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1/24 コブラ427(榊清太郎仕様) ブログトップ
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コブラ-15:完成!! [1/24 コブラ427(榊清太郎仕様)]

ということで、完成写真です。

モノグラム1/24キットベース、シェルビー・コブラ427(榊清太郎仕様・劇場版)。
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なんで劇場版かといえば左ハンドルだからです。
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おやっさん(私服ver)も乗車しております。衣装はTV版設定合わせ。
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例によってほとんど見えない内装にはこだわらない主義ですがまぁそれなりに。
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さすがに指2本折れたママは気分悪いので、塗り忘れてたグローブの塗り分けついでに、テストパーツを移植してちょちょっと直しておきました。

オープンカー状態。
TV版では南雲さんを助手席に乗せてるシーンがありましたね。
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特徴的な4本出しマフラーや灯火類は3Dプリントの自作パーツに置き換えました。
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出来はともかく、デジタル設計のいい練習になりました。自分としては満足。

そしてこれもこだわらないけどそれなりに初挑戦してみたエンジンルーム。
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キャブレターは新OVA版の劇中カット合わせで、これも自作3Dプリントパーツです。
パイピングは完全に雰囲気だけ〜。

と、いうことで完成しました。
長い長い放置期間を経てるとはいえ、再着手してからは自分としてはわりとよいペースだったのではないかと思います。CADの勉強とかもしたし。
ただカーモデルの命ともいうべきボディの仕上げをテキトーに済ませたのは反省点ですね…。その分、フィギュア込みでの完成、ということにしています。

『じゃぁあとは頼んだぞ』「おつかれっしたー!」ぶ〜ん…
20200607cobra8.jpg
同スケールの過去作と並べてみました。
やっぱフィギュアがあると、車両だけよりも世界観がぐっと深まるというか引き立ちますねぇ。作ってみて良かったデス。

さて、お手つきひとつ解消!なのですが…。
ひとつ減らしたからひとつぐらい増やしてもいい計算…!?

ではまた次回。
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コブラ-14:延長戦・フィギュア制作3 [1/24 コブラ427(榊清太郎仕様)]

コブラ427のドライバーとして、1/24スケールで榊のおやっさんフィギュアを作るチャレンジ続き。

サフ吹いたパーツを申し訳程度に表面処理して塗装に入ります。
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どうせ細かいとこは見えなくなりますしね。

で、塗れました。
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まぁヨレヨレなところはありますが、このサイズなんで遠目に見ればまったく問題なし!
なんですが、落として右手の指先がちょっと折れてしまいました…。やっぱ3Dプリント用のUVレジンは硬い分折れやすく脆い…。安心して扱うにはウレタンレジンとかに置換したほうが良さそうですね。
でもまぁ、またリカバーし始めると終わらないので、ひとまず完成を目指します。

組み上げまして、さっそくコブラにご搭乗いただきました。
20200606cobra3.jpg
うひひ。いい感じじゃあないですかね。

フィギュアを載せる関係もあって幌は接着してないので、オープンカー仕様も楽しめます。
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フロントガラス越しに1枚。
20200606cobra5.jpg
コンパクトなコックピットに若干窮屈めに収まる感じ、バランス的にもちょうど良く仕上がってる気がします。しかしこのコブラ、ハンドルでかくない?

てなわけで、得意の完成直前に破損するやつをやらかしたのでちょっとしょんぼりしていますが、ひとまずこれで完成ってことにしましょう。気が向いたら直す!
これ以上壊れる前に、ちゃんと写真撮りましょうかね(笑)。

ではまた次回。
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コブラ-13:延長戦・フィギュア制作2 [1/24 コブラ427(榊清太郎仕様)]

コブラ427のドライバーとして、1/24スケールで榊のおやっさんフィギュアを作るチャレンジ続き。

前回のテストプリントを踏まえてサイズなど調整してセカンドトライ。
20200603cobra1.jpg
いい感じで収まってるのではないでしょかね。
これを元に、腕の角度などさらに微調整していきます。

データ上はこんな感じ。
20200603cobra2.jpg
出力前提なので、データ上で着色する意味はないんですが、やっぱりざっくりでも色付けるとイメージ湧くしテンションも上がります。

