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零式ヘッドモデル-28:首周りの悪戦苦闘 [彩工家 零式]

WFディーラー「彩工家」さんの零式ヘッドモデルをあれこれしながら作っております。

ちょっと滞り気味ですが日々あれこれやってはいるのです。

前回ようやく「首が据わった」ので、正式に首のシリンダーパーツを組み付けてみようとしたところ、案の定、顎の下の「二重顎」?ノド?のパーツがシリンダーと干渉します。これでは顎が開きません。
20210222_zero1.jpg
ま、知ってたんですけど。

ただキットよりだいぶガバチョと開くようにしているので、もしやさすがに開きすぎなのでは…と改めて設定と見比べてみたりもしましたが…
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そんなこともなく。

首側のシリンダー付け根の幅を広げてやればどうにかなるだろ、と思っていましたが、いざ組み合わせてみると、思った以上に頬ダクトが干渉して余裕がなく無理。
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さらに一方、現状では閉じた時も斜めから見ると目玉の下部がチラ見えしてることに気がつきました。
20210222_zero4.jpg
これは隠したい。

ということで、顎パーツと一体になっていたノドのパーツをバッサリとカットしました。
20210222_zero5.jpg

切り離したパーツを真鍮線で繋いで首から生やします。
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本編で、フェイスオープン時に顎の裏に描かれている半球状のパーツがこれにあたりますが、顔面がガショっと前に出る際、この半球状パーツに落ちた顎の影が動く様子がみてとれるので、このパーツ自体は動かないのが「正解」だろうと判断しました。
で、この破片のようなものを芯にしてパテ盛り削り。

仕上げ途中ですがこんな感じになってます。
20210222_zero7.jpg

閉じた時だけでも顎と重なってスキマを埋めてほしいのでかなりタイト。
20210222_zero8.jpg
後退時の顎より後ろ、前進時の目玉より前、という強烈なクリアランス調整地獄…。

どうにかこうにか大筋固まったところでこの状態。
20210222_zero9.jpg
開いたときに顎の中から首元が丸見えになる問題も解消でき、かつそんなに目立たない落としどころにまとまったのではと思います。全体像の中ではまったく目立たない箇所ですけどね!
ちょっと塗膜が厚くなると途端に消え去る程度のクリアランスしか確保できてないので、あとあとまたざっくりいく可能性もありますがひとまずこれで。

というここの処理がなかなか大変で、盛っては削ってをひたすら繰り返しつつ、パテの硬化待ちもあってなかなかはかどらず、という今日この頃です。
並行してちまちま各部の調整もしてはいますが、作業量の割には進展してる感が薄いフェーズが続いております。

モデロイドの新作レイバーをパチ組みしたりもしておりますが、またいらんことしか言わなそうなので止めておきます(笑)。

ではまた次回。
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MODEROID新作発表とかとか雑感 [MODEROIDパトレイバー]

いやはや。

先日、グッスマのMODEROIDから怒濤の新作発表がありましたね。
・ピースメイカー →公式Tweet
・HAL X-10 →公式Tweet
さらになんと!
GSC-120.jpg
amiami hobby newsより。
・99式特型レイバーキャリア →公式Tweet
まで。モデロイド本気だな…。

X-10は設定通りの対比でヘルダイバーと比べてもだいぶでかそう。これは欲しいですけど置き場所に困りそうですね。
そしてなによりレイバーキャリア。ロボ魂版が参考出品止まりだったところ、これもまだ「開発進行中」なので出るやらどうやらですが。

ただ、99式レイバーキャリアって、作ってみようかな…と一度は思った人間なら分かってることですが設定にとんでもない二次元の嘘があるので、どうやっても設定通り・劇中イメージ通りの立体化は「絶対」不可能なんですよね。
ロボ魂参考出品版がやけに「箱」感あったのも、その辻褄合わせのためで。今回の試作品?画像でもやっぱりやたらと幅広で「トレーラー感」に欠ける感じになってしまっているのが残念。とはいえ、そうするしかないのも分かるんですよねぇ…。
まだまだ試作段階なのでここからどこまで変わるのか分かりませんが、なんかこう…こちらが予想だにしなかった方向での新解釈とかが見られたら嬉しいです。まだ発売も確定発表ではないので、どうなりますやらですけども。


そしてSBクリエイティブからGA Graphic「マスターファイル 98式AVイングラム」が発売決定だそうで。

マスターファイル 98式AVイングラム

マスターファイル 98式AVイングラム

  • 作者: GA Graphic
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2021/03/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


