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1/72ハンニバル-19:完成! [コトブキヤ 1/72ハンニバル]

コトブキヤ・1/72ハンニバルPKO仕様、とっとこハンニバル完成です。
造形は大きく弄らずに、電動疑似歩行ギミックを追加しています。

前から。
20220410_Hannibal1.jpg
以前書いた通り、本編準拠で腕のランチャーは非装備です。

後ろから。
20220410_Hannibal2.jpg
仕上げの言い訳は前回したので繰り返しませんけど、思ったよりけっこういい感じになったんじゃない?って自分では思ってるので大目に見て欲しい。

顔?周り。
20220410_Hannibal3.jpg
梨地・柚肌がバレバレですが、それもまたこういうメカなら味でしょってことで。

折れたアンテナは根本から切り取って、洋白線に置き換えてます。
20220410_Hannibal4.jpg
付け根にスプリング状の微細モールドが入ってるなんて塗装するまで気付きませんでした。

見上げてどーん。
20220410_Hannibal5.jpg
腰周りの塗り分けはちょっと迷ったところ。
設定やインストでは関節色の黒になってる円盤状のパーツは、周りとの関係を考えたら本体色の方が自然な気がしたので白に。本編では白く塗られてるカットもあるので。そして胴体下面も何色かよく分からない部分ですが、「関節」にあたる部分だけ黒にしました。
腕部も、肘関節にあたるブロックがインストだと黒いんですけど、本編では白なので白に。毎度毎度この塗り分け考証も大変ですが、完全な正解がないんでどっかしらなんか間違ってても逆に気にならないですかね。


そして、本題のとっとこ動画はこちら。


相変わらず、BJを生かしてる部分のビミョ〜なセッティングの加減で異常に引っかかったりする脚の動きですが、塗装しても心配したほどは影響が出なかったのでよかったです。
地面との擦れ具合も、まぁこのぐらいなら…と。台座で囲ったため反響して動作音が大きめに聞こえるので、足の擦れる音もまったく聞こえませんでしたね。

こうしてみるとやっぱり、地面だけじゃなくて背景に木の1本も生やしたい感じ。
ずっと考えてはいたんですけど、対比物が出来てしまうとその場歩き感が増すよな〜ということで止めにしたんですが、動かしてない時に添えて飾る用で足してもいいかもです。
木とか作ったことないので、新ジャンル楽しそう。


そんなわけで、1月下旬に着手してから2ヶ月半ぐらい?での「スピード」完成。
途中で結果の出ない寄り道してしまったりしつつもギミック仕込んでこのペースは自分としてはなかなかです。プラモはすぐ出来るからいいな。

次にやりたいものはいくつかあるんですけど、どれにしようかな。
ではまた次回。


コトブキヤ 機動警察パトレイバー2 the Movie ハンニバル PKO仕様 1/72スケールプラスチックキット

コトブキヤ 機動警察パトレイバー2 the Movie ハンニバル PKO仕様 1/72スケールプラスチックキット

  • 出版社/メーカー: 壽屋(KOTOBUKIYA)
  • 発売日: 2008/11/28
  • メディア: おもちゃ&ホビー



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1/72ハンニバル-18:フィルタリングと細部仕上げ [コトブキヤ 1/72ハンニバル]

あとちょっとのところで止まってましたが、ぶわっと仕上げてしまいましょう。

てことで、スミ入れまで終わったところで放置してた機体をフィルタリングして、白の塗装ムラを誤魔化しつつ、なんとなくいい雰囲気にします。
エナメルの「バフ」を何も考えず塗りたくってから拭き取るだけなんですけど。
細かいことは気にしなくてもそれっぽくなるので、それっぽくなった!と思えばいいだけです。実際の出来は置いといて。
20220409_Hannibal1.jpg
冷静に見るとただ汚いだけなんですが、まぁ汚れ表現なんだから汚くて当たり前、と考えると、汚れ方が自然だとか不自然だとかはどうでも良くなります。
さらにデカールを貼ることで、文字のシャキッとした印象との対比が生まれるので細部の汚れはより「雰囲気」の曖昧な印象の中に埋もれます。