三度目のプリントで本番テイク、のつもりでサフ吹きました。
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やー、もちろん超絶技巧でこれを手作業でできちゃう方も世の中にはいるんでしょうが、自分には絶対無理。このデティールが自宅で手に入るって、デジタルモデリング+3Dプリントの革命感半端ないですわやっぱり。しかも3万円ほどで買えちゃうAnycubic Photon無印でこれですから、機材によってはさらにって話です。

前回も載せましたが、手とかこのサイズですからね。
20200603cobra4.jpg
サフをごってり吹いちゃってるのと、どうせ極小サイズだしとモデル自体だいぶテキトーなので粗いですけど、ちょちょっとやればさらに精細になるはず。こんなのパテで作ってたらいつまで経っても終わる気がしません。

てことでいい感じにできてる気がしますので、あとは色塗れば完成ですよ。
フィギュア塗装は筆塗り…っていうイメージがありますけど、うまく出来る気がしないのでエアブラシと筆の使い分けに悩むところです。スケールでいえば1/35に比べたら5割増しで簡単なハズではありますが、経験値のない分野なので前途多難な予感も。


そして余談ですが、前から考えてはいたのと同じ事をたまたま最近とある模型ブログでも見かけたのでやってみました。元箱をカットして完成品サイズに合わせた収納箱を作るっていうヤツです。
20200603cobra5.jpg
箱のビジュアルは多少犠牲にはなってしまうものの、捨てずに生かせるしナカミも一目瞭然だしジャストサイズでコンパクトになるしで、いいことづくめですね。
まぁ今までこんな作業が必要になるほどウチにはプラモの完成品がなかったのですが…これはイイので今後もやっていきたいと思います。

ではまた次回。
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コブラ-12:延長戦・フィギュア制作 [1/24 コブラ427(榊清太郎仕様)]

前回いちおうの形をみたものの、カーモデルとしての出来はしょんぼり極まりないので、キャラモデルとしてお茶を濁すべく。
とか言いつつ、実は並行してちまちまやってたんですけどね。

ZBrush Coreで、こんなものを…。
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榊清太郎班長のフィギュアを作ろうというわけです。

でまぁ、なんとなくそれらしきものが出来ましたので、一度サイズ感の調整も兼ねてテストで出力してみました。
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久々のPhotonプリント。
やっぱり気温が高いとレジン臭も増すような気が…。

しかしデジタル造形やっぱハンパねぇな、と。
結構テキトーにモデリングしてるのに、このサイズでお手々がこの精度。
20200530cobra3.jpg
というか、1/24てこんな細かいのか…というスケール感覚の把握も含めて。
画面でごりごりやってるとなかなか実寸でどう見えるかのイメージが分からないものです。

テストなのでラフにサポート除去してざっくり組み上げてみた。
20200530cobra4.jpg
だいたいのサイズ感は悪くない気がしますが、ちょっとばかり座高が高すぎたようです。

これを踏まえて、細かいバランスや位置関係を調整していきましょ。
てことで、ではまた次回。
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コブラ-11:ラストスパート [1/24 コブラ427(榊清太郎仕様)]

一気に完成…と思いきや…、のまさかの後戻りでテンションだだ下がりでしばし間が空きました。

件のリアウィンドウ周りはこんな感じに。
20200523cobra1.jpg
チリが合ってんだかどうだかって感じですけど、まぁ遠目にはキレイにできてるように見えるのでいいでしょ。フレーム部は結局、クリアパーツ側の塗装表現としました。やらないよりはやって良かったですかね。

あとは残りの細かいパーツをどうにかしたら今度こそ完成…のハズ。

前回ぐだぐだ書いたナンバープレート。
キットは海外仕様ってことでパーツがはリア用しかありませんが、これがまた細かいモールドが入ってます。
20200523cobra2.jpg
STAY HOMEで近くしか見ないからですかね、最近眼のピントが合わないことが多いです。
そうでなくても肉眼では読めるか読めないかサイズの精密造形ですが、もったいないけど要らないので容赦なく削り落としました。

