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零式ヘッドモデル-48:完成・ギミック動画編 [彩工家 零式]

動作が確実じゃない問題は解決できてませんが、またしばらくほっといたら最初の1回は動きましたのでその奇跡の1回を動画に収めました。ご覧下さい。

フェイスオープン!


見栄切りのほうはこんな感じ。

…なんですが、ご覧の通り、やっぱり目玉電飾が奥まってるのと、制作中は悪くない感じだったのにどうもちょっとLEDユニットがバイザーより高すぎるようで、あんまりキレイに見えず…。
ここはまぁ、フェイスオープン電飾のおまけみたいなもんですから仕方なしですかね。ちゃんと再現するにはバイザーのすぐ裏にLED並べるしかありませんので。

いやしかし、彩工家さんのパトレイバーヘッドモデルシリーズも3機目。
20210619_3_zero3.jpg
よく作ったもんだ、とは上には上がいらっしゃるんで言えませんし、これ3つ作るのに何年かけたんだって感じですけれども。並ぶと壮観です。
で、一番最初に手を着けたはずのP2版3号機はどうなっているのかという話ですが、デジタル設計や3Dプリント技術を手に入れた今のワタシなら当時は想像もしなかったクオリティのことが出来てしまうのではと思いつつ、しばらくは別の宿題もあるのでまだまだ放置プレイで…。

そんなこんな、回路改修も持ち越しつつですが取り敢えず動画がお披露目出来ましたので一段落。
ではまた次回。
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零式ヘッドモデル-47:ひとまず完成! [彩工家 零式]

WFディーラー「彩工家」さんレジンキット 1/8零式ヘッドモデル、ひとまず完成です!

フロントビュー。
彩工家零式

リアビュー。
彩工家零式

正面から。
彩工家零式

フェイスオープン!
20210619_2_zero4.jpg

サイドビュー。
彩工家零式

電飾その1。
彩工家零式

電飾その2。
彩工家零式

耳のダメージパーツもいちおう申し訳程度には。
彩工家零式
もうちょっとワイヤーとか足してやろうかとも思ってましたが、メインギミックでお腹いっぱいなのでこのぐらいで…。

あちこち反省点も多いのですが、この辺でひと区切りです。


ところが、電動ギミックと電飾の連動がどうも不調で…。
いちおう動いてはいるんですよ。ただ、フェイスオープン時に下側の電飾を走らせる信号がうまくいってなさそうです。上の写真はかろうじて動作した回。
組み込み前はちゃんと動いたんですが、実際にサーボに不可がかかると回路にかかるノイズが増えるんでしょうか。フェイスオープンの開いて閉じては快調に作動していますので、楽しく開け閉めしちゃいます。サーボがすごい音するけど。

そんなわけで全てが想定通り動いてる動画がまだ撮れておらず…、動画はまた改めて。
なんかしばらく放っとくと余計な帯電がなくなるのか最初の1回はマトモに動くっぽい?という謎の症状。一度ダメだともうだめです。困ったもんだ。やっぱりサーボとICで電源を共有するとかICにちゃんとパスコンつけてないとか、いろいろ作り方が乱暴なせいですかね。
回路を修正したほうがよさそうですが、一旦はカタチになったことでよしとしましょう。
動いてはいるし(しつこい)。


毎度のキットとの比較です。
彩工家零式
今回はこめかみ部分のかみ合わせ変更とそれに伴う調整以外、造形解釈を大きく弄るような改修はしてませんので、全体的な印象はほぼ変わりませんね。
弄った頬ブロック周りはキットよりだいぶ柔らかい雰囲気になりました。

そうそう、後方のスタンドアーム?的なのは、サイズの合うのを必死に探して通販で取り寄せておいた、何かの取っ手用の金物です。ちょうどいいのが全くない中で奇跡的にドンピシャなものがありました。ネジ止め式だったのでネジ穴にプラ棒をつっこみ、台座側にも穴を掘って差し込んでいます。


