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零式ヘッドモデル-31:バイザーギミック基本動作出来! [彩工家 零式]

散々悩んでたけどなんとなく見えてきた気がしていたバイザー開閉ギミック。
案ずるよりなんとやら、動くようになりました!

どやぁ…。

形が合わないキット付属のバキュームパーツを仮で合わせてるのでズレが気になるとか、細かいとこがいろいろしっくりきてませんがそこはおいおい。とりあえず開いて閉じるんで大成功ですよ。


バイザー後端がこめかみ部分からちょっと見えちゃってるのは要修正ポイント。
20210424_zero2.jpg
これ、ギリギリ収まるように設計したはずなんですけど、各部の遊びや歪みでキッチリ動作しきってない感じでしょうか。その分を踏まえて設計上で微調整かな…と思ったらなんかデータで軸位置がおかしなことになってたのでそのせいか?修正してもっかりやり直しだ。何度同じパーツをプリントしてることやら。

一方、当初の想定ではなんとかなると思ってましたが、バイザー前端部を横から見えない位置まで引き上げるのは多分不可能。実物大ならやりようはあるでしょうが、ちょっとこのサイズだと置きたいところにヒンジが置けないとか、諸々のクリアランスの問題で限界がありますね。


それでも正面から見ると角度によりますがほぼ見えないとこまでは現状でも収まってます。
20210424_zero3.jpg
まぁ透明なんでよく分かりませんけど…。

見づらいですがギミックこんな感じです。
20210424_zero4.jpg
中央の白い塊が前回目玉カバーに取り付けた「角」を整形したもの。
これが奥に見えるグレーのバイザー保持アームを後ろへと押すと、アームは軸を中心に上方へと跳ね上がる仕組みです。
目玉カバーはキットパーツほぼそのままなうえ形状も複雑なので、3D設計上での位置調整ができず、面倒くさそうで気が進まなかったのですが、意を決して現物合わせ地獄を覚悟でやってみたら思いのほか細かい位置関係がほぼドンピシャでハマり、微調整だけでうまいこといきました。(もっと早くやればよかった)

対して閉じる際はバイザーのアームに生やした真鍮線(写真で「角」の上にうっすら見えてるのがそれです)に「角」が引っかかってバイザーを前方に引き戻す動きになります。これも位置合わせが面倒くさそうだから現実的でないな、と長らく選択肢から外していたパターン。
最初はスプリングを仕込んで閉じる作戦でしたが、やってみたら必要なテンションをかけるとスプリングの力が強すぎて開くのにすごい力がいるうえ前頭部ごと跳ね上がってしまう始末で不採用。
結果としてぐっと軽く動作するようになりましたし、非常にシンプルな構造にまとまったのも満足です。(もっと早くやればよかった)

後頭部の開いた隙間からアームの後端がチラリしちゃうんですが、ここは耳がかぶってくるんでそんなに気にならないはずなのと、これはこれで内部メカっぽいので(というか内部メカですけど)このままでもいいかな。
20210424_zero5.jpg


と、だらだら書いてるうちに修正パーツの出力が終わったようです。
バイザー本体の作り直しとかまだまだありますが、いよいよ終わりが見えてきた気がしますので、このまま一気に完成まで突っ走りたいですね!といういつものフレーズでお別れです(笑)。
ではまた次回。
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零式ヘッドモデル-30:バイザーギミック続きとか [彩工家 零式]

そんなに進んでないですが、ずっと上げるモノがないのもなんなので微進捗報告。

あれやこれや。
20210420_zero1.jpg
何度出力しなおしたか分かりませんが、当面の最難関であるバイザー開閉ギミック、ようやく諸々のバランスが落としどころに近づいてきた気がしますんで、最後の微調整に向けてココもまたガッチリ固定出来るようにビス止め仕様に。
これでやっと位置関係がハッキリする部分もありますんで、現物合わせでさらに細かいクリアランスの調整をして参ります。

そして写真の通り、目玉カバーのパーツに謎の「角」が2本生えました。

以前コメント欄で書きました「なんとなく見えてるけど難儀しそうなA案」は、開閉する前頭部の可動角を吸収できるようにスライド部分も考慮にいれつつ開閉動作を実現できるカッチリとしたヒンジ可動パターン。
綿密に計算すればできる気がするけど可動のストロークを確保するのがちょっと難しそうなのと、ヒンジにかかるトルクが所々やばいことになりそうだな、って感じもありつつ、なにより設計が面倒くさすぎて気が進まなかったデス。

そして「いまいち見えてないけどうまくいけばベターなようなB案」は、前頭部の開閉にあまり影響されない、単純にバイザーのアームを目玉カバーが押し上げるパターン。
「押す」だけなので構造は単純なぶん、押してない時に元に戻ってもらう必要があるのでスプリングを仕込んで閉じ方向にテンションをかける必要があり、そのテンションに負けないようにするのが気を遣うところ。さらに前頭部の開閉自体、下から押し上げてるだけで位置は自重で保持してるだけなので、バイザーを押し上げたつもりが前頭部ごと必要以上に開いてしまわないようバランス調整が難しそう。

「もっといい抜本的解決策C案」は思いつく気配がないので…(笑)。
とりあえず構造のシンプルさをとろうかな、ということでこのB案方向をまずトライして、どこまでいけるかやってみています。


一方、始めてしまった表面処理の続きもやってますが、弄りすぎてちゃんと合ってない耳と頬ブロックの接続部を久々のポリパテむにゅっと、で仕上げようとしてみたりしました。
20210420_zero2.jpg
が、なにがどう悪かったのか大失敗…。
いつも通り片方に離型剤代わりのリップクリームを塗りたくったはずが、どっち側にも食いついてしまってどうしようもなくなったかと思えば、結果そのどっちも捨てサフ面ごとボロボロ剥がれ落ちてくる始末。
余計なパテは全部剥がせたものの、ごってり吹いた分厚いサフ層があちこち剥がれて面がガッタガタになってしまったのでこの辺はイチからやり直しです…。

でもまぁ、表面処理作業はやれば終わるんで、面倒くさいけどそこまでのことでは。バイザーギミックの方が少しは進展してるだけ、前進してる気はしておりますよ。
問題は、前頭部の形状をかなり弄ったのでそのバイザーのクリアパーツ自体あらためて作り直す必要がありそう、という点です。はてさて。

ではまた次回。
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零式ヘッドモデル-29.5:停滞してるけど進捗中… [彩工家 零式]

またひと月あいてしまいました…。

ちょっとシゴト忙しめだったり、別趣味で週末埋まったりとかもありつつ、やってることはやってるんですよ。それでも進んでないのでなかなか記事にしづらく…。

パーツのサイズに苦戦しながらの表面処理、ようやく2度目の捨てサフ。
20210411_zero1.jpg

一方で、表面処理始めてしまったけどギミック完成してないじゃん!?ということでちまちまとバイザー開閉ギミックを並行で進めてます。
随分前になんとなくは出来てたものの、細かいクリアランス調整とかパーツのバランスとかの微調整がなかなか難しくて。
20210411_zero2.jpg
仮組みして現物合わせでズレを計測して3Dデータに反映しまたプリント、をひたすら繰り返す日々です。どーしても一発でスパッとは決まらないんですよねぇ。

という感じの一進一退な今日この頃です。
そんな中、こういうパーツを自宅で出力できちゃうなんてね!ってのを3Dプリンタ導入からかなり経ちますがいまだに思います。
20210411_zero3.jpg

まーでもちょっとずつ、完成に近づいてる気はする!
ではまた次回。
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