フロント用もプラ板で作りまして、こんな感じ。
20200523cobra3.jpg
角のRがバラッバラですけど気にしない気にしない。
デカールを自作する気力は残ってないというか、他がそこまでするレベルの仕上がりになってない…というのもありつつまぁ単純にメンドクサイだけですけど、ナンバー表記はステッカーで済ませます。
結局、悩んだ挙げ句とりあえず品川ナンバーにしました。

で、設定考証的な話の続きですけどね。
これを引っ張り出してきまして。
20200523cobra4.jpg
小説版。なにか榊さんちの所在地に関するヒントがあるのでは…と。

ラスト2巻は劇場版2のノベライズですが、劇場版本編では榊さんの家のシーンが佃島の銭湯に変更になってるのですが、佃が榊さんの「地元」であるという記述が。佃は中央区ですから、陸運局の管轄でいうと品川ナンバーということになります。
ただ、中央区佃って川を渡ればもう江東区、すなわち(江東ナンバー導入前の区分では)足立ナンバーです。ここでいう「地元」の範囲がよく分からない…。しかも、銭湯を出た榊さんは停めてたコブラに乗り込んで走り去るんですよねぇ。
時系列からして榊さんは篠原重工八王子工場に向かってますからクルマ移動自体はおかしくないんですが、いくらその後遠出するからといって、すぐ近所の銭湯までわざわざコブラで行くか…?というと、件の銭湯は徒歩圏ではないような気もしてきますし、とはいえクルマで行くような距離の銭湯にわざわざ後藤さんと二人で入りに行くのも不自然…。となるとやっぱり、すぐ近所だけどクルマで出た、って解釈するのが妥当かなぁ…。

で、「もう分からん!!」てことでひとまず品川ナンバーにしちゃいましたけど、ふと思えば、新OVAで榊さんが土手を散歩してるシーンはどう見ても隅田川じゃなくて荒川な気がします…。じゃぁやっぱり江東区なんじゃなかろうか…。でも荒川沿いなら佃を「地元」と言うにはさすがに無理があるような…。
引き続き、ご存じの方からの情報をお待ちしたい所存です。ステッカーだから剥がして直すのも簡単だしね。


で、そんな蘊蓄はモケイの出来にはまったく影響いたしませんので、いくら考えたところでクオリティがこれ以上に上がることはありません。ひたすらパーツをくっつけていくのみです。
メッキパーツ生かしてる部分はどうしてもバリやゲート跡が気になったりしますが、メッキ調塗料とか持ってないし使いこなせる気もしませんので手持ちのシルバーで申し訳程度にレタッチして目をつぶります。


そんなこんなで、いちおう形にはなりました。
20200523cobra5.jpg
実はこれも分かってはいたんですが、車軸がパーツの時点でちょっと歪んでるようでして若干接地が怪しい…。ちゃんとしたカーモデラーさんならトレッドとかホイールベースなんか一番最初に調整するところですけど、その辺まったくなんにもしてません。ので、こだわる方にはツッコミどころありそう。

でもまぁ今回はこんなもんですかね、って感じです。
もともとお手軽仕上げで積み消化のつもりで再始動したのに、まったく予定外にだらだら時間をかけてしまいました。最初に放置してからのブランクを除けば、自分としてはわりとペース速いほう…ではありますけども。
新しいもけい作る時は「なにかひとつ新しいことする」ってのをなるべく意識してますが、その意味では3Dプリントでキットパーツを置き換えるチャレンジがそこそこ上手くいきましたので、経験値も得られて少しは前進と言えるのでは…!?