全体的に、何よりまずキット自体のアレンジがカッコよいのと、そもそもでかいので存在感と満足度が半端ないです。

ではまた次回。
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零式ヘッドモデル-46:最終工程、そして組み上げへ… [彩工家 零式]

最後の難関バイザーパーツ、ある程度の落としどころが見えてきたものの仮組み状態では調整にも限界が。もうちゃんと固定してからの現物合わせしかないなと。

んで取り付け前に塗装しました。
20210619_zero1.jpg
左が地の色、右が塗装後です。
もうちょっとスモーク寄りにしたかったところですが、これはこれで悪くない色な気もするのと、実際に固定したらもっと暗く見える気がするのでよしとします。

塗装したバイザーをバイザー可動アームに接着、目玉カバーとバイザー可動アームとの擦り合わせでちょっと削ったり真鍮線をぐいっとやってみたりなんかしつつ、なんども前頭部を付けたり外したりしてたらまぁ。
20210619_zero2.jpg
案の定これですわー。剥げた。
お得意の、完成する前に壊れ始めるフェーズがやってきてしまいました。
剥げたとこ、目立たないしここで慌ててリカバーを試みるとかえってキズを広げかねないんでとりあえず放置しておくことにします。
これ以上壊れ始める前に一度は完成状態に持ち込んでおきたい。

前頭部の調整がある程度はどうにかなった気がするので遂に作業終了かと思いきや、後頭部のモールドも黒だったのね…。
20210619_zero3.jpg
てことでここにも色を入れまして、これで今度こそ全パーツ完成!のはず。


そしてどきどきしながら最後の組み上げへ進みます。
が、毎度ながら手順がフクザツで組み立てにくい…。ただでさえパーツ構造がパズルなのに、電飾・電動ギミック用の配線が加わって一層のカオスです。
20210619_zero4.jpg
例えばこれは、「組み上げた首から上をベースに取り付ける前にベースの穴から通したサーボの配線は繋いでおいた方が断然やりやすいけど、サーボ自体をベースに取り付ける前に首を台座に固定する必要があるのでサーボは宙ぶらりんのまま組まないといけない」の図。

さらに結果として、耳以外全部組んだ状態でひっくり返さないとサーボの固定ができない、という恐ろしい工程があるのですが、各部をがっちりビス止め仕様にしたため事なきを得ました。


ひーひー言いながらどうにか本体を組み上げられたら、両耳をつけて完成です。
20210619_zero5.jpg
完成…したのか…?

ギミックをテストしてみると、どうやら断線のようなトラブルはなさそう。ただ一部ちょっと予定外の結果というかまぁ設計ミスですけど、みたいなところはありつつ、一旦これで出来上がりと言って良さそうです。
完成状態のちゃんとしたお披露目は次の記事で。ということで、ではまた次回。
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零式ヘッドモデル-45:ラストスパート [彩工家 零式]

正直、気になってて直せるなら直したい箇所はちょこちょこあるんですが、完成を優先するフェーズなので突っ走ります。
あれこれ手を入れれば完成度が上がるのは分かってますけど、大半が伝わらない自己満足だしそのためにまた何週間も費やすに値するほどの違いを出せるかといえば微妙…。

懸案の電飾回路はプログラムも調整して、まぁこんな感じですかねってレベルには達しました。いろいろ物理的な制約との兼ね合いで劇中をそんな忠実には再現出来てないのと、劇中のフェイスオープン描写は意外とカット尺としては短くて途中までしか確認できないので、もろもろ含めて雰囲気ベースでそれらしくなってればよいことにします。

で、組んでみるワケですけれども。
20210617_zero1.jpg
組んでる途中でどっか壊しそうで怖い…。

しかも、肝心の電飾ユニットがそもそも目玉パーツにうまいこと収まりません…。
上部目玉カバーは軸固定にしてるので、配線の弾力でゆるゆると外れてくる始末。これはなんか考えた方がよい気もしつつ、今更ここをビス止めに変更するのも結構な手間と危険が伴うのでどうしたものか。

