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憧れの可動式履帯 [雑記]

どうにも工作モチベが上がらない今日この頃です。
ちょっと新しい刺激が必要。
ということで、また製作中のあれこれを放り出してこないだ届いた新キットを開け、悪いクセですがお手つきを増やします。

こちら。
最近プラモの開発に本気で乗り出して意欲的な展開を始めているっぽいホビージャパンから発売されました1/35の陸上自衛隊74式戦車。
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ガチのミリオタじゃありませんが嫌いじゃないのと、ジャンルでいえばやっぱ近現代の自衛隊装備に興味があるのと、最新クオリティのキットをちょっと触ってみたくてというのと。
世代的なものか怪獣特撮好きだからか分かりませんけど、「戦車」っていうと74式のシルエットがいちばんしっくりきます。

てことで。
20230327_HJ74shiki_2.jpg
箱はでかいけど、平べったい分厚みは普通なのでそこまでめちゃくちゃ大ボリュームという感じではありません。が、1/35なのでパーツ数はそれなりに。

中でも際立つのはやっぱり、ランナー数が「×16」というコレです。
20230327_HJ74shiki_3.jpg
組み立て式の可動式履帯。

いやね、プラモデラーなら一度は憧れませんか、可動式履帯。
その精密なパーツ構成と独特な可動ギミックの妙に触れてみたいと思いつつ、膨大なパーツ点数と細密な組み立て工程が要する手間と時間に及び腰になりながら、でもいつかは…と誰しもが思うであろう可動式履帯。
主に、上級者向けのサードパーティーオプションとして各種展開されてるのは知ってて、やっぱりそういうワンランク上のハードル高いアイテムよね、とやっぱり手が出せずにいました。そもそもミリタリー系スケモ自体がどちらかというと専門外なので。
それが最初から同梱されてるし最新キットだから不慣れでも作りやすいはず、というのがこのキットを買ってみた最大の理由です。

が。
まずパーツを切り出す段階でもう萎えそう(笑)。

パーツが細かいため、ニッパーで切り出す時点でランナーの強度と切り出し圧力に負けて変形するレベルで「二度切り」すらままなりません。
1コマが3パーツ構成で、ランナー1つにつき各パーツ10セット。そのランナーが16枚。で、計480パーツ(余剰込み)。
20230327_HJ74shiki_4.jpg
このために100均で買ってきた3分割のケースに分けながらひたすら切り出しです。

で、ここから二度切り。
20230327_HJ74shiki_5.jpg
もうね。

数時間かけて切り出し、ようやく本題の組み立てです。
キットには組み立て用の治具もついてて「そうそう、こういうのやりたかったの!」ってかんじ。
20230327_HJ74shiki_6.jpg
先に塗装したほうがいいような気もしてちょっと悩みつつ、AFVモデルって組んでから塗るんでしょ?とか、取り敢えず可動式履帯を組んでみたかっただけだから…と、無塗装のママがしがしと組んでいきます。
ただ精密可動部品なので、ちょっとぐらいはゲート処理した方がいいよね…ということで、各パーツは組む前に申し訳程度ながらペーパーがけしています。

全然進まない…。

さらに案の定、余計なとこに接着剤が回って慌ててぐりぐり動かしてどうにか事なきを得たり、かと思えば軽く引っ張ったら接着不足だったらしい途中のコマから分裂してバラけたり。
まぁ一筋縄ではいきませんね。

何日もかけてちょびっとずつ進めながら、ようやく40コマ×2本。まだ半分です。
20230327_HJ74shiki_7.jpg
先が思いやられますが、このぐらいの長さになると指先のRに追随してシャラシャラと波打つ感じがとても楽しい。
キットとして全体をちゃんと完成させるのかは定かじゃありませんけれども、とりあえずやってみたかったことが出来てるので一旦満足しております。

ではまた次回。


HJモデルキットシリーズ No3 1/35陸上自衛隊74式戦車 プラモデル

HJモデルキットシリーズ No3 1/35陸上自衛隊74式戦車 プラモデル

  • 出版社/メーカー: ホビージャパン(HobbyJAPAN)
  • 発売日: 2023/03/16
  • メディア: おもちゃ&ホビー



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PLAMAXグリフォン&キュマイラ [雑記]

いいモノな予感しかなかった、PLAMAX minimum factoryのグリフォン&キュマイラが届きました。

パッケージ。
20230323_PlamaxGC1.jpg
シルエット調デザインのイラストがおしゃれでカッコ良い。

箱の裏面はこう。
20230323_PlamaxGC2.jpg
ランナーを見せてるあたり、「自信」が感じられます。

早速開封。箱のサイズの割には中身はわりとこじんまり。
20230323_PlamaxGC3.jpg
グリフォンはランナー2枚ですが、キュマイラは1枚かつパーツ10点というシンプルさ。

小スケールですが、造形はとにかく細かいです。見てコレ。
20230323_PlamaxGC4.jpg
グリフォンの手は親指とそれ以外で分かれているという変態分割かつ超絶造形。

ご尊顔はこんな感じ。
20230323_PlamaxGC5.jpg
…ですがちっちゃくてよく分からない!
けどなんか良く出来てるのは間違いない!

