コブラ-5:ホイールの自作!! [1/24 コブラ427(榊清太郎仕様)]
まずは出来上がりから。
ばばーん!
ということで、ホイールを自作してみました。
ちょっとメンドクサイ蘊蓄になるのですが。
こちらをご覧下さい。
「機動警察パトレイバー」(C)HEADGEAR/BANDAI VISUAL/TOHOKUSHINSHA
ホイールの形状比較です。
先日も引用した本編カットではストリート仕様のワイヤーホイールになってますが、設定からすると実は間違ってます。スピナーも二枚刃ですが設定上は三枚刃。
設定に近いのはサーキット仕様のキットのほうですね。
ちなみにTV版だと設定通りです。
「機動警察パトレイバー」(C)HEADGEAR/BANDAI VISUAL/TOHOKUSHINSHA
そんなわけで、ストリート仕様のキットをベースにサーキット仕様からホイール周りだけぶんどればそれらしくなるやろ、っていう作戦でやってました。が、よくよく見るとサーキット仕様もスピナーの形こそ近いものの、ホイール本体の形状がだいぶ違います…。
キットでは余計なディティールがついてますが、設定ではフラットなとこに穴だけあいてる感じ。
作るしかないか〜、てことでまたFusion360でモデリングしました。
で、Photonでプリント〜。
できた。
裏側にはまるパーツとも問題なく組み合わせられました。
左のキットパーツと比較してみても、大幅なサイズの狂いもなくいい感じに仕上がってます。
そして冒頭画像のとおり、タイヤもぴったり収まりましたので大成功〜。
デジタル造形で改造パーツ作る流れもだいぶ板に付いてきた?でしょうか。
ここまで出来るならパーツぶんどり用のキットも要らなかったのでは…と思いますが、当時はまさかCAD設計して自家プリントなんて当たり前のようにする日が来ようとは思ってもみませんでしたからね。
しかし、そんなにこだわらずサクッと形にするつもりが、予定外に作り込み始めてしまっています。この調子でいくと泥沼の予感がするので、そろそろ切り上げないと。
ではまた次回。
ばばーん!
ということで、ホイールを自作してみました。
ちょっとメンドクサイ蘊蓄になるのですが。
こちらをご覧下さい。
「機動警察パトレイバー」(C)HEADGEAR/BANDAI VISUAL/TOHOKUSHINSHA
ホイールの形状比較です。
先日も引用した本編カットではストリート仕様のワイヤーホイールになってますが、設定からすると実は間違ってます。スピナーも二枚刃ですが設定上は三枚刃。
設定に近いのはサーキット仕様のキットのほうですね。
ちなみにTV版だと設定通りです。
「機動警察パトレイバー」(C)HEADGEAR/BANDAI VISUAL/TOHOKUSHINSHA
そんなわけで、ストリート仕様のキットをベースにサーキット仕様からホイール周りだけぶんどればそれらしくなるやろ、っていう作戦でやってました。が、よくよく見るとサーキット仕様もスピナーの形こそ近いものの、ホイール本体の形状がだいぶ違います…。
キットでは余計なディティールがついてますが、設定ではフラットなとこに穴だけあいてる感じ。
作るしかないか〜、てことでまたFusion360でモデリングしました。
で、Photonでプリント〜。
できた。
裏側にはまるパーツとも問題なく組み合わせられました。
左のキットパーツと比較してみても、大幅なサイズの狂いもなくいい感じに仕上がってます。
そして冒頭画像のとおり、タイヤもぴったり収まりましたので大成功〜。
デジタル造形で改造パーツ作る流れもだいぶ板に付いてきた?でしょうか。
ここまで出来るならパーツぶんどり用のキットも要らなかったのでは…と思いますが、当時はまさかCAD設計して自家プリントなんて当たり前のようにする日が来ようとは思ってもみませんでしたからね。
しかし、そんなにこだわらずサクッと形にするつもりが、予定外に作り込み始めてしまっています。この調子でいくと泥沼の予感がするので、そろそろ切り上げないと。
ではまた次回。
コブラ-4:失われしパーツの再生 [1/24 コブラ427(榊清太郎仕様)]
前述の通り、メッキ剥がしの過程で排水溝の彼方に消えたパーツを自作する必要があります。
ということで、またFusion 360起動。
断じて、「モデリングに失敗したウン○」ではありません。
Photon出力。
完全に指先サイズ以下…。
この程度のもの、プラなりパテから削り出した方が早いのでは?とも思いますが、細部の塗装こそ筆塗りよりエアブラシのほうがキレイにいくのと同様、こういう微細なパーツは3D造形が結果的にはラクな気がします。
デジタル造形と3D出力の練習も兼ねて、いろいろ試してみたいのもありつつ。
で、こうなるワケ。
てっぺんに開けた穴に電子部品の足をぶっ差し、その先端にゼリー状瞬着を盛りました。
シフトノブの完成です!!