とりあえずむりやり押し込むしか。
20210617_zero2.jpg
スペース自体にはそこまで余裕がないわけじゃないんですけど、配置の捌き方が至らないのが問題。改修するかどうかは様子見です。

一方、えいやでごりごり進めてしまってる塗装工程のほうは、忘れてたワケじゃないですが地味に手間がかかるので後回しになってしまってた耳の後ろのダクト奥に黒を入れました。
20210617_zero3.jpg
ダクト形状は劇中合わせでキットパーツからちょっとアレンジしています。
この辺、入り組んだ形状のため内側はまともに表面処理が出来ておらず、エナメル塗装ではみ出しを拭き取ればいいやと思ってたところがキレイに拭き取れなくてちょっとお見苦しい感じになってしまってますが、こんなところ組んだら誰も注目しないし自分でもほぼ見ない!はず!

併せて、頬ダクトの奥の黒もエッジがキレイに塗り分けられてなかったので墨入れの要領で誤魔化してやろうと思ったところ、同様に内側がざらざらで汚らしくなってしまったのですが変に上塗りするとキズを広げそうなので、最低限目立たなくなってればもういい!…みたいな。やっぱり…の手直しが発生しなければ、これで塗装工程は終了です。
塗装もっと上手くなりたいです。経験あるのみですね…。


そして、ギミック周り最後の難関であったバイザーパーツがまたもや立ちはだかります。
前回記事の通りヒートプレスを5回トライして組んでみたら型の修正が必要なことが判明してごりごりやって、その後さらに2回ほど抜いてみましたが、どうにも結果がよろしくない。
そもそもこのバイザーの型、前頭部とのかみ合わせに関してはそれなりにキッチリ出来てるのですが、全体としては嵌合の検証が出来ていません。外装パーツの構造上、全部の関係パーツをちゃんと組んだ状態でクリアランスを調整するのが困難なので、ひとまずそれっぽい感じにするのが精一杯でした。
てことで、型に関しては今更削ったところをさらに今更盛り足したりしながら再度の修正を試みて、さらに3度ほど追加ヒートプレス。都合もう10個めとなる成果パーツがどうにか使えそうだったので切り出して、仮組みした結果がこちらです。
20210617_zero4.jpg
一番の焦点は、緑矢印の頬ダクトとのかみ合わせ部分。
塩ビ素材の柔軟さでうまいこといくかと思ってたのですが、正面からの見た目を気にしすぎて必要以上に下すぼみになってたようでダクトのエッジと完全に干渉してたので、下端を外側に広げる形で盛り足したのがこの辺です。
それでもまだ、赤矢印部分を見ると、前頭部が閉まりきってないのが一目瞭然。どっかが干渉してるのは間違いありません。バイザー保持アームとそれを開閉する目玉カバーのアームの嵌合が塗装によってタイトになりすぎてたのをちょこっと修正したらだいぶマシになってこれですので、干渉の調整がまだ足りていないようです。
ということで要調整なのが青矢印。バイザー下端と顎パーツ正面とのクリアランス。前述の通り型を作る段階で調整しづらかったのと、どうやっても最後は現物合わせだろうなと思ってた部分ですが、バイザーの上下幅が明らかにまだ過剰。もう少しけずってやる必要がありそうですね。
ただ、そこさえ調整できればうまく全てが収まるのでは、という予感がしております。クリアパーツのサイズ微調整はまただいぶ気を遣う作業になりますし、やり過ぎたらまたかなりの手戻りが発生しますので慎重にいきたいところですが、ここの処理が済めばもう完成できるのでは。


自分の書いた文章は当然自分が読んで好ましいように書かれてるので、ときどき過去記事をひたすら読み返してしまったりします。
で、見返すとこの零式ヘッド、目玉周りのパカパカを形にしたあとで半年ちょい放置してから再始動したのがちょうど1年前らしく。そこからギミック設計やもろもろの造形修正をこの1年でこなしたということになります。丸1年もかかったというよりは普段の自分のペースに照らすと1年でよくぞここまで…という感想。
3DCADによる可動ギミック設計という初チャレンジに加えて毎度の大型レジンパーツの形状変更のみならず電飾回路の設計、さらにはサーボモータの使用も初体験、と盛り沢山な中で、手の遅い自分としてはよくやってる気がします!(自画自賛