そしてキュマイラ。
20230323_PlamaxGC6.jpg
あれ…?ハイゴッ…は言いっこなしですけど、色も相まってまんま感が半端ないですが(笑)。
マスプロのプラキットでキュマイラとか、いい時代です。
アニメ版ももちろんながら、コミック版への思い入れも深い勢としては嬉しい立体化。

さっそくキュマイラのほうだけサクッと組んでみました。
20230323_PlamaxGC7.jpg
正直、パーツの合いはそんなによくありません。
とはいえこのサイズだしね、というのはありつつ。

とにかく変態分割と超絶造形が半端ないです、と繰り返し。
固定ポーズゆえの割り切っためり込みとか歪みによって、フル可動キットでは限界のある勢いとケレンに溢れたポージングが実現されています。

後ろ。
20230323_PlamaxGC8.jpg
これが手の平サイズですからね。
やー、これは良いものですよ。

ただそれだけに、手が遅いのにあれこれ宿題が溜まってるへっぽこ自称モデラーとしてはこの良キットをちゃんと仕上げてあげられるのはいつの日か…という感じですけれども。

例によってもう一個あるからね(笑)。
20230323_PlamaxGC9.jpg
色んな楽しみ方ができそうなキットなので、夢だけはひろがりんぐ。はてさて。

(ところで…説明書には「写真を参考に」細部を塗り分けてみたら?と書いてあるんですけど、パケにもインストにも塗装作例の画像がないんですけれども…(^^;)

ではまた次回。





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1/64フォークリフトのガチャ [カプセルトイ]

工作モチベが迷走中な時は恒例のガチャガチャ記事。
といっても回してきたのはちょっと前で、人気だったのかあっという間に店頭から消えた気がします。
20230311_folkliftgacha1.jpg

トイズキャビンの1/64 TOYOTA gene B、フォークリフトのガチャです。
各所でもとっくに紹介されていますね。一個400円、全4種。




上の画像の通り、5回回して3種ゲット、はまぁガチャの打率としてはそんなもんではありますが、ただことこのアイテムに関してはちょっと…というところが。

まず一つ開けてみます。
20230311_folkliftgacha2.jpg
精密造形で、なんとガチャなのに本体はブリスターパックという厳重ぶり。
あと細かい付属パーツがいくつか。

ダブった2種を組み立ててみたのがこちら。
20230311_folkliftgacha3.jpg
どちらも、なんか挟み込むタイプのアームが付いてる仕様で、出来はいいしカッコイイはカッコいいんですけど…。
これ、「フォーク」リフトではなくない…!?っていう。

丸いアーム「全回転ロールクランプ」のは、調べたらこれロール紙を運ぶ用なんですね。ドラム缶用かと思った。そしてフラットな方は「ベールクランプ」。穀物とか弾力のある荷物用なんですって。
メーカー公式のオプションカタログはこちら→LINK
…マニアック過ぎるやろ。

んで、「本命」がこちらのスタンダードタイプ。
20230311_folkliftgacha4.jpg

やっぱ「フォークリフト」って言ったらこういうのでしょ。
20230311_folkliftgacha5.jpg
しかも、このノーマルなタイプにだけ、パレットが付いてくるんですよ。プレイバリューも段違いです。
馴染みのあるタイプかつおまけパーツも付いてくるとか、完全にこれが「当たり」でしょう。他のハズレ感が半端ないです。

後ろ姿。
20230311_folkliftgacha6.jpg
全種とも、アーム部は上下に可動します。そのギミックもやっぱり、持ち上げるものあってこそなので、パレット付きのノーマル仕様がいちばん遊べてお得。

当たり外れの差がでかすぎるのはさておき、どれも細部まで良く出来てます。別パーツのミラーはちょっと取り付けにくいしすぐ外れてどっか行きそうだけど。
ほぼ同スケールの人型メカと絡ませて情景を作るのも楽しいですね。
20230311_folkliftgacha7.jpg

ではまた次回。
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ローゼンバウアー パンサー-10.5:やらかしからの凍結 [1/72 ローゼンバウアー パンサー]

いや雑談はいいいから、完成目前だったはずのあのキットはどうなったんだ!とお思いの方もいらっしゃることでしょう。

ハセガワの1/72ローゼンバウアー パンサー電飾計画、頓挫しております…。
いやね、ホントもう、「プラキットとしては」もうほぼ完成してるんですけど。
20230304_Rosenbauer1.jpg

最後の最後でまさかのやらかし。
というか真のやらかしはずっと前の段階で発生してはいたんですけれども。

前方の赤色灯、コンマ数ミリほど高さがありすぎました。思った以上にクリアパーツの厚みがあって干渉して嵌まらない状態であることが最終段階で発覚。
んで、LEDユニットを封じ込めたUVレジンを少し削ってやればどうにかなるかとゴリゴリやっていましたら、中のLEDを損傷してしまったようで、左右とも4灯のうち1-2灯が不灯状態になってしまい…。なにやってんだよもう、って感じです。

まぁ手間はかかりますが慣れたものですから、LEDユニットから作り直すのも大した苦労ではないんですがいかんせんテンションだだ下がりでやる気が出ません。
ので、いったん凍結です…。

あと、回路設計にやはり無理があり、バンパーの点滅式赤色灯が点灯する際にヘッドライトが一瞬暗くなってしまう問題が。電源容量を増やせばよいかとやってみたものの解決せずで、コンデンサをかましてやるか、ヘッドライトへの電源供給を一考してやる必要がありそうなんですが現時点では解決策に確証がない、というのもあり。
20230304_Rosenbauer2.jpg
呪われているのかというぐらい何から何までトラブル続きのキットなので、もうしばらく放置します…。

ではまた次回。
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