コブラ純正だとどういう意味があるのか知りませんが十手のごとき「枝」が途中に生えてるようです。ただ今回作ってる車両では設定上そのような形状になってません。かつ解釈的にも純正品じゃないもの付けてる気がするので、ここはストレートに。
例によって雰囲気重視のテキトー造形ながら、今回もなかなか上手くいった気がするので満足。
で、もういくつか失われしモノがあった気がしますが…なんだっけ…?
ではまた次回。
ということで、またFusion 360起動。
断じて、「モデリングに失敗したウン○」ではありません。
Photon出力。
完全に指先サイズ以下…。
この程度のもの、プラなりパテから削り出した方が早いのでは?とも思いますが、細部の塗装こそ筆塗りよりエアブラシのほうがキレイにいくのと同様、こういう微細なパーツは3D造形が結果的にはラクな気がします。
デジタル造形と3D出力の練習も兼ねて、いろいろ試してみたいのもありつつ。
で、こうなるワケ。
てっぺんに開けた穴に電子部品の足をぶっ差し、その先端にゼリー状瞬着を盛りました。
シフトノブの完成です!!
コブラ純正だとどういう意味があるのか知りませんが十手のごとき「枝」が途中に生えてるようです。ただ今回作ってる車両では設定上そのような形状になってません。かつ解釈的にも純正品じゃないもの付けてる気がするので、ここはストレートに。
例によって雰囲気重視のテキトー造形ながら、今回もなかなか上手くいった気がするので満足。
で、もういくつか失われしモノがあった気がしますが…なんだっけ…?
ではまた次回。
コブラ-3:チリ合わせの難 [1/24 コブラ427(榊清太郎仕様)]
とりあえず自作改造パーツ周りはなんとなく道筋が見えた気がしてるので、本体の方の加工を。
いやー、洋モノキットあるあるでしかありませんが、とにかく合いが微妙。かつ、パーティングラインどころか型ズレとしか言い様のないレベルの段差が目立つとこにあったりして。
がりごり削ったり盛ったりしてどうにか最低限の見た目を確保していきます。
一番やっかいなのがココ。
フロントのウィンドウ枠の取り付け角がいまいちハッキリしないのと、ウィンドウに合わせると幌パーツがボディの微妙な曲面とぜんぜんマッチしない…。
こんな有様ですわ。幌の浮きっぷりはさすがに目をつぶるにはちょっと酷い。
で、「正解」はどうなっとるんじゃとパッケージの見本写真を見てみたら…。
ほぼ「完全に一致」…。
そもそも実車資料を見るとフロントウィンドウはもっと寝てるのが正解っぽいんですよねぇ。
仮でも真鍮線で軸打ちして一度位置決めしてやらないと調整も出来やしないわ、ということで行き当たりばったりであれこれやりつつ、あっちこっち削って削って。
どうにかある程度は。
あとはポリパテでも盛ってむにゅっとやったりすればいいんでしょうけど、今回はそこまでキッチリ仕上げるつもりもなかったりするので、このぐらいなら完成しちゃえば気にならないかも?