お手つきを増やすのが得意なのですが、かなり意識的に「まずはこれ…!」とあれこれ浮気を我慢しながら頑張った成果がへっぽこながら出ているのでは。
ホントのほんとにもう完成目前です。気になるところには目をつぶりつつですけど。
ではまた次回。
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零式ヘッドモデル-44:いろいろと [彩工家 零式]

いよいよ完成間近!…というところで足踏み状態ですが。
なんていうか、完成目前ってほんと細かいアレコレ続きで、全体像に影響しないような地味な作業ばかりになるじゃないですか。テンション上がりにくいので牛歩になりがち…。ここでどこまで踏ん張れるかで仕上がりが変わるんだと思いますが、自分はまだまだ未熟です。

さて。
いつもならもうちょっと後でやってる気がしますが、首元のカバーに着手。
20210614_zero1.jpg
キット付属の型紙に合わせて「いつもの布」をカットしました。
小さいカット売りで買った布ですが、あと10機分ぐらいは余裕でまかなえそうなぐらいありますので当分安心ですね。
型紙通りだとちょっと後ろの「襟足」が長い気がしたのでこのあと微調整しつつ。

イングラムとはだいぶ構成が違うので落としどころに迷いますが、後頭部のセンターにフックを設けて吊る感じにしました。
20210614_zero2.jpg
いつもどおり軸に真鍮線を通して、巻き込むように布を折り返して接着しています。

後方1点保持では足りないかなと思いつつ、前方は特に固定せずでもなんとなくそれっぽくなるんで、ひとまずこんな感じですかねぇ。
20210614_zero3.jpg
しかし、こうして仮組みしてみますと、これも散々言ってることですが一歩間違えると組み立てられない模型になってしまいました。
試しに組んでバラすだけで一苦労な部分が多いのでなかなか全体像を確認出来てないのですが、ほんとにこれ組み立てられるんだろうかと不安…。


一方で、どうにも動作が安定しなかった電飾ユニット。
20210614_zero4.jpg
ネットで調べると一部有識者が「プルダウン抵抗は10k!」て言ってるのを信じたらマトモに動かず、330Ωにしたら動いたんですがさすがに低すぎる気がして。よく分かってませんけど全部1kΩにしたら問題なく動くようになった(ように見える)のでこれでいいことにします。
さらに、PICAXEのインストではINPUT端子としても使えるような書き方がしてあるSERIAL IN端子がどうにも挙動不審なので諦めて別端子へと繋ぎ換えつつ、PINの数がギリギリなので配線効率重視でまとめたのが良くないのか?と分けた回線を玉突きで再度一本化したり、と一進一退。ですが、なんだよこれでも動くじゃん、みたいな結果になりつつ、結果としてはどうにかパズル組み替えに成功した模様。

しかし何度見てもこれ、良い子は真似しないでね!的なカオス配線です。自分でも、もうちょっとやりようあったやろ…とは思うんですけどね。
20210614_zero5.jpg
見栄えがどうだろうと、動けばいいのよ。


で、コントロールユニットもまとめました。
単3電池3本用の電池ボックスで収めたかったんですが用意したスイッチだとクリアランスが厳しかったので、やむを得ず4本用をベースに電池1本分のスペースを潰してスイッチを固定しています。
20210614_zero6.jpg
結線をぶった切ってコネクタを追加したりとかも、必要だけど動作が変わるわけじゃないんで盛り上がらない作業のひとつ…。
2つのプッシュスイッチで、「太田さんの前で見得を切るシーン」と「野明の前で戦意むき出しなシーン」をそれぞれ再現できる仕様です。「野明の奮闘により活動を停止するシーン」も盛り込みたい気もしつつ、それはそこまで重要でもないかな〜と保留中。
電飾の細かいタイミング調整とかはこれからですので、プログラム中にやる気になれば考えましょうかね。