全体に艶消しを吹いたら、仕上げは毎度おなじみのHアイズ。
20220409_Hannibal2.jpg
いつも通り、丸レンズ状の部分は一通り置き換えています。
肩の複合センサーとライト、胸部の左右ライトと真ん中のセンサーみたいなものと。
センサーみたいなもの、キットの公式作例やアニメ色設定ではグレーになってるのに今気付きましたけど、本編だと塗り分けられてるかどうかさっぱり分からないのでまぁこのままでいいでしょう。塗り分けると悪目立ちしそうだし。
クリアパーツが入ると一気にリッチに見えるのでHアイズ大好き。

台座のステージ面は、なんかもう面倒くさくなったので本体と一緒にバフでフィルタリングしつつ、本編見返したら全然黄色くなかったのでグレーをまだらにまぶし、その上でテキトーにヤスってならしてこれも艶消し吹いて終了。

色々やってたら毎度おなじみの「完成する前に壊れ始める」フェーズに入ってきたので、もうこのまま完成ってことにしたい。

で、組み立て。
20220409_Hannibal3.jpg

ちゃんとした完成図はまた改めて。
ではまた次回。
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1/72ハンニバル-17:スミ入れと台座の続き [コトブキヤ 1/72ハンニバル]

あんまり進んでおりません…。

本体、さすがにこれは…という箇所をリカバー塗装しましたので、ひとまずざっとスミ入れです。
20220402_Hannibal1.jpg
なんかiPhoneの補正でとんでもない色むらっぽく映ってますが、実際には写真とはかなり違う感じですが盛大に色むらなのは変わりません…。
毎度ながら、拭き取りの途中で「あ…ここ入れ忘れとるやんけ…」てなるやつ。

いろいろとアレな出来ではありますが、基本的な塗り分けが済んだところでこう組んでみると、まぁそれなりに雰囲気は出てきてるじゃんね、っていう気になってきます。
成形色→塗装白だからぱっと見では大して変わらんけど。

今回、ギミックの関節部に一部3Dプリントパーツを使ってたりすることもあり、破損時の対応を考えてバラせるようにしています。なので、膝下とか股間の合わせ目はそのままなんですが、そこまで目立たないのでまぁいいでしょ。

ただ、そんな状態なので各パーツ基本的にバラした状態で塗ったんですが、それがまぁ塗りムラの原因なのもさることながら、元から嵌合がキッチリしてるキットなもんであっちもこっちも組み立てがめちゃくちゃキツくなってしまいました。
こういうアイテムを全塗装した経験がないもんで加減が分からず、これはある程度組んだ状態で塗るのが正解でしたね。次に作る時はそうしましょう。


んで。
前回えいやでタミヤの情景テクスチャーペイントを塗りたくってみた台座ステージ部。
乾燥したらこんな感じに。
20220402_Hannibal2.jpg
めっちゃいい感じに砂地っぽくなりました。
余計な電動ギミックとか仕込んでなければ、このまま採用で万事オッケーなクオリティです。すごい。


タミヤ メイクアップ材シリーズ No.110 情景テスクチャーペイント (砂 ライトサンド) 87110

タミヤ メイクアップ材シリーズ No.110 情景テスクチャーペイント (砂 ライトサンド) 87110

  • 出版社/メーカー: タミヤ(TAMIYA)
  • 発売日: 2009/06/24
  • メディア: おもちゃ&ホビー



ですがご覧の通り、可動部との擦れを恐れて塗ってない箇所との見た目の違いがやっぱり歴然すぎる。艶消し吹いたり塗装で誤魔化したりできる範疇を超えてる気がします。

ノープランですが、全体をがっつりヤスってみました。
20220402_Hannibal3.jpg
不自然な凹凸は一旦無視して頂いて。
せっかくの粒状感は損なわれましたが、砂というよりは乾いた泥っぽい感じになってこれはこれで良いのでは。
というか、元の砂地もめっちゃリアルではあるんですが、スケール感で考えると1/35ぐらいがちょうどよさそうで、1/72には若干オーバーなように個人的には感じてた部分もあって、このぐらいでもいい気も。

ある程度ヤスって仕上げるとすれば、可動部との擦れもギリギリ許容範囲でどうにかできるかも…?
ということで、変な凹凸部を埋めながら、塗ってなかったところにも極力薄く塗ってみました。
20220402_Hannibal4.jpg
はてさて。

