ブルドッグ-2:完成 [道楽模型堂1/72ブルドッグ]
急遽完成に向けて突っ走り始めたブルドッグ、さっそく完成です。
いつもより大きめの画像で上げてみますが、どアップはしんどいかな…。
1/72ですから、現物は全長9センチぐらいしかありません。
ブルドックは、「機動警察パトレイバー」シリーズに登場する作業用レイバーの中でも定番中の定番メカ。TVシリーズや劇場版で一番最初に登場するレイバーであり、特にTVでは様々なバリエーションも見られました。
TV第1話に出てくる最もノーマルなバージョンの塗色にしましたが、細部はこの時代のアニメではよくある通りカットごとに塗り分けが違う有様なので、適宜アレンジしつつ。
劇場版の冒頭に出てくるのもこのカラーですし、先日いきなりの発表があった「パトレイバーREBOOT」の予告篇にも、(細部がアレンジされてるようでしたが)この色のブルドッグがちらっと映ってますね。
やっぱり「これぞ作業用レイバー」って感じです。
完成する前からあちこち塗装が剥がれたりとか、細かいとこはまぁいろいろ至らない感じですが、それなりにできたんではないかと…。
前回も書いた通り、WF2009夏で購入した「道楽模型堂」さんのキットです。
キット自体は、各種市販ジョイントを使用しての全身フル可動仕様にもかかわらず、パーツ数もほどほどで、特にフクザツな組み立てもなく作りやすかったです。後部のパイプ部はキットの指定どおりメッシュチューブ。
本体は特に改造などせずストレートに組んでますが、警戒色の塗り分けラインが筋彫りのモールドになっていた胸と腕だけは、塗装のみで塗り分けた方がきれいかなと思ったのでモールドを埋めています。
結果として仕上がりがきれいになったかどうかは別として…(- -;
あとは前回記事の写真にもあるとおり、肩のフックとかステーは一部パーツを破損してしまったので真鍮線に置き換えたぐらい。ほんとはお尻にもひとつフックが付くんですが、それは塗装直前で折れてしまったのと、ついてない後ろ姿も悪くないなと思ったのでオミットしました。
いやしかし、写真だとだいぶアラが目立たなくなるのでいいですね!
『待ちなさい!』
えっ?
『乗員に告ぐ!直ちにレイバーを停止して降車しなさい!』
…とこのように、リボルテック合わせのスケールなので、イングラムと並べて遊べます。
ただ、せっかくの可動モデルですが動かす度にあちこち塗装が剥がれそうで怖い…。
ぐりぐり弄って楽しむのはムズカシイかな。
そんなわけで、ついに「初めてのレジンキャスト・ガレージキット」完成。
しかもよくよく考えてみたら、こういうロボット系のキットを全塗装で作るのも初めてですよ。模型経験値の割にはとんでもない完成品比率の低さなのでそれも不思議ではないんですが、我ながら驚き。
今年の目標は「今年こそ模型の完成品を増やす」なので、ちょっといい流れがきてるんじゃないかと思っております。
ではまた次回。
いつもより大きめの画像で上げてみますが、どアップはしんどいかな…。
1/72ですから、現物は全長9センチぐらいしかありません。
ブルドックは、「機動警察パトレイバー」シリーズに登場する作業用レイバーの中でも定番中の定番メカ。TVシリーズや劇場版で一番最初に登場するレイバーであり、特にTVでは様々なバリエーションも見られました。
TV第1話に出てくる最もノーマルなバージョンの塗色にしましたが、細部はこの時代のアニメではよくある通りカットごとに塗り分けが違う有様なので、適宜アレンジしつつ。
劇場版の冒頭に出てくるのもこのカラーですし、先日いきなりの発表があった「パトレイバーREBOOT」の予告篇にも、(細部がアレンジされてるようでしたが)この色のブルドッグがちらっと映ってますね。
やっぱり「これぞ作業用レイバー」って感じです。
完成する前からあちこち塗装が剥がれたりとか、細かいとこはまぁいろいろ至らない感じですが、それなりにできたんではないかと…。
前回も書いた通り、WF2009夏で購入した「道楽模型堂」さんのキットです。
キット自体は、各種市販ジョイントを使用しての全身フル可動仕様にもかかわらず、パーツ数もほどほどで、特にフクザツな組み立てもなく作りやすかったです。後部のパイプ部はキットの指定どおりメッシュチューブ。
本体は特に改造などせずストレートに組んでますが、警戒色の塗り分けラインが筋彫りのモールドになっていた胸と腕だけは、塗装のみで塗り分けた方がきれいかなと思ったのでモールドを埋めています。
結果として仕上がりがきれいになったかどうかは別として…(- -;
あとは前回記事の写真にもあるとおり、肩のフックとかステーは一部パーツを破損してしまったので真鍮線に置き換えたぐらい。ほんとはお尻にもひとつフックが付くんですが、それは塗装直前で折れてしまったのと、ついてない後ろ姿も悪くないなと思ったのでオミットしました。
いやしかし、写真だとだいぶアラが目立たなくなるのでいいですね!