そしてそして。
忘れてたわけではありませんがバイザーパーツ。
型だけ作って放置してましたが、いよいよ手を着けないワケにはいきませんので勢いでやってやりました。
20210614_zero7.jpg
毎度のテキトー段ボール工作で型を固定して、ハンズで買ってきたt0.4の塩ビ板をヒートプレスです。t0.4はちょっと厚い気がしますが、それしか売ってなかったんだもん…。

4回トライして5回目でそれなりのモノができたので、ひとまず切り出して仮組みしてみました。
20210614_zero8.jpg
悪くないのでは…!?
バイザーの色はこれまた迷うところで、自分解釈ではわりとスモーク系のイメージが強いんですが、オフィシャルにはブルー系の解釈が主流なようです。でも暗いシーンも多いし、劇中描写をどう見るかは悩ましい。
とりあえずブルーの塩ビ板を使ってますけど、形が決まったところで少しスモークを吹いて見栄えは調整したいです。
で、仮組みの結果、どうも向かって右の後端部の角度にシャープさが足りない気が。型の固定が不完全でちょっと歪んでしまったらしい上に、型自体もちょっと左右対称が怪しい…ということで今更やりたくはないですけど型からちょっとヤスって修正したりしつつ。
これも全く表から見えない部分ですが、バイザー可動ギミックとバイザー本体の固定をどうするかもちょっと悩ましかったりするので、この辺もうちょっと時間がかかりそうです。

そして上の画像のとおり、額センサー周りの塗装が済んだのと電飾ユニットにも道筋がついたので、額センサーを正式に取り付けてみました。
LEDの上にHアイズをかぶせたうえにキットのバキュームフォームパーツをかぶせてますが、接着剤のせいでちょっとばかり発光時の見え方には気になる点があったり…。が、まぁもう細かいコトは気にせず完成を目指すフェーズだ、と言い聞かせております。


そんなこんな、「あとちょっと」にどんだけ費やすことになるのか自分でも分かりませんが、あとちょっとであることだけは間違いありません。はてさて。
ではまた次回。
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零式ヘッドモデル-43:ちょこちょこ塗装続き [彩工家 零式]

大した進捗はないんですけど、ちょこちょこ頑張ってはいるので更新頻度アップ作戦。

電飾ギミックにかまけて中断していた塗装工程、細かいところを残すのみですので一つずつ片付けていきます。耳とかやっと塗り分けましたー。
20210612_zero1.jpg
と言いつつ実は、塗装時のパーツ保持のため貼ったテープのせいでサフ地ごとべりっと剥がれる大事件が右耳の内側で起きてたりしました。毎度書いてますが相当ごってりサフを吹いてしまってるため、うっかり剥がれるとリカバーに相当苦労するレベルで段差が生じるのです。
サフってどの程度吹くのが適正なんでしょうね、未だに分かりません。で、ちょっとずつヤスってはサフ吹き直してはヤスってはサフ吹き直して…を何度か繰り返してはいました。
このぐらいまで誤魔化せたらいいやろ、ということで耳先のグレーを塗装。明るめでちょっとブルーがかったグレー、ってところで手持ちのグレーをあれこれ混ぜてみましたが、結果としては特に可もなく不可もなくな色になっちゃった気がします。でも悪くはない色かな。

相変わらず塗装が上達しないんですが塗装まで到達できてないお手つきが多すぎるので経験不足なのも相変わらずですから、当然と言えば当然です。ただ今回は特に今ひとつになっちゃってる箇所が多い気がしますが…当ブログお馴染みの「完璧を目指すよりまず終わらせろ」を唱えつつ。
耳上部の黒塗り分け部分とか、アップでは見せたくない感じです(笑)。


で、グレーの色味といえばさらに問題なのが額センサー周りです。
ここちょっと面倒くさそうだなと後回しにしてましたがようやく着手…したのはいいんですが、色味のチョイスはかなり悩ましいところです。