出来上がりはしましたので、ちゃんと写真とって完成!!とするか、もう少しなんか考えるか…。
次に手を着けたいものもあれこれあったりするのでこの辺でケリつけたいとこではあります。

ではまた次回。
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コブラ-10:ボディ仕上げとまさかの…とか [1/24 コブラ427(榊清太郎仕様)]

さてさて。
GW中に終わるかな、どころか、長い人でも今日でGWおしまいでしょうけど…案の定、完成しておりません。まぁいつものことです。

数日やる気がなくて放置してました。
なぜかといえば、このエンブレムをどう塗ったものかと悩んでいまして。
20200510cobra1.jpg
既にサフと塗装でだいぶ埋まってしまってますが、超絶精緻なモールドでシェルビーコブラのエンブレムがボディの前後に表現されているのです。細かいところがほんとに細かいですこのキット。
ただでさえ埋まりかけてるのにクリアコートしたら完全に潰れるのは必至ですから、この段階で塗っておこうと思ったものの、こんなの無理でしょ…。

アレコレ考えても答えが出るわけでもなく、数日の保留期間を経てからようやく意を決してえいやとやったらまぁ酷いことになったよね。お見せできません。

で、クリアコートです。
エンブレムの色差しに一部失敗を恐れてエナメルを使ってしまったので、かつ、なんかもう面倒くさくなってきており(笑)、缶でぶわっとやって終わりにしたい気分となれば、なおさらラッカーは危険。
ということで、まともなカーモデラーなら絶対使わない水性トップコートの光沢クリアを使ってしまいました。

光沢/つや消しの塩梅も悩ましいよね〜、なんて思いつつ、ギラッギラのツヤはちょっとイメージ違う気がしたので、その意味でもガチ研ぎ出しとかはしなくていいかな、というのもあって。
で、軽くふわっとトップコートを吹いたらまぁ、せっかく磨いたのにまたしても思いっきり梨地なクセに中途半端すぎるツヤが出て気持ち悪い感じになってしまい、ならばと重ねてごってりブワッと吹いてやった結果がこちらです…。
20200510cobra2.jpg
この小さな粗い画像でもはっきりと分かりますよね。
見事な梨地だったのが、とっても綺麗な柚肌に大変身です。

…。

またこれタチが悪いのは、そうなること分かっててやっちゃってるところですよ。
馬鹿なの?

ガチ研ぎ出しはしませんしそもそも水性トップコートでは無理ですが、乾燥を待ってからスポンジにコンパウンドを付けて全体を軽くごしごしと一通り磨いたところ、程よく半光沢「風」になった気がします。ところどころ変なムラになってるけどもう気にしない(いつもの)。


あとは細かいパーツ付けてもう完成じゃ!…と、その前にナンバープレート作らなきゃ。
とはいえ劇中でちゃんとした描写がないんで、なにかしら資料あったかしら…とあれこれ見返していていたところ…大変なことに気付きました。

ほら。
20200510cobra3.jpg
リアウィンドウの形が違うじゃないか!!!

いやこれ、記憶を辿ればもちろん把握はしていて、直さないとねと思ってはいたんですよ最初は。
エンジン周りとかに無駄な時間を費やしてるうちにすっかり忘れていました。もう幌パーツ塗装もしちゃったのに。

まさかの大失態が発覚してなんかもうやる気もなにも失せかけましたけど、半日放心したところで、とりあえずキットのガラスパーツをぶった切ります。
20200510cobra4.jpg

切り離した左右だけ接着。
20200510cobra5.jpg
わざわざ塗装剥がしたりとかもしない!笑

そしてここで、伝家の宝刀ともいうべき秘蔵パーツ、「クラウンの窓」〜。
20200510cobra6.jpg
過去動画ご覧頂いた方はご存じでしょうが、「あの」クラウンの窓パーツの残りです。これの天井部分をカットしてはめ込みますよ。

キットパーツと設定で下端の曲線がだいぶ違いますが、ほどほどなところでバランスを取りつつ修正しながら、地道なチリ合わせが続きます。
20200510cobra7.jpg
ちょっとスキマ空いてたりもしますけど、サフ吹いて塗装したらまた嵌合具合は変わりますからとりあえずはこんなもんでしょ。
ガラス周囲に縁取りみたいなのが設定画だとありますが、これは省略しちゃってもいいかな〜…。

実はこの幌パーツもまた、キットの時点でキャンバス地っぽい細かいテクスチャがモールドされてましてね。埋めた窓部分は取り敢えずカリコリ削って近しい感じを狙ったりしてはいるんですが、結果の程は一度サフ吹いてみたところで。
とまぁ毎度のわたしらしい一進一退ぶりを盛大に発揮しておりますが、今回ばかりは本当に完全なるミスですのでどうにもこうにもです。