てなワケで、あんまり進捗がありませんので、見頃のピークを迎えている各地の桜でもご覧下さい。

四谷のお堀沿い(3/30)。
20220402_sakura1.jpg

靖国通り(3/30)。
20220402_sakura2.jpg

みなとみらい・臨港パーク(4/2)。
20220402_sakura3.jpg

あんま模型ブログで模型関係ないハナシは好きじゃないので基本避けてるんですけど、たまにはいいでしょ。
ではまた次回。
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1/72ハンニバル-16:本体塗装と台座仕上げテスト [コトブキヤ 1/72ハンニバル]

引き続き、こんなに塗装嫌いだっけ…?ていうやる気のなさ。
うだうだしてても仕方ないんで、エイヤで強引に本体の塗装に着手しました。

…が。
20220327_Hannibal1.jpg
準備不足な上に、テキトーにぶわっとやったらまぁ大失敗です。
写真じゃ伝わりませんけど、白って難しいよねっていう。

実戦投入されてる軍用機ですんで、白とはいえ真っ白ではなくて、微妙にくすんでる感じがたぶん正解。
X-10の時に下地でシャドウ吹いとくのが結構いい感じになったので今回もそうしてみようかなと思いつつ、白だと透けすぎてくどくなりそうなのと、しばしば見かける「確かに模型映えはするけどグラデ感が過剰でちょっと…」なやりすぎな感じにはしたくない。
インストを参考にほんの気持ち濃いめに色付けたものをシャドウ部に吹いてから真っ白でコートしてやれば程よくなるであろう、という作戦だったんですけれども、まぁそんな微妙な色味再現以前の問題でして。

白はMr.カラーのGXホワイト。なもんで、発色しにくい白でありつつ隠蔽力はあって、うっすら残したかった下地はきれいにカバーされてほぼ分からなくなりつつ、濃度と吹き重ねのコントロールが上手くいかず。希釈が足りなすぎて梨地になったり、逆にシャビシャビすぎてダレてエッジに溜まったりと散々…。しょんぼりな仕上がりになってしまいました。
いや上手くはないけどこんなに塗装ヘタだっけ…?てか、真っ白な機体はさんざん作ってきたやろ…。と思いますが、まぁ毎度決して上手くいってるワケじゃないですからね…。

仕方がないのでちょこちょこヤスって整えたりしてリベンジ。
20220327_Hannibal2.jpg
写真じゃ伝わらないシリーズ。

まぁこの程度ですわ。
20220327_Hannibal3.jpg
この低画質画像でも伝わる、パーツごとに色味が揃ってない感じ。
あとはもうフィルタリングとウェザリングで誤魔化すしかありませんな!ってところですが、劇中描写でもそこまで汚れてないのでどうしたものか。

こんなの、組んで動かしたら分からん分からん…。


ただでさえ上がらないモチベーションがまた下がり気味なので、テンション上げてこうと台座のステージ部の仕上げをちょっと試しにやってみます。

タミヤ・情景テクスチャーペイント〜!(四次元ポケットから取り出す声で)
20220327_Hannibal4.jpg
色はライトサンド。これ使ってみたかったのです。

まずはプラ片に塗り塗りしてみる。
20220327_Hannibal5.jpg
セラミック粒子が入ってて乾くと砂地っぽく仕上がるというスグレモノですが、思ってた以上にしっかりとペースト感ありつつ、それでいて滑らかで塗布しやすいですね。

とりあえず、足が擦れるとこはガリガリになると困るので避けつつ、塗ってみました。
20220327_Hannibal6.jpg
ダメなら削り取ればいいやと、ぶわっと盛り盛り。テキトーに調色したベース色が思いのほか近似色で悪くないです。

マスキングを剥がして、境界線をちょっとぼかしてみたりなんかして。
20220327_Hannibal7.jpg
んー。
テクスチャ感の有無はもちろん、近似とは言え微妙に色違うのもあって塗ったところと塗ってないところの差が目立ちますが、乾燥後に色味を微調整したらどうにかなるでしょうか。

ではまた次回。
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1/72ハンニバル-15:塗装微進捗と台座ほぼ完成 [コトブキヤ 1/72ハンニバル]