額センサー周り、キット作例やマスプロ完成品ではしっかりグレーに塗られてることがほとんどなんですが、劇中描写を検証するとかなり微妙で、ほんとにここグレーなんです!?ってずっと思ってました。
凹状ってこともあって、白いパーツの影色表現のように見えるカットもある一方で、がっつりグレーになってるカットもあるし、公式画稿でもグレーにしか見えないものが多いです。
でも、零式ヘッドの立体化としてはSDながらかなり高レベルで表現されていると個人的に思ってるブキヤDスタの公式画像だと白なんですよねぇ。
白黒パトカー塗装が基本の警察用レイバーの塗色として、メカ部以外でグレーっていうのはやっぱり迷いどころ。センサー周辺ということである種のアンチグレア的なことなのか?とか思いつつ、じゃぁ白で、と思い切るだけの覚悟を持てる材料にも乏しい。

悩みながらも落としどころとしては、グレーでもかなり白に近いグレーが自分の中での「正解」かなぁ…なんてことを考えてました。
が、まぁ。
20210612_zero2.jpg
完全にグレーになっちゃいましたネ…(^^;
おかしいな…かなり何度も調色しなおして繰り返し白をぶち込んだんですが…。
やっぱり周りが真っ白だとグレーはグレーとして際立ちますね。

本体が白塗装+クリアコートまで終わってるので、それを侵さないようにエナメル塗料をエアブラシの圧を低めにしてちょこっとずつ吹いてやりました。
ラッカーの上にエナメルなんでまぁ余計なとこは拭き取る前提なんですけど、申し訳程度のマスキングはしつつ凹み部の内側から外に向かって吹いてやったら、ちょこっとは拭き取りが発生したものの思った以上にキレイに塗り分けられました。
ただこう並べると耳先のグレーより濃いのがどうも気になりますが、ブルーよりの耳グレーに対して彩度が低めのなのは自分解釈ではOK。もうちょっと薄くても良かったよな〜とは思いつつ、まぁこれはこれでいいかな…。
あとは写真撮る時の明かりの具合次第でまたどうにでも見え方が変わる気もするので。


ついでに胸部のペリスコープ的な何かの内側をつや消しブラックで塗ったりとかも今更ですがやっと。
20210612_zero3.jpg
ここ、キットのパーツ構成として完全にヌケになってるので、何かしらの内部構造をでっち上げたりしても良さそうですが、そもそもがヘッドモデルっていうコンセプトなのでここは敢えて中身ナシで穴あきのママでいこうと思います。
先日書いた塗り分け用のリブ追加は、隙間からの光り漏れを防ぐためもありまして、ちゃんと黒く落とすことが出来ましたのでここもこれはこれで。


進捗の乏しさをどうでもいいグダグダで誤魔化してるように見えるかも知れませんが、まぁ正解です(笑)。というかこういうグダグダを垂れ流す場が欲しくてやってるブログですので、温かい目で見て下さい。
そんな中、先日来ブログリンクに追加させていただいてますが、ririwoさんのブログ(→LINK)では、フルスクラッチの1/35スケールHAL-X10という大作のメイキング記事が順次アップされておりますのでご紹介しておきます。Twitterで既に公表されていた超力作ですが、改めて解説されてる制作過程も必見ですのでぜひ。


そして、電飾ギミックがどうにもあとちょっとのところでうまく動かないんだよなぁ…。
この週末でどうにかケリをつけたいところですが、はたして。
ではまた次回。
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零式ヘッドモデル-42:電飾テストその3 [彩工家 零式]

引き続き電飾周り。

基本的な構造は出来てはいるものの、これまで初歩的なhigh/low切換で直接LEDをドライブしてチカチカさせる程度のことしかやってなかったもんで、複数のICを組み合わせてデジタルI/Oでタイミング制御とかやり始めると途端にボロが出る、っていうのを味わっております。