ところで前述の通りナンバープレートも作らねばなのですが…。
劇中ではそれらしい描写がありません。(「AC-COBRA 00-427」っていういかにもなやつはありますけどね)
そもそもおやっさんの家がどこにあるのか、明確な設定が自分の知る限りなくてですね。もしご存じな方はぜひ教えて頂きたいところです。品川ナンバーではなさそうだなと思いつつ、となると可能性が高いのはやっぱり足立かなぁ…とか。
なんて思いながらいま改めて調べてたら、足立ナンバーの対象地域の一部ではまさに明日5/11から「江東」と「葛飾」のご当地ナンバーが交付開始になるんですってね。知らなかった〜。
まぁ既に劇中の世界からすると未来の出来事ですから、そこは気にする必要ないかなと思いますけれども。しかし今回は設定上、公用車ではありませんから、万が一にも実在し得ないものにしておかないと、というのはあるので、どういう自分設定にしようか迷うところです。
おやっさんの「お」はナンバー不使用なのでそれがシンプルかな。


「同志」が長い旅から戻って作業再開してるので、放置中の零式ヘッドも気になりつつ…。

ではまた次回。
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コブラ-9:ボディ再塗装と細部仕上げへ [1/24 コブラ427(榊清太郎仕様)]

今回はボディ塗装の手直しから。
色合い的にはナシではないかなって感じにはなってたものの、超絶梨地どころか鋳造表現ですかレベルでざらっざらになってしまっていたので、数日おいてしっかり乾燥させたところで全体ヤスリがけを敢行しました。
もっとあちこちアチャー!!なことになるかと思いきや、意外とそうでもなく一皮むけた感じに表面処理ができましたので、色味を見直して再調色して吹き直し。

前回書いた通り劇中ではだいぶ彩度も明度も高くもっと青寄りです。ただ、そのまんまっていうのも逆に模型だとオモチャっぽくなりすぎてしまう気もして。
そもそもアニメ本編中の色は、劇中セカイに存在するモノをアニメ映像として記録した状態の色合い、ということでありますから、劇中の「実物」が本当はどんな色かなんてことは分かりっこないわけでありまして、となるともう、どうでもいいんじゃね!?って気持ちになりますけれども。

とりあえず選択肢としては手元にある色だけなので配合比を弄ることしかできません。前回同様No.302グリーンFS34092をベースに、No.66デイトナグリーンをだいぶ多めに混ぜ、No.5ブルーをがっつり足しました。比率はもう目分量。
だいたい、白地やサフ地に吹くならまだしも、既にダークグリーンになってるボディに重ね塗りするわけですから、実際の発色なんて吹いてみないと分かりゃしません。

てことでぶわっと吹いた結果がこちらです。
20200503cobra1.jpg
…なんか、「緑」って感じ…。
せっかく前回ちょっとシックな雰囲気で悪くなかったのに、随分と安っぽくなってしまった気がしますが、劇中イメージには半分ぐらい近づいたような気も。

さらにさらにそもそもですが、このクルマ、劇中の登場シーンってほとんど夜なんですよね。昼間のカットは数えるほどしかありません。となるともう、照明の具合で色合いの見え方なんてますます正解が分からない訳で。

めっちゃ明るくして撮ればほら。
20200503cobra2.jpg
これまた全っ然違う色に見えますな。

ちなみに劇中の数少ない日中シーンの色がこんな感じ。
20200503cobra3.jpg
こうしてみると、そこまでハズしてはないのでは…という気になってきますし、模型サイズで見る現物と映像中の表現とでの見え方の違いもありますし、どう考えてもこれ以上はドツボコースなのでこれでヨシとしましょう。

とか思いつつも未練がましくクレオスのWebサイトで(画面上の色サンプルなんてそれこそ当てになりませんが)Mrカラーのページを眺めつつにらめっこしたり。
やっぱり緑系は色々あるのでどれかドンピシャなものがありそうだなー…と本編画像と見比べていたら、ウチのPC画面では一番近そうに見えたのがNo.302のグリーンFS34092っていう色です。
…!?
それ使ったじゃん…。