なんでこんなにやる気が出ないんだろうか、という牛歩っぷりです。

苦手とはいえ、そこまで塗装嫌いじゃないでしょ、と思うんですが、なんか腰が重い。
前回はお手々と足だけで終わったところ、今日は関節パーツを。
20220322_Hannibal1.jpg
インストを無視してテキトーに調色しましたら、なんとなく劇中イメージに近い色が出たのではないかと。この何色だかよく分かんない中途半端な色がいい感じ。
これにちょこっとシャドウ入れてあげたりするとまぁ見られるようになりそうです。

んで、その他のパーツはといえば、一気にやればいいのになぜかちょっとずつサフ吹き。
20220322_Hannibal2.jpg

背面フック周りは仕上げ切れてませんねぇ。
20220322_Hannibal3.jpg
こういうのがあちこちあるんで進まないのもあり。

一方で、台座周りがわりと進みました。
どん!
20220322_Hannibal4.jpg
土台部分もつや消しブラックで塗りつぶしたらなんか締まってそれっぽく見えてきましたよ。
ステージ面の塗装はまだ仮です。砂地っぽく仕上げたいところですが、テクスチャを盛るとどう考えても足が擦れて「ガリガリガリガリガリガリ…!!」てなるのは目に見えてるので、情景感をどこまで出すかさじ加減に悩み中。

ただ、切れ端をオシャン(?)な感じに貼り付けたはいいものの最終的な見栄えをどう繕うか迷ってた背面部はなんとなくまとまったかと。
20220322_Hannibal5.jpg
って、ほとんどツブれて見えませんけど、台座の細部なんてむしろそのぐらいでいいので、上手いこと誤魔化せてます。ってことにします。

レベル補正で白日の下に晒すとこうです。
20220322_Hannibal6.jpg
前回試しにあてがってみてた電池ボックスと併せて、スイッチ周りまで正式に半田付け。
よく使ってる小型スイッチの在庫があるハズなのに見つからないので、近場で入手可能なタミヤのスライドスイッチを採用してみましたが、このぐらいのサイズ感が逆にちょうどよかった。

ペース遅いながらも着実に進んではいますので、一歩ずつやっていきましょう。
ではまた次回。
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1/72ハンニバル-14:表面処理〜塗装開始 [コトブキヤ 1/72ハンニバル]

もろもろテキトーながら、ひととおりゲート処理とヒケの誤魔化しが一旦完了です。
20220321_Hannibal1.jpg
ここまで来たらさっさとカタを着けたいんですが。
どうにも塗装はやる気がでなくて…。

仕上げにこだわりすぎるとドツボなので、今回の「勝利条件」は前腕の合わせ目をきれいに消すこと、とします。
20220321_Hannibal2.jpg
サフ吹いて、もうちょびっと撫でてやった方がいい気はしてますが、ランチャー取り付け穴もフック周りの分割線もほぼきれいに埋められたようです。
モールドになる合わせ目がちょっとガタってますが、これはなんでか分からないけどキットからしてこういう設計なのでそのまま。

いやしかし。
イングラムに関しては自分の中の理想イメージがわりと明確にありつつ、穴の空くほど設定画を見返してるのでキットのどこがどう「違う」のかは分かってます。
一方でハンニバルはそこまで思い入れがあるわけでもなく、設定画とキットの詳細な比較とか特にしないでいましたが、改めて見るといろいろ気になる。
腕はどうも設定よりだいぶ太い気がしますし、設定ではもうちょっとふっくら有機的なラインなのにキットパーツはエッジが立ちすぎなようで。
見てると今更ながらいろいろ気になり始めてしまうので見ないフリ。

一方、コクピットの合わせ目はビミョ〜に消せてない…。
20220321_Hannibal3.jpg
ここは目立つとこなのでもうちょっとやっといた方がいいでしょうね。

んで。
塗れるところから塗り始めます。
が、塗装めんどくさいな〜とか思ってしまってなかなか重い腰が上がらない。
20220321_Hannibal4.jpg
どうにかこうにか、まずは黒いとこだけ。

並行して台座周りも塗装を進めました。
20220321_Hannibal5.jpg
特にひねりもなくただのつや消し黒ですが、プラ板の地色ママよりはぐっと締まりますね。