塗膜の厚みとかでまた狂う気がしますけど。
だいたい見えてきた気がしますので、ぶわっといきましょう(って言っていかないいつものやつ)。
次は、排水溝の彼方に消えたパーツをいくつか作らないとかな。
ではまた次回。
いやー、洋モノキットあるあるでしかありませんが、とにかく合いが微妙。かつ、パーティングラインどころか型ズレとしか言い様のないレベルの段差が目立つとこにあったりして。
がりごり削ったり盛ったりしてどうにか最低限の見た目を確保していきます。
一番やっかいなのがココ。
フロントのウィンドウ枠の取り付け角がいまいちハッキリしないのと、ウィンドウに合わせると幌パーツがボディの微妙な曲面とぜんぜんマッチしない…。
こんな有様ですわ。幌の浮きっぷりはさすがに目をつぶるにはちょっと酷い。
で、「正解」はどうなっとるんじゃとパッケージの見本写真を見てみたら…。
ほぼ「完全に一致」…。
そもそも実車資料を見るとフロントウィンドウはもっと寝てるのが正解っぽいんですよねぇ。
仮でも真鍮線で軸打ちして一度位置決めしてやらないと調整も出来やしないわ、ということで行き当たりばったりであれこれやりつつ、あっちこっち削って削って。
どうにかある程度は。
あとはポリパテでも盛ってむにゅっとやったりすればいいんでしょうけど、今回はそこまでキッチリ仕上げるつもりもなかったりするので、このぐらいなら完成しちゃえば気にならないかも?
塗膜の厚みとかでまた狂う気がしますけど。
だいたい見えてきた気がしますので、ぶわっといきましょう(って言っていかないいつものやつ)。
次は、排水溝の彼方に消えたパーツをいくつか作らないとかな。
ではまた次回。
コブラ-2:3Dプリントで改造パーツ作成! [1/24 コブラ427(榊清太郎仕様)]
前回長い前置きを書きましたところで、ようやく直近の作業について。
とはいえなかなかガッツリ作業する気力も足りてない中で、まずは手軽にできるところから…ということで、メッキパーツに手を着けます。
私見ですが、昨今のCGバリバリなのは別として、アニメに登場するメカの模型における金属表現って、メッキじゃない気がするんですよね。「リアル」に考えると、塗装では表現しにくい輝きが出せるメッキ加工の意味はあるんでしょうけど、あんまりギラギラなのは劇中イメージとはどうしても違ってしまうというか。
ということで、剥がしました。
アクセントとしていくつか温存しておいてみるパーツもありますが、ホイールその他は思い切ってメッキ剥がし。ちなみに我が工房ではもっぱらカビキラーを用いております。
で、洗浄時にいくつかの細かいパーツが下水の彼方へと姿を消しました…。
幸いどうにかなる範囲だと思ってますのでどうにかしたいところではありますが、うっかりにも程がありますね。先が思いやられます。
そして前回書いた通り、今回制作しているコブラは「設定」上、本来の特徴であるボディサイドのエキゾーストパイプがありませんが、代わりにリアに左右計4本出しという中々イキった仕様です。
普通であればプラ棒とか真鍮材の組み合わせとかで作るのがセオリーですけど、面倒くさそうだよね〜…というのも放置要因のひとつでした。
そこで、昨年来ZBrush Coreでのデジタル原型チャレンジやらAnycubic Photonでの3Dプリントやらに挑んだりしてたのを受けて、ここは更なるステップアップを目指してトライしてみようかなと。
とはいえ有機的な造形を得意とするZBrushは、半面ハードサーフェスにはあまり向いてません。ウワサに聞く、私用なら無償という3D CADソフト、Autodesk Fusion 360でのモデリングに初挑戦です。
む〜…ZBrush Coreをようやく使いこなせてる(!?)レベルのワタクシには、打って変わって色々と勝手の違うCADソフトはなかなか直感的でない気がして難航…。思い通りに行かず試行錯誤を繰り返しながらですがちょびっとずつ習得していきます。こうやって具体的に作りたいものがないとなかなか身につきませんよね。
で、あれこれ調整してどうにかそれっぽくなったものを、STL変換してスライスしてPhotonでプリントGO!!
できました〜!!