てことでこの話はおしまいです。


残りの細部も着手。
まずこちら、インパネのパーツはぶわっとセミグロスブラックの瓶ナマですが。
20200503cobra4.jpg

ご覧下さい、よく見ると各メーターパネルに超絶細かいモールドが入ってるんですよ。これはスゴイ。
20200503cobra5.jpg
セオリーでいけば、ラッカー白吹いたあとエナメル黒を流してモールド部分だけ拭き取り、みたいな工程になるやつですが、あまりにも細かすぎるのとだいぶ奥まってるのでそれは無理そうなので諦め、ぶわっと黒吹いちゃった次第。

なのですがやっぱり惜しい気もして、成形色の白が出てくるかなとダメ元でゴシゴシカリカリとやってみたり。
20200503cobra6.jpg
くっきりとはいかなかったものの、計器類がちゃんと表現されてますよぐらいの感じにはなりました。これ以上アップではお見せできません(笑)。
ここだってどうせ組んだらまず見えやしませんしね。縁取りのシルバーのほうが目立ってますがそんぐらいでちょうどいいです。

そしてそして、取り寄せてたAnycubic純正の無色クリアレジンも届いたので、リアの灯火類を再モデリングしてPhotonで出力しました。デフォルトっぽいちょっととんがり形状のものと、設定画同様のフラットなタイプと、試しに2種類。
20200503cobra7.jpg
実車でも両方あるっぽいので、ここは設定通りのでいきますかね。
ご覧のとおり、二次硬化でUV照射したら見事に黄変しちゃってますが、ウチでクリアパーツ自作といえばだいたいクリアレッドかクリアオレンジに塗装することになりますので支障ありません。

しかしこの純正無色クリアレジン、いつも使ってるクリアグリーンのとだいぶ特性が違うようで。
追い込めてないんでテキトーですが、最近はいつも0.4mm/9sec.でやって問題なく出せてたところ、同じ設定だといまいち硬化不良。照射時間を12秒まで伸ばしてみたらうまくできました。
最近気温が高いのもどう影響しているのかいまいちまだ分かってません。冬場しか運用実績がないもので、その辺はまだまだトライアンドエラーですね。


とまぁそんなかんじで、スローペースながら着々と。
20200503cobra8.jpg
作っておいたシフトノブなんかも塗装して取り付け、内装まわりも一通り出来上がって参りました。
ボディとクリアパーツの最終仕上げが出来たらもうほぼ完成です。

GW中には終わるかな?
ではまた次回。
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コブラ-8:細部追加工作ととりあえず塗装 [1/24 コブラ427(榊清太郎仕様)]

ボディ周りの細かい工作を進めます。

まず、つい忘れそうになるサイドミラー。
キットには形が違うのがしかも片側分しかついてないので、またまたFusion360でモデリングしてPhotonで出力しました。
20200426cobra1.jpg
いい感じでは!?

数ミリしかないこんなパーツ、プラ材削り出しの方が早いような気もしますが、左右対称でこの精度で、となるとデジタルモデリング+3Dプリントには到底敵いません。
20200426cobra2.jpg
ほっそいステーにφ0.3mmの真鍮線で軸打ちするほうが遥かに難易度高しでしたがどうにか。

そして灯火類。
キットでは角形の一体タイプになってるテールは設定合わせで丸形2灯式に変更しますので、こちらも3Dプリント。無色クリアのレジンがあったはず…と思ってたのですが買ってなかったようですので急遽取り寄せつつ、手持ちのクリアグリーンで造形のみテストです。
20200426cobra3.jpg
これも、既存のクリアパーツで流用できそうなモノがある気もしつつ、微妙なサイズ感が手持ち在庫ではしっくりこなかったので、経験値アップも兼ねてFusion設計。位置合わせがシビアになりそうなので、ダボを差し込んで固定出来るようにしています。若干位置がよれてるけど本番取り付ける時にちょっと調整します…。
ボディ内に貫通させてるので、その気になったときに電飾できるかな、という思惑も含め。造形的にはもうちょっと煮詰めたい感じもありますが、レジンも届くまで保留とします。