『待ちなさい!』
えっ?
『乗員に告ぐ!直ちにレイバーを停止して降車しなさい!』
…とこのように、リボルテック合わせのスケールなので、イングラムと並べて遊べます。
ただ、せっかくの可動モデルですが動かす度にあちこち塗装が剥がれそうで怖い…。
ぐりぐり弄って楽しむのはムズカシイかな。
そんなわけで、ついに「初めてのレジンキャスト・ガレージキット」完成。
しかもよくよく考えてみたら、こういうロボット系のキットを全塗装で作るのも初めてですよ。模型経験値の割にはとんでもない完成品比率の低さなのでそれも不思議ではないんですが、我ながら驚き。
今年の目標は「今年こそ模型の完成品を増やす」なので、ちょっといい流れがきてるんじゃないかと思っております。
ではまた次回。
ブルドッグ-1:基本塗装 [道楽模型堂1/72ブルドッグ]
ニッチもサッチもどうにも……
と、古すぎるネタをかましつつ、突然ですが道楽模型堂さんの1/72ブルドッグです。
またお手つきを増やしたワケじゃありませんよ。
お手つき歴が長すぎていままで登場してなかっただけです。
どうでもいいですが、「ブルドッグ」って漠然とピンクレディーだと思ってたらフォーリーブスだったんですね。どっちにしろ生まれる前の曲です。
話を戻して。
ワンフェス2009夏、友人が初めてディーラー参加するというのでお手伝いに行った時に購入したキットです。なんと7年前…。
その時の展示の様子が残ってました。ブレブレだけど。
ぴっけるくんも欲しかったな〜。
実はこれ、自分にとって「初めてのガレージキット」なのです。
レジンキャストのキットとか、見たことはありましたが作ったことはおろか購入したこともなく、そもそもプラモすらまともにちゃんと工作して完成させた経験も当時はありませんでした。
ところが、プラモ化されてないパトレイバーの名脇役が!!!と盛り上がってしまい、メカもののガレキとしては比較的お手頃価格だったのもあって、後先考えずにひとつ買い求めたのです。
家に帰ってさっそくウキウキ開封してみた時の写真も残ってます。
わざわざモニタに劇場版1冒頭の登場シーンを映したりしてるあたり、ノリノリです。
モニタが15インチの4対3なのが時代を感じますね…。撮影もiPhoneではなくガラケーです。
しかしいざ開封してみたものの、レジンキットとかどうしたらいいの!?と。ゲート処理すら怖くてできず、なんとな〜く仮組みしてみたところで長い長い保留期間に突入することになります。
その後、ひとつ買えばふたつもみっつも同じ、と考えたかは分かりませんがタガが外れたようにあれやこれやとガレキを買い込むようになった挙げ句、レジンキットの造形自体まで大改造するに至ったある日、ふと気付きました。
「あれ?これ今なら作れるんじゃね?」
そう思って、実はレイバートラポの合間でちょび〜っとずつゲート処理などしてたのです。
「できる!できるぞ!」と。
そして冒頭の写真が去年の夏です。
で。
このところ一息ついて、山のような積みとお手つきの中で次はどれをカタチにしようかと考えた時に、迷うことなく選んだのがこのブルドッグです。
初めて完成させるガレキはやっぱり、初めて買ったこのキットにしたい、とずっと思ってました。
なので、現状一番完成に近いのはイングラム1号機ヘッドなんですが、それに再着手する前にまず、これを完成させたかったのです。
とまぁ長い前置きでしたが、何となくの表面処理まで終わってたパーツをざっと改めて処理しつつ仕上げサフ吹き〜。
発色のため下地にGXホワイトを吹いたあと、RLM04イエローのベタ塗りです。
この色、ちゃんと発色するといい感じに建機っぽい黄色になるんですが、わりと厚塗りしないと本来の深みが出ない上、そもそも黄色は発色がほんとシビアなので、どうしてもムラに…。しかもいざ塗ってみると表面処理の甘さが随所に顔を出し…。
ただ、「完璧を目指すよりまず終わらせろ」の大切さを先日実感しましたので、細かいコトは気にせず突っ走ります。手を抜くワケじゃありません。これが今の自分の実力なのだということです。
神は細部に宿る、なんて言葉もありますが、そもそも神が宿るだけの器を用意する力をまずは付けることが大事で、そのためには経験を積むしかありません。
どうにかこうにかベース色を塗り上げました。
関節部は、TV版だとブラウン、劇場版ではグレーです。だいぶ迷ったんですがイングラムとの差別化も考慮してブラウン系としつつ、TV版よりちょっと落ち着いた色、ということで暗めに調色してみました。いい塩梅では。
マスキングで下地の白を残したところを今度は逆マスク。
白地を生かしたのは、警戒色の赤の発色のためです。
とはいえこれも、あまり鮮やか過ぎる赤もおかしいので、ごくごく少量のブラックを足して彩度を押さえています。
しかしトラポでもさんざんやりましたが、警戒色パターンのマスキングはホントにめんどくさい…。
結果、マスキングのオスメスがズレて要レタッチな箇所もありますが、わりとうまいこと塗り分けられました!