信号のINPUT端子に無負荷で電源電圧フルで印加したりとか、まともに電子工作やってるひとはやらない…。プルアップ/プルダウン抵抗とかも噂には聞いてましたが…レベル。
いろいろ勉強しながらちょっとずつ回路を修正し、プログラムもアップデートを繰り返しながら。

うまく動くときは動くのよ。

どや。

細かいタイミングはもうちょっと調整の余地がありますが、まずは安定して動作してくれないことには先へ進めません。
そしてすぐどの端子がどれだったか分かんなくなるもんで、配線メモが手放せない…。
20210608_zero2.jpg
やってることは令和の時代にBASICなんですけどね!

ではまた次回。
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零式ヘッドモデル-41:もろもろ微進捗 [彩工家 零式]

いくつか上手くいってないトコに進捗を阻まれつつ、体調も怪しい今日この頃ですが。
こまごまと進めております。

台座部を塗り分けました。
20210605_zero1.jpg
前端は謎の塗り分けになってますが、この辺どう塗るのが正解なのかよく分からず。
塗り分けガイドも兼ねて矢印のとこにプラ棒でリブを追加したりしております。

ペリスコープっぽいものと合わせるとこうなるわけ。
20210605_zero2.jpg
白い外装が載る以上はベースもここは白かな、てことで塗り分けることにした次第ですが、たぶん組んだらほとんど見えなくなるハズ…。

襟パーツもようやく塗り分けました。
20210605_zero3.jpg
この彩工家さんヘッドモデルシリーズ、イングラムでは基本的に外装は白一色だったんですが、零式は黒部分もあるのが大きな違い。
黒はやっぱりキズが目立つなぁ…と思いつついまさらどうしようもありませんので、塗膜が落ち着いたらもうクリア吹いて仕上げにしちゃおう。と思いつつ、ここも内側の塗り分けがハッキリしないんでまだちょっと迷い中だったり。

いけそうなトコは完成を優先するモードでクリア吹き。
20210605_zero4.jpg
遠目ではいい感じですが、ざらっとしてるとこもなくはない。
けど写真撮ってネットに上げたらまずバレないし完成したら自分でもそんなとこ気にならないでしょっていう割り切りが大事ですね。

危険なんですけど仮組みしてみて、ちょっとだけ雰囲気チラ見せ。
20210605_zero5.jpg
いいねいいね!

で。
各部をビス止め構造にしておりますが、奥まったトコをぐりぐりしないと組み立てられない箇所がいくつも出てきてますので、新しいドライバーを購入しました。
20210605_zero6.jpg
今までのが貧弱すぎるやろ…て感じですけども、有効長(?)がほぼ倍になったのと、気付かずに買いましたが先が磁石になってるタイプでしたので、これでぐっと組み立てがやりやすくなるはずです。

一方の電飾ギミック、相変わらず上手くいかない。
20210605_zero7.jpg
理論上そんなことにはならないはずなんですが、どうしても2つのPICAXEを連動させようとすると想定外の挙動になってしまいます。
なんでじゃー!!!
いろいろ試してみても原因がさっぱり分からないのでちょっと暗礁に乗り上げた感。

パーツの仕上げと電子工作と、いったりきたりしながらテンションを保ちたいところです。
もうホントに完成目前ですのでね。細かいことは気にせず完璧を優先させたいですが、計画通りに動かないのだけはどうにも。

ではまた次回。
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零式ヘッドモデル-40:電飾テストその2 [彩工家 零式]

先日来、とんでもクオリティで製造しております電飾ユニットの続き。

途中まで出来たところで一旦テストしてみます。

発光テストなのでタイミングとかテキトーです。まずは仕込んだLEDが全部点灯してるのでヨシ。

LEDに対してICのピンが足りないため上下それぞれ別のICで制御する構造になってて、とりあえず下半分だけ。それでもLEDの数が少なくてだいぶぎこちないですが、これ以上増やすと制御しきれないので最大公約数的なところで妥協。
光自体の見え方ももうちょっとなんとかした方がいい気がしますが、まだその手前段階です。