このシリーズ買ったことないんでどういうモノなのかよく分かってませんが、独自の新規画稿?っぽいものも併せて公開されており、気になるところです。この画稿が久々に見るマッシブ系のプロポーションだったりするのでちょっと期待。


一方で劇場版が4DXでリバイバル公開とかされてるようですね。
わたし4DXは宗教上の理由で二度と観ないと決めているのでパトレイバーだろうと同じなんですが、観に行った方々からは好評な模様です。気になる方はぜひ。


いろいろと気になるニュースが続く中、年単位で仕掛かり模型をしこしこ進めてるとなんかこう…時代に取り残されている感がハンパないですが、そもそもが30年前のアニメですからまぁ…なんてことを思いながら、今日もひたすらパテを盛っては削りました。
ではまた次回。
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零式ヘッドモデル-27:各部調整と固定 [彩工家 零式]

前回、可動のヒンジ軸が左右でズレているという大問題が発覚したことに端を発して、お察しの通りアッチもコッチも再度の調整が必要になっており…。
そりゃヒンジの軸が斜めになってたらパーツも斜めに動くわけで、開閉それぞれで微妙に辻褄が合わないのも当然です。でもこれでだいぶまた精度が上がってきました。

ただパーツによっては、頑張って補正したところを元に戻すような加工を強いられたりして全く何やってんだか。
20210207_zero1.jpg
顎とかもうどんだけ弄ったか分かりません。

変わり映えのしない作業ばかりもなんなので、頭部本体が今度こそ(?)最終調整に入ってるのと併せて周辺パーツも進めていきます。
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耳の前端が左右とも右にブレてたのを修正しつつ、頭部との嵌合も仕上げフェーズに。

耳と後頭部の間のスキマをパテ埋め。
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右耳は取り付け角度を弄ったのでまだ分かるんですが、ほぼキット通りのハズの左側も同じぐらい開いてたのでどっちも処理しておきました。

とかやってたらまたコレ…。
20210207_zero4.jpg
パーツ落として破損するのが得意で困ります。

そして、そろそろ完成を視野に入れながら、ずっと脳内シミュレーションだけはしつつ面倒くさくてなかなか手が出なかった各パーツの固定作業へ。
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頭部本体と「底板」との固定、とりあえず後部1箇所のみビス止めできるようにしていましたが、前部左右にもナットを仕込んだプラパーツを自作して抉ってガッツリ接着。3点でビス止め出来るようになったので、ガシャガシャ稼働させてもだいぶ安定するでしょう。
ただ頭部内側は逆テーパーになってますんで、ドライバーが入るようにガッツリ削り込むハメになって思わぬ大工事に。一方、ダボを削り取ったりして生じたキット由来の凹凸は、目立たないところですが意外と前から見たときの印象に影響するようなのでそれなりにパテで埋めています。

さらに、難関の首とベースの固定。
この辺はちゃんと考えないと「組み立てられない」ことになりかねませんので、全パーツをどういう順番で組んでいくか、その場合どこからドライバーを差し込めるか、を慎重に検討しながらです。
20210207_zero6.jpg
いろいろ悩んだものの、いさぎよく正面からのビス止め構造に。
前からビス頭が丸見えになってしまうので避けたかったのですが、組み立ての都合でどう考えても前から止めるしかありません。せめてビス隠しのパーツでも作ってやればよいんでしょうけど、組み上げたらそこまで目立たない気もしますのでひとまずこのまま。

やはりこうしてしっかりと固定できるようになると「出来てきた」感も増しますし、なにより開閉ギミックのテスト操作も、あれこれ手で押さえなくてよいのでラクちんです。
作業時間のうちかなりの割合を占めてるのが、テストと見せかけてただギミックを開閉して遊んでる時間だったりするので…(笑)。でもさんざんガシャガシャしても思ったほど破損しないぞ、と気付いてご満悦だったりもしてるので、ちゃんと耐久テストにはなっているかも。

そしてそして。
「ひと区切り」とかなんとか言った気がしますが前頭部パーツ、周りの精度が上がってくるとまだ左右のバランスがおかしいのが目につきまして…。
また盛って削ってまた盛ったところです。
20210207_zero7.jpg
いやはや。


もろもろ、ぱっと見のフォルムがまったく変わらない変更ばかり…。
だいぶ頑張ってるものの、ぐっとカッコよくなった!とかではないのでなかなか気分が盛り上がりにくいです。ただ、毎度の不毛な一進一退ながら精度の向上がめざましく、自分としては進捗にはかなり満足。
各部の固定もうまいこといくかどうか心配でしたが、どうにか形になって一安心です。

ではまた次回。
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