零式ヘッドモデル-26:目玉の固定と大問題発覚 [彩工家 零式]
新年早々3Dモデリングで内部パーツを制作した目玉ギミック周り。
ちゃんと固定・分解できるように加工しました。
目玉上部のカバーに軸を打ち、内部パーツを通して固定できるよう「底板」に軸受けを追加。
これで、電飾ギミックを仕込む段になっても組んでバラしてが可能に。
一方、下側のパーツは「底板」に接着してしまいました。
さんざん歪みの矯正に苦労した目玉周りですが、こうしてちゃんと固定出来るようになったことで最終的なバランス調整も進みます。
で。
頬ダクトの加工によってまたもやクリアランスの調整が必要になってた顎周りも、目玉が固定出来たことに伴ってさらに要調整箇所が見えてきたので、並行してちまちま補正していました。
しかしこれが、ど〜にもこ〜にもバランスが左右で揃わない。盛っても削っても、アチラを立てればコチラが立たず状態。おっかしーなー、と思いながら不毛な一進一退を続けていたんですが、原因が判明しました。
なんと、肝心要の、顎と目玉カバーの可動軸が左右でズレています…。
分かりますでしょうか、左右で高さが違うのが。さらに奥行き方向にもズレています。
いずれも0.5mm〜1.5mm程度のわずかなズレではありますが、各部のクリアランスがシビアな中で1mmのズレは致命的。
よもや3D CADで精密ギミックを設計し3Dプリンタで造形することになるなんて夢にも思ってなかった最初期に加工した部分、まぁだいたいこんなもんでしょ、というアバウトさが思いっきり出ています。ってことに今更気付く体たらく。
顎も目玉も、可動軸がズレてたらそりゃぁ開閉時にパーツの角度もズレるわけで、左右のクリアランスがどうやっても揃わないはずです。
そして顎パーツの惨状。
うひひ、思いっきり軸がパーツに対して斜めになってますね。
目玉を固定したことで露呈したまさかの大問題。この期に及んで可動軸に手を加えるのは気が進みませんが、こんな超重大な欠陥を修正しないわけにはいきません。
一旦軸穴を広げてプラ棒を突っ込んで埋め、位置を微調整しつつ改めて軸穴を開け直し。
でまぁ、酒気帯びモデリングの結果、変更しないつもりの側を加工してしまって大慌てでリカバーしたりとさらなる大失態を演じつつ、どうにかこうにか補正しましたが、こうなるとまたしてもパーツの造形レベルで左右バランスとクリアランスの調整が必要になるワケでして…。
行き当たりばったりでやってるからこうなる、という悪い見本。
ただこれで、いろいろしっくりきてなかった部分が一気に解決に向かう気がします。っていうか解決しなきゃいけない懸案として存在してたことが問題なんですけど。
それでもまぁ、また一歩前進した感はあるのでよしとしましょう。
ではまた次回。
ちゃんと固定・分解できるように加工しました。
目玉上部のカバーに軸を打ち、内部パーツを通して固定できるよう「底板」に軸受けを追加。
これで、電飾ギミックを仕込む段になっても組んでバラしてが可能に。
一方、下側のパーツは「底板」に接着してしまいました。
さんざん歪みの矯正に苦労した目玉周りですが、こうしてちゃんと固定出来るようになったことで最終的なバランス調整も進みます。
で。
頬ダクトの加工によってまたもやクリアランスの調整が必要になってた顎周りも、目玉が固定出来たことに伴ってさらに要調整箇所が見えてきたので、並行してちまちま補正していました。
しかしこれが、ど〜にもこ〜にもバランスが左右で揃わない。盛っても削っても、アチラを立てればコチラが立たず状態。おっかしーなー、と思いながら不毛な一進一退を続けていたんですが、原因が判明しました。
なんと、肝心要の、顎と目玉カバーの可動軸が左右でズレています…。
分かりますでしょうか、左右で高さが違うのが。さらに奥行き方向にもズレています。
いずれも0.5mm〜1.5mm程度のわずかなズレではありますが、各部のクリアランスがシビアな中で1mmのズレは致命的。
よもや3D CADで精密ギミックを設計し3Dプリンタで造形することになるなんて夢にも思ってなかった最初期に加工した部分、まぁだいたいこんなもんでしょ、というアバウトさが思いっきり出ています。ってことに今更気付く体たらく。
顎も目玉も、可動軸がズレてたらそりゃぁ開閉時にパーツの角度もズレるわけで、左右のクリアランスがどうやっても揃わないはずです。
そして顎パーツの惨状。
うひひ、思いっきり軸がパーツに対して斜めになってますね。
目玉を固定したことで露呈したまさかの大問題。この期に及んで可動軸に手を加えるのは気が進みませんが、こんな超重大な欠陥を修正しないわけにはいきません。
一旦軸穴を広げてプラ棒を突っ込んで埋め、位置を微調整しつつ改めて軸穴を開け直し。
でまぁ、酒気帯びモデリングの結果、変更しないつもりの側を加工してしまって大慌てでリカバーしたりとさらなる大失態を演じつつ、どうにかこうにか補正しましたが、こうなるとまたしてもパーツの造形レベルで左右バランスとクリアランスの調整が必要になるワケでして…。
行き当たりばったりでやってるからこうなる、という悪い見本。
ただこれで、いろいろしっくりきてなかった部分が一気に解決に向かう気がします。っていうか解決しなきゃいけない懸案として存在してたことが問題なんですけど。
それでもまぁ、また一歩前進した感はあるのでよしとしましょう。
ではまた次回。
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