で、悩ましいのがこちらのフロントバンパー。
20200426cobra4.jpg
左が設定画、右がキットパーツ。
ボディ前端の開口部外周に沿うリング状のパーツに対して、設定では「日」の形で横に一本追加されています。
参考に実車の画像を検索してみると、この横棒はついてたりついてなかったりではありますが実在の装備のようです。なんでしょう、やっぱり何かしらの防護的な目的なんでしょうかね。
そしてついてるクルマでは、どうやらバンパーではなくボディ側についてるようで。しかも個体によってはバーではなくフィン状のパーツの前端だけメタリックな仕上げになっててバーっぽく見えてたり…なにが正解なんだー!!と。

でも設定画や劇中描写では、明らかにバンパー側に横棒があります。
とはいえこのバンパーのパーツ、アクセントとしてキットのメッキを生かそうかなと思ってるところでもあり、あんまり弄りたくありません。実車でもボディ側の装備なのが一般的なのであれば、ここは実車に合わせることにしましょう。

とりあえず左右から穿孔してφ1mmの真鍮線を渡してみました。
20200426cobra5.jpg
んー。スケール的に前端ギリギリまでは攻めづらかったりもしつつ、雰囲気としてはこんな感じでは? 微妙な位置関係がどうにもしっくりこない印象もありますが、悩んでても答え出なそうなのでこれでいきます。

とかあれこれやってるうちに、ちょっと気分が停滞しかかってて、これはヤバイぞと。
飽きてくる前に完成までいかないと、またいつものパターンです。

パーティングラインの処理でゴリゴリやすって何度か捨てサフ吹いて磨いたボディは、この状態。
20200426cobra6.jpg
プラ地が見えてたりパテが顔出してたりしますが、塗色が暗めなのでこのぐらい無視ムシ!!
もう塗っちゃうもんね!!


で、ぶわっといきましたよ。
20200426cobra7.jpg
緑系はミリタリーの基本色ですから塗料もかなりのバリエーションが用意されてますので、ほんとはドンピシャな色があるはずです。が、もうメンドクサイので手持ちの緑系をテキトーに混ぜて吹き付けてやりました。
Mr.カラーのNo.302 グリーンFS34092が近いかなと思ったらちょっと褪せ感が強かったので発色のためNo.66デイトナグリーンを同量混ぜてみたところ今度は鮮やか過ぎる気がしたので陸上自衛隊戦車色セットのTC07濃緑色3414。2:2:1ぐらい?で混ぜたのを吹いてみたんですが、もう少し落ち着いてもいいかな、とさらにNo.40ジャーマングレーを混ぜて上掛けしたらこの有様です。

だいぶ落ち着いたダークグリーンになりまして、これはこれで高級感あって悪くない色合い。
20200426cobra8.jpg
ただ、TV・OVA版や劇場版1の劇中だとこれよりだいぶ鮮やかでちょっと青寄りが正解っぽいんですよねぇ…。もう、ちゃんと検証しないから…。
と思いきや劇場版2でも1カットだけ映ってるのに今更気付きまして、そちらだとかなり暗めの色合いなのでちょうど良さそう?

悩ましいところですが、幌ももう少し青寄りにしたいので、併せて修正ですかね。うまく行く気がしませんけど。それ以前に何より、超絶梨地なんですよ…。どうせ磨いたらまたあちこち剥げるんでしょ。知ってる。

とまぁそんな感じですが、さすがにここまで来たらそう長くはかからないはずです。
ではまた次回。
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コブラ-7:エンジン周りのでっち上げ [1/24 コブラ427(榊清太郎仕様)]

さて、再度エンジン周りに着手です。

Fusion360でまたぐりぐりと。
モデリングするのも面倒くさいんでこの辺はスルーしとこうかな、と思ったんですが、これもよい練習問題と思いなおしてチャレンジします。
20200422cobra1.jpg
エキゾーストマニホールド、っていうんでしょ。知ってますよ(どやぁ