面倒くさい曲線を描くパイプとか、先端の一段太くなってるあたりの微妙な段差とか、キッチリと出てくれています。
合わせてみるとこんな具合。
実車でも、"Undercar Exhaust"って言われる仕様でサイドではなく床下から後方に排気するようになってクルマがそれなりにあるようでして、色々とネットで参考画像を見ながら検討しましたが、さすがに4本出しは見つけられず。そもそもクルマにそこまで詳しいわけでもないので、まぁそれっぽくなってればよいかなというところです。
パイプの取り回し方としては、リアアクスルの下を真っ直ぐ後ろに伸ばすパターンと車軸を迂回させるパターン、どちらもあるようですが、細かいこと気にしてると辻褄合わせが大変そうなので、どっから生えてるか分かんないけどどっかで繋がってるっぽく隙間から出てきてる感じの独自解釈にしてみました。
そしてもう一つのキモがエンジン周り。
とはいえ設定資料では描かれてないので、唯一発見できた本編カットを参考にします。
と、バレバレな元ネタをバラしてしまいますが…。上のメッキ剥がし画像で右下に一部写り込んでるキットパーツとは形が大きく異なります。レーシング仕様のけっこうガチなやつ…ですかね?よく知らないけど。
カーモデルの作り込みといえばエンジンルーム、って感じがありますが、再三言ってる通り見えないトコにはこだわらない主義。本来なら気にせずすっ飛ばす部分とはいえ、このキットはエンジンフードが開閉可能になってまして、記事冒頭の画像でも分かりますがエンジン周りも割としっかり再現されています。さすがにスルーするのもなぁ…と。
加えて、3Dプリントでの改造パーツ作成チャレンジの題材としてはちょうどよい課題の気もしますので、ちょっとだけ頑張ってみます。
ということで、本編に合わせてウェーバータイプのダウンドラフトキャブレター(っていうらしいですよ、よく知りませんけど)らしき何かをそれっぽく作ってみました。
こんな感じかにゃ?
ラッパ状に広がったパイプとかその中のほっそいパイプとか、絶対手作りしたくない感じですのでデジタル造形向きですね。これもFusion 360でモデリングしました。雰囲気重視でなんとな〜くそれっぽく見えればOKということにします。
詳しい方が見たら笑っちゃうと思いますが大目に見て下さいネ。
最初のトライはさすがにテキトーすぎたのとちょっと貧弱すぎたので、2回目は思いっきり盛ってみたらやり過ぎ感がありました。ということでさらに調整した3度目が上の画像。Photonでプリントしてみたのがこちらです。
左が初回、右が2回目、真ん中のがとりあえず採用版の3回目。悪くないんじゃない!?
軽くサフ吹いて合わせてみた図がこちら。
劇中描写がそもそも厳密じゃないのと、詳細な資料や明確な実在のモデルがあるわけじゃないので、バランスはWebで類似品の画像をいろいろ見ながら最大公約数的なラインを狙ったつもりです。
あとはパイピングとかどこまでやるかですが、なにぶんベースがテキトーですので、気が向けばちょっとやってみますかねぐらいに留めておきましょう。詳しい方はホント生暖かくスルーしてください(笑)。
仮にもCADなだけあって、スケールの調整がかなりアバウトなZBrushに比べ、Fusion 360で設計したパーツはサイズもそれなりに既存パーツとフィットします。どうしても太めに出てしまうPhoton出力とのバランス調整は必要ですが、この程度の雰囲気造形なら気にするほどではないでしょう。細かいコトは気にしないのが幸せです。
とまぁそんな感じで、プラモ用の改造パーツをデジタル造形して3Dプリントする、っていう密かに憧れていたワザが意外とそれなりに出来てしまいました。
いや〜、こういうことしてると、いかにも「3Dプリンタを使いこなしてるモデラー」っぽくないですか!?…と悦に入ったりして。思いのほか上手くいったので嬉しいです。
ではまた次回。
とはいえなかなかガッツリ作業する気力も足りてない中で、まずは手軽にできるところから…ということで、メッキパーツに手を着けます。