この土日で完成まで行きたかったんですが、ここで今日は時間切れ。
先にも書いたとおり、とにかく「完成させる」ことがいかに大事かを痛感してる今日この頃なので、今回はこのままホントに文字通り一気にいきます。
ではまた次回。
と、古すぎるネタをかましつつ、突然ですが道楽模型堂さんの1/72ブルドッグです。
またお手つきを増やしたワケじゃありませんよ。
お手つき歴が長すぎていままで登場してなかっただけです。
どうでもいいですが、「ブルドッグ」って漠然とピンクレディーだと思ってたらフォーリーブスだったんですね。どっちにしろ生まれる前の曲です。
話を戻して。
ワンフェス2009夏、友人が初めてディーラー参加するというのでお手伝いに行った時に購入したキットです。なんと7年前…。
その時の展示の様子が残ってました。ブレブレだけど。
ぴっけるくんも欲しかったな〜。
実はこれ、自分にとって「初めてのガレージキット」なのです。
レジンキャストのキットとか、見たことはありましたが作ったことはおろか購入したこともなく、そもそもプラモすらまともにちゃんと工作して完成させた経験も当時はありませんでした。
ところが、プラモ化されてないパトレイバーの名脇役が!!!と盛り上がってしまい、メカもののガレキとしては比較的お手頃価格だったのもあって、後先考えずにひとつ買い求めたのです。
家に帰ってさっそくウキウキ開封してみた時の写真も残ってます。
わざわざモニタに劇場版1冒頭の登場シーンを映したりしてるあたり、ノリノリです。
モニタが15インチの4対3なのが時代を感じますね…。撮影もiPhoneではなくガラケーです。
しかしいざ開封してみたものの、レジンキットとかどうしたらいいの!?と。ゲート処理すら怖くてできず、なんとな〜く仮組みしてみたところで長い長い保留期間に突入することになります。
その後、ひとつ買えばふたつもみっつも同じ、と考えたかは分かりませんがタガが外れたようにあれやこれやとガレキを買い込むようになった挙げ句、レジンキットの造形自体まで大改造するに至ったある日、ふと気付きました。
「あれ?これ今なら作れるんじゃね?」
そう思って、実はレイバートラポの合間でちょび〜っとずつゲート処理などしてたのです。
「できる!できるぞ!」と。
そして冒頭の写真が去年の夏です。
で。
このところ一息ついて、山のような積みとお手つきの中で次はどれをカタチにしようかと考えた時に、迷うことなく選んだのがこのブルドッグです。
初めて完成させるガレキはやっぱり、初めて買ったこのキットにしたい、とずっと思ってました。
なので、現状一番完成に近いのはイングラム1号機ヘッドなんですが、それに再着手する前にまず、これを完成させたかったのです。
とまぁ長い前置きでしたが、何となくの表面処理まで終わってたパーツをざっと改めて処理しつつ仕上げサフ吹き〜。
発色のため下地にGXホワイトを吹いたあと、RLM04イエローのベタ塗りです。
この色、ちゃんと発色するといい感じに建機っぽい黄色になるんですが、わりと厚塗りしないと本来の深みが出ない上、そもそも黄色は発色がほんとシビアなので、どうしてもムラに…。しかもいざ塗ってみると表面処理の甘さが随所に顔を出し…。
ただ、「完璧を目指すよりまず終わらせろ」の大切さを先日実感しましたので、細かいコトは気にせず突っ走ります。手を抜くワケじゃありません。これが今の自分の実力なのだということです。
神は細部に宿る、なんて言葉もありますが、そもそも神が宿るだけの器を用意する力をまずは付けることが大事で、そのためには経験を積むしかありません。
どうにかこうにかベース色を塗り上げました。
関節部は、TV版だとブラウン、劇場版ではグレーです。だいぶ迷ったんですがイングラムとの差別化も考慮してブラウン系としつつ、TV版よりちょっと落ち着いた色、ということで暗めに調色してみました。いい塩梅では。
マスキングで下地の白を残したところを今度は逆マスク。
白地を生かしたのは、警戒色の赤の発色のためです。
とはいえこれも、あまり鮮やか過ぎる赤もおかしいので、ごくごく少量のブラックを足して彩度を押さえています。
しかしトラポでもさんざんやりましたが、警戒色パターンのマスキングはホントにめんどくさい…。
結果、マスキングのオスメスがズレて要レタッチな箇所もありますが、わりとうまいこと塗り分けられました!
この土日で完成まで行きたかったんですが、ここで今日は時間切れ。
先にも書いたとおり、とにかく「完成させる」ことがいかに大事かを痛感してる今日この頃なので、今回はこのままホントに文字通り一気にいきます。
ではまた次回。