮線を打ってみました。
20190918_Zero7.jpg
うっは…いろいろ斜め…。あとで調整します…。

とりあえず主要なパーツが仮組み出来る状態になったので組んでみますが、どうにも顎パーツのクリアランスが怪しい。
20190918_Zero8.jpg
キットではもともと、顎の接続部に埋め込む金属ボールをパーツの弾性で頬の内側の凹みに引っかけることで開状態を保持する設計になってるのですが、そもそも顎パーツ自体が開位置だと左右の頬の間にどうしてもまともに収まりません。どこが悪いんだろうと顎の接続部まわりを散々削ってみたりして試行錯誤を繰り返したものの解決せず。

あーでもないこーでもないとやってましたが、左の頬部分が歪んで内側に反ってしまっていることが発覚しました。釜茹での刑です。
熱湯に浸けてぐいっと広げてやったところ、本来意図されてたであろう感じで組めるようになって一安心。
20190918_Zero9.jpg
顎の接続部は結局切り飛ばしたり削ったりしたダボをプラ材で補完して、ひとまずの仮組み用として仕立てています。位置合わせだけしたらそれを基準に次のステップに進む予定。

カッコいいものが出来上がる予感しかしてませんが、果たして完成は何年後でしょうか(笑)。
ギミックも凝りたいですが電飾も仕込みたい。妄想だけは広がっていきます。
さてさて、どうなりますやら。

ではまた次回。
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yan

ぬは! これは自分より出来上がるの早そうですね(汗

ちなアウトドア関連もツッコミ大歓迎ですよ(笑
by yan (2019-09-19 01:11) 

nuke_sve

>yanさま
いやいやそんな〜。
yanさんのほうがずっと早く着手されてるんですから〜(笑)
なんて。いつも「エール」頂いてるのでお返しです(^^;

もう超インドア派なもので、アクティブなご活動すごいなーっていつも思ってますです。
by nuke_sve (2019-09-21 01:01) 

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