私見ですが、昨今のCGバリバリなのは別として、アニメに登場するメカの模型における金属表現って、メッキじゃない気がするんですよね。「リアル」に考えると、塗装では表現しにくい輝きが出せるメッキ加工の意味はあるんでしょうけど、あんまりギラギラなのは劇中イメージとはどうしても違ってしまうというか。
ということで、剥がしました。
アクセントとしていくつか温存しておいてみるパーツもありますが、ホイールその他は思い切ってメッキ剥がし。ちなみに我が工房ではもっぱらカビキラーを用いております。
で、洗浄時にいくつかの細かいパーツが下水の彼方へと姿を消しました…。
幸いどうにかなる範囲だと思ってますのでどうにかしたいところではありますが、うっかりにも程がありますね。先が思いやられます。
そして前回書いた通り、今回制作しているコブラは「設定」上、本来の特徴であるボディサイドのエキゾーストパイプがありませんが、代わりにリアに左右計4本出しという中々イキった仕様です。
普通であればプラ棒とか真鍮材の組み合わせとかで作るのがセオリーですけど、面倒くさそうだよね〜…というのも放置要因のひとつでした。
そこで、昨年来ZBrush Coreでのデジタル原型チャレンジやらAnycubic Photonでの3Dプリントやらに挑んだりしてたのを受けて、ここは更なるステップアップを目指してトライしてみようかなと。
とはいえ有機的な造形を得意とするZBrushは、半面ハードサーフェスにはあまり向いてません。ウワサに聞く、私用なら無償という3D CADソフト、Autodesk Fusion 360でのモデリングに初挑戦です。
む〜…ZBrush Coreをようやく使いこなせてる(!?)レベルのワタクシには、打って変わって色々と勝手の違うCADソフトはなかなか直感的でない気がして難航…。思い通りに行かず試行錯誤を繰り返しながらですがちょびっとずつ習得していきます。こうやって具体的に作りたいものがないとなかなか身につきませんよね。
で、あれこれ調整してどうにかそれっぽくなったものを、STL変換してスライスしてPhotonでプリントGO!!
できました〜!!
面倒くさい曲線を描くパイプとか、先端の一段太くなってるあたりの微妙な段差とか、キッチリと出てくれています。
合わせてみるとこんな具合。
実車でも、"Undercar Exhaust"って言われる仕様でサイドではなく床下から後方に排気するようになってクルマがそれなりにあるようでして、色々とネットで参考画像を見ながら検討しましたが、さすがに4本出しは見つけられず。そもそもクルマにそこまで詳しいわけでもないので、まぁそれっぽくなってればよいかなというところです。
パイプの取り回し方としては、リアアクスルの下を真っ直ぐ後ろに伸ばすパターンと車軸を迂回させるパターン、どちらもあるようですが、細かいこと気にしてると辻褄合わせが大変そうなので、どっから生えてるか分かんないけどどっかで繋がってるっぽく隙間から出てきてる感じの独自解釈にしてみました。
そしてもう一つのキモがエンジン周り。
とはいえ設定資料では描かれてないので、唯一発見できた本編カットを参考にします。
と、バレバレな元ネタをバラしてしまいますが…。上のメッキ剥がし画像で右下に一部写り込んでるキットパーツとは形が大きく異なります。レーシング仕様のけっこうガチなやつ…ですかね?よく知らないけど。
カーモデルの作り込みといえばエンジンルーム、って感じがありますが、再三言ってる通り見えないトコにはこだわらない主義。本来なら気にせずすっ飛ばす部分とはいえ、このキットはエンジンフードが開閉可能になってまして、記事冒頭の画像でも分かりますがエンジン周りも割としっかり再現されています。さすがにスルーするのもなぁ…と。
加えて、3Dプリントでの改造パーツ作成チャレンジの題材としてはちょうどよい課題の気もしますので、ちょっとだけ頑張ってみます。
ということで、本編に合わせてウェーバータイプのダウンドラフトキャブレター(っていうらしいですよ、よく知りませんけど)らしき何かをそれっぽく作ってみました。
こんな感じかにゃ?