このV字型に光るパターン。
20210602_zero2.jpg
言うまでもなく劇中でバイザーに光が走る印象的なシーンを再現するためなんですが、まぁ結構無理があります。
そもそも構造を考えたらあんな風に光るワケがない演出優先の表現です。バイザー部に直接LEDを並べればそれらしいことができますが、現実的ではありません。となるとフェイスオープン時に目玉を光らせる電飾を兼用して、閉じた時にもある程度それっぽく見せられたらいいな的なトライをするしかなく、こういう形になりました。
目玉状態の見え方前提なので横方向のスリット構造なのも見た目が微妙な要因ですが、目玉カバーが被さるのでうまいこと遮ってちょうど良く見えたりしないかね、と期待しつつ。仮組みして確かめたいところですが、まずはちゃんと光るようにしないとです。

てことで残りのブロックも配線してテスト。光りはした。
20210602_zero3.jpg
追加されてるコンデンサは、いわゆるホタル回路用です。上の動画では最初の点滅が単なるON/OFFになってしまってますが、これを劇中のようにボワーンとさせるため。

で。
懸念されたLEDの断線や致命的な配線ミスがなかったのはよかったものの、制御がどうにも上手くいかない。(配線ミス自体がなかったとは言ってない)
ArduinoとかAVRとかはよく分かんないので安定のPICAXEでやってますが、先述の通り上下それぞれに個別でPICAXEを割り当てたうえで、片方からもう片方へ信号を送ってタイミングを合わせて動作させる作戦です。
それが、なぜか2個目が動作しないとか、動作したと思ったら1個目の動きが止まるとか。この問題が解決できないと電飾プランが崩壊します。電源が足りない…?

PICAXE扱うのも久しぶりだし元々大した使い方してないんで、マニュアルのコマンド説明とか勉強しなおしながらでなかなか進まず。せっかくサーボ駆動が上手くいってるので電飾も形にしたいですがどうなりますやらです。
ではまた次回。
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零式ヘッドモデル-39:塗装の続きなど [彩工家 零式]

いいペースです。

せっかく雨が降ってないんだから今のうちに…と塗装のリカバーなどしたい天気でしたが、前回の続きで台座のサーボ固定工作とかやってたらいい時間になってしまいつつ、なんとかちょこっと進められました。
20210531_zero1.jpg
前頭部ほかメイン外装の白塗装はもうちょっと調整が必要かな…。
ご覧のとおり目玉のクリアパーツにも色を入れました。目玉が赤くなるともう雰囲気満点。

アップで。
目玉カバーなどは墨入れを兼ねてウォッシングっぽいことをしてみましたよ。
20210531_zero2.jpg
まぁ写真でどこまで伝わるか分かりませんけど。
設定上、ウェザリングはそぐわないんですが、汚しというよりは質感向上のほうを目的に。外装が白一色なのに対して、中メカのゴチャ感を強調できればなという意図です。
それなりに情報量が増えて重たさが出たのではないかと自分では満足。


で、最初の画像にも写ってた頬ブロックのパネル。
今更シリーズです。
20210531_zero3.jpg
設定画でも本編でも向きが一定でないことで有名な(笑)△の部分、キットでは凹モールドで表現されてて、ここはまた黒く塗りつぶす感じですかね〜、なんて思ってたんですが改めて確認したらここも白じゃないですか。
で、黒ベタで誤魔化すならまだしも白ママとなるとちょっと気になる…ということで、プラ板を切り出してはめ込む形に変更です。たぶんこの方が本編の描写には近いかなと。
で、サフ吹いて白吹いて合わせてみますが、既にがっつり白吹いたベースのパーツとは色が合いません。ただここはむしろ、ちょっと色味が違うのがそれっぽいのでは…と思うのでこのままにしときます。

また何か思わぬトラップがありそうですが、梅雨入り前にクリア吹きまでいけるのかどうかが今後の焦点です。
ではまた次回。
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