実車の画像をあれこれ見ても、エンジン周りのパーツ構成は個体差がありすぎて、どれがオーソドックスなタイプなのか全く分かりません。
いろいろ見た中で、このぐらいな感じですかね〜、っていうのを参考にしてみました。

で、Photonで出力〜。
20200422cobra2.jpg
この辺はもう慣れたモノですよ。

微妙な寸法合わせで2回ぐらい修正したものがこちら。
うんうん、悪くないんじゃないでしょうか。
20200422cobra3.jpg
排気効率を考えたら、ほんとは4本まとまった後のパイプはもっと太くないとです。
でもここ太くするといろいろクリアランスに支障がありそうだったのと、実物で太さ変わらないものもあることを確認できたので、この雰囲気でいくことにします。

で、さらに形状を微調整しつつ、ここだけそれっぽくしたらあとは見なかったことにしようと思ったんですが、結局…。
20200422cobra4.jpg
床下へ伸びたパイプにつながる四角いボックスなども。
これもとある実車の装備を真似してつけてみたんですけど、これは触媒?サイレンサー?なに?分かってません。

さらにそこから後ろにパイプを伸ばし、どこにも繋がらない先っぽはテキトーに誤魔化し。
20200422cobra5.jpg
手前がサイドに排気する形のキットパーツです。
予定外にまるまるオリジナルパーツに置き換えることになりました。


そして、塗装してなんとなく組み上げ、初めてのパイピングも見よう見まねでやってみたりした結果がこちらです。
20200422cobra6.jpg
イマイチ感あふれてますが、この辺は最低限それっぽくなってれば、というのが今回の達成基準なので、よしとします。

でもまぁ、だいたいこんな感じじゃないですかね??
20200422cobra7.jpg
いろんな参考画像をベースに、どれとも違うけどまぁそれっぽくなった気がします。

ボディと仮組みしてみてシャーシ裏から。
20200422cobra8.jpg
床下なんかどうせ見ないのでこだわらない主義ですが、いちおうせっかくオリジナルでパーツつけたのでパイプ周りはアクセントでシルバーにしました。
どう繋がってるのか分かんないけどいちおう辻褄があってないことはないと言い張る。

エンジンフード開けてチラリ。
20200422cobra9.jpg
自分で分かってますが、どうせね、完成したら二度と開けないんですよ(笑)。
なので作り込むだけ無駄なんですが、今回はちょっとやってみたかったの。

しかも…エンジンフードからでは、頑張って作ったエキゾースト系がほっとんど見えません…。だろうな、という予感はあったんですがここまで見えないとは…。しょんぼり。


ともあれ、これでシャーシ側の作業は一通り終わりましたので、一旦全体を仮組みしてみます。
20200422cobra10.jpg
タイヤをちゃんと固定してないんで若干位置が怪しいですが…。

だいぶ見えてきたんじゃないですかね。
ではまた次回。
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コブラ-6:ちょっと塗装など [1/24 コブラ427(榊清太郎仕様)]

毎度ながら気が向いたところから手を着けるので工程がめちゃくちゃです。

先を急ぐべく、いけそうなところをちょっと塗装しました。
20200414cobra1.jpg
内装はテキトーにグレー系をベタ吹き。
エンジン周りはシルバーをベタ吹き。てきとーてきとー。

一方で、前回ご満悦だったホイールはちょっと修正して再出力しました。
20200414cobra2.jpg
左が初回版、右が修正版です。
外周部の放射状のモールドがちょっと細すぎて埋まりそうだったので少し太めにして、7つの穴はほんのちょびっと外側へ位置変更。ほとんど変わりませんな…。

で、塗装したホイールをキットパーツのスピナーと合体!
20200414cobra3.jpg
いいじゃんいいじゃん〜。
こう、キットパーツと自作パーツが一体化するのはなかなか気分のよいものですねぇ。

あと予定してる主な工作としては
・フロントグリルの小加工
・灯火類の一部自作
・エンジン周りのごまかし工作
です。どれもそこまで大変ではないハズですが…エンジン周りはどこまでやろうかな。

ではまた次回。
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