ラッパ状に広がったパイプとかその中のほっそいパイプとか、絶対手作りしたくない感じですのでデジタル造形向きですね。これもFusion 360でモデリングしました。雰囲気重視でなんとな〜くそれっぽく見えればOKということにします。
詳しい方が見たら笑っちゃうと思いますが大目に見て下さいネ。
最初のトライはさすがにテキトーすぎたのとちょっと貧弱すぎたので、2回目は思いっきり盛ってみたらやり過ぎ感がありました。ということでさらに調整した3度目が上の画像。Photonでプリントしてみたのがこちらです。
左が初回、右が2回目、真ん中のがとりあえず採用版の3回目。悪くないんじゃない!?
軽くサフ吹いて合わせてみた図がこちら。
劇中描写がそもそも厳密じゃないのと、詳細な資料や明確な実在のモデルがあるわけじゃないので、バランスはWebで類似品の画像をいろいろ見ながら最大公約数的なラインを狙ったつもりです。
あとはパイピングとかどこまでやるかですが、なにぶんベースがテキトーですので、気が向けばちょっとやってみますかねぐらいに留めておきましょう。詳しい方はホント生暖かくスルーしてください(笑)。
仮にもCADなだけあって、スケールの調整がかなりアバウトなZBrushに比べ、Fusion 360で設計したパーツはサイズもそれなりに既存パーツとフィットします。どうしても太めに出てしまうPhoton出力とのバランス調整は必要ですが、この程度の雰囲気造形なら気にするほどではないでしょう。細かいコトは気にしないのが幸せです。
とまぁそんな感じで、プラモ用の改造パーツをデジタル造形して3Dプリントする、っていう密かに憧れていたワザが意外とそれなりに出来てしまいました。
いや〜、こういうことしてると、いかにも「3Dプリンタを使いこなしてるモデラー」っぽくないですか!?…と悦に入ったりして。思いのほか上手くいったので嬉しいです。
ではまた次回。
コブラ-1:キット選定〜下ごしらえ [1/24 コブラ427(榊清太郎仕様)]
WFのあと、いろいろありました。世情的にも、まだまだ心落ち着きませんね。
そんな中、なかなか再起動できずにいましたが、お手つきキットを引っ張り出して軽い工作などからリハビリ的に進めております。
振り返れば3年以上前のこちらの記事(→LINK)でチラ見せしたっきり止まってたという、お得意のやつ。
だいぶ熟成が進んでますね(笑)。
ということでこちら。
久しぶりのカーモデル、モノグラムの1/24コブラ427です。
このブログをご覧の皆さまであれば、この車両がなんのアレかはお分かりかと。
ある日突然作りたくなって、キットを探して入手してちょっと弄ったところで一旦満足する悪いクセがあります。これもその一つで、「今すぐ作りたい」モードだったんですよねその時は。
で、一時の熱が冷めても完全に飽きるわけではないので、作る気だけはありながらお手つき状態で数年経つ、という仕組みです(笑)。
さて。
プラモあるかしらと調べたところ、レベル/モノグラムとフジミからキットが出てることが分かり、「例によって」フジミのはちょっと…好みではなさそうだったので洋ものキットのあれこれには不安を感じつつレベル/モノグラム版でいくことにしました。
まず入手したのがこちら。
モノグラムブランドのけっこう年期の入ったキットですが、開けてびっくり。メタリックブルーの成形色って、加工や塗装を考えるとなんかいろいろと不安です…。
しかも、レーシング仕様でソフトトップとかいくつか必要なパーツがついてないじゃないですか。ダメダメ。下調べが足りませんでしたが、洋モノは便利な某通販サイトにもキットのパーツ構成が載ってないことが多いんですよね。
続いてゲットしたのがこれ。
モノグラムブランドですが発売元はレベル表記になってる、比較的新しめのキット。
成形色も白だし、ストリート仕様でソフトトップや前後のバンパー?もちゃんと付いてます。これでいくことにしますが、「設定」に照らし合わせるとホイールがなんか違います。
ということで3つ目!
レベルブランドのレース仕様。こいつからいくつかパーツをぶんどることにしましょう。
パーツ構成の比較です。
上がレース仕様、下がストリート仕様です。コマ替えによるバリ展がよく分かりますね。
メッキパーツも同様に。
ホイールやエンジン周りを中心にパーツ構成が異なります。
ということで、材料を揃えるだけでけっこう時間がかかってしまいました。
取り敢えず組みます。
…ここまでが、2016年末のお手つき記事時点の出来事(笑)。
毎度言ってるとおり見えないトコはこだわらない主義ですので、シャーシ周りはパーティングラインの処理もろくにせずガンガン組んでいきます。結構精密ですが別に。
一方で、ボディには少し手を入れます。
コブラ427の外観上の特徴でもある、ボディサイドのエキゾーストパイプですが、今回作ろうとしている車両ではついてませんので、穴をパテで塞ぎました。
テールライトの取り付け部も、ライト形状が異なるのでプラ棒を突っ込んで一旦埋め。
そして捨てサフまで吹いたところで熟成期間に入ってたのを今回引っ張り出してきた次第です。
と、直近の作業についてあれこれ書くための長い前置きになりました。
ではまた次回。
そんな中、なかなか再起動できずにいましたが、お手つきキットを引っ張り出して軽い工作などからリハビリ的に進めております。
振り返れば3年以上前のこちらの記事(→LINK)でチラ見せしたっきり止まってたという、お得意のやつ。
だいぶ熟成が進んでますね(笑)。
ということでこちら。
久しぶりのカーモデル、モノグラムの1/24コブラ427です。
このブログをご覧の皆さまであれば、この車両がなんのアレかはお分かりかと。
ある日突然作りたくなって、キットを探して入手してちょっと弄ったところで一旦満足する悪いクセがあります。これもその一つで、「今すぐ作りたい」モードだったんですよねその時は。
で、一時の熱が冷めても完全に飽きるわけではないので、作る気だけはありながらお手つき状態で数年経つ、という仕組みです(笑)。
さて。
プラモあるかしらと調べたところ、レベル/モノグラムとフジミからキットが出てることが分かり、「例によって」フジミのはちょっと…好みではなさそうだったので洋ものキットのあれこれには不安を感じつつレベル/モノグラム版でいくことにしました。
まず入手したのがこちら。
モノグラムブランドのけっこう年期の入ったキットですが、開けてびっくり。メタリックブルーの成形色って、加工や塗装を考えるとなんかいろいろと不安です…。
しかも、レーシング仕様でソフトトップとかいくつか必要なパーツがついてないじゃないですか。ダメダメ。下調べが足りませんでしたが、洋モノは便利な某通販サイトにもキットのパーツ構成が載ってないことが多いんですよね。
続いてゲットしたのがこれ。
モノグラムブランドですが発売元はレベル表記になってる、比較的新しめのキット。
成形色も白だし、ストリート仕様でソフトトップや前後のバンパー?もちゃんと付いてます。これでいくことにしますが、「設定」に照らし合わせるとホイールがなんか違います。
ということで3つ目!
レベルブランドのレース仕様。こいつからいくつかパーツをぶんどることにしましょう。
パーツ構成の比較です。
上がレース仕様、下がストリート仕様です。コマ替えによるバリ展がよく分かりますね。
メッキパーツも同様に。
ホイールやエンジン周りを中心にパーツ構成が異なります。
ということで、材料を揃えるだけでけっこう時間がかかってしまいました。
取り敢えず組みます。
…ここまでが、2016年末のお手つき記事時点の出来事(笑)。
毎度言ってるとおり見えないトコはこだわらない主義ですので、シャーシ周りはパーティングラインの処理もろくにせずガンガン組んでいきます。結構精密ですが別に。
一方で、ボディには少し手を入れます。
コブラ427の外観上の特徴でもある、ボディサイドのエキゾーストパイプですが、今回作ろうとしている車両ではついてませんので、穴をパテで塞ぎました。
テールライトの取り付け部も、ライト形状が異なるのでプラ棒を突っ込んで一旦埋め。
そして捨てサフまで吹いたところで熟成期間に入ってたのを今回引っ張り出してきた次第です。
と、直近の作業についてあれこれ書くための長い前置きになりました。
ではまた次回。