そして、後回しにしていた電源まわりを…と思ったら。
何の根拠もなく、台座部に収まるやろと思ってた単3電池のボックスがどうやっても収まりません。計画性がなさすぎるからこういうことになるんだよ、とじか思いつつ、ストックの単4用をあてがってみたらなんともジャストフィット。
20220321_Hannibal6.jpg
けっこうトルクが必要なギミックなもんで、単4で大丈夫か?と思いますが、まぁ取り敢えずやってみるしかないですな。
ではまた次回。
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1/72ハンニバル-13:プラモ的工程へ [コトブキヤ 1/72ハンニバル]

追加ギミックばかりいじってて全く進んでいなかった本体の作業を進めます。

全部バラして、今更ゲート処理とか合わせ目消しとか。
20220313_Hannibal1.jpg
脚部を中心にパーツ構成がかなり配慮されてるので合わせ目処理が必要な箇所はそこまで多くはないんですが、わりとでかいパーツががっつり二分割だったりもするのでそれなりに。

特に下腕はフックのディティールを再現する別パーツとか、設計には好感が持てますが設定にはない分割線が出てしまうのでこの辺はパテ埋めもしないとです。
20220313_Hannibal2.jpg
指のパーティングライン処理とかほんと嫌。
また、キットでは腕に3連ロケットランチャーが付く仕様になってますが、設定では付いてたり付いてなかったりするのと、そもそも劇場版2の冒頭シーンでは付いてないようなので、取り付け穴も埋めておきましょう。せっかく一個失くしたと思ってたのを無事発見したのに結局不使用(笑)。

背中のフック部も別パーツ再現で、わりとパチピタながら、ここの合わせ目もちゃんと埋めてきれいに仕上げたいところ。
20220313_Hannibal3.jpg

ヤスってるとしっかりヒケてるとことか随所に出てきますが、基本的には気にしない方向で。よっぽどのことがなければ、ゲート跡と一緒にずるっとやって誤魔化す程度にしときます。キリが無いし、どうせ完成したら分かりません。
ただ、いかんせんパチ組みしたのがだいぶ前なもので、後処理のこととか一切考えないでガシガシ切り出してた結果、ゲート後が随所でえぐれてたり…。これ二度切りとかしてないね絶対。
模型スキルがなさすぎた頃の自分に苛立ちながらちまちまと処理していきます。

まぁね、今回動きがメインなので、細かい仕上げとかはほどほどで…とか思ってたんですけど、よく考えたらロボット系の「プラモ」をちゃんと作るの初めてなんじゃないか疑惑。
成形色生かし+部分塗装、はちょこちょこやってるんですが。意外ですね。レジンキャストのガレージキットではいくつもやってますし、別にだから何って事でもないんですけど。


そしてこちらも中途半端な状態で止まってた台座部。
ガムテープの芯とのスキマから中がチラ見えしてましたが、目立つところだけなんとなく塞ぎました。
20220313_Hannibal4.jpg
また、後端はカットした天面の切れ端を斜めに組み合わせてちょっとオシャンな(?)感じにしてみたんですがなんか意味あるのか自分でもよく分かりません。


んで。
問題の追加ギミックですけども。一旦凍結します。だってうまくいかないんだもん…。
もう5回目ぐらいの「最後の」悪あがきも失敗に終わり、今度こそやる気が途絶えました。
20220313_Hannibal5.jpg
この残骸、前回載せた屍累々画像の後に生み出されたものですから。

理論上は破綻してなくて、設計上のパーツ構成も問題ないんですが、やっぱり精度が。
パーツが小さくて軽すぎるので、ほんのちょっとのブレで引っかかりが生じた時に突破できずにスタックしてしまいます。それさえなければ機構としてはマトモに動くんですけど、とても実装できるレベルではありません。
さらに単純化できればまだ可能性はあるのかも知れませんが、既に最大限シンプルな構造にはなってるはずなので…。なにか画期的なひらめきがあれば別ですけど今のところどん詰まりです。

何をやろうとしてたかといえば、お察しの通り、肩の複合センサーを動かそうとしてたんですよ。
あれ、左右に首振るだけじゃなくて上下にも動くのがまず厄介で、劇中でもその2軸が同時に動作する描写がある以上はそこまでやりたいのと、単純に端から端まで往復する動きじゃないのがまた厄介。
で、いちおうそれを物理ギミックのみで再現する機構自体は出来たものの…という。
だったら諦めてただ左右に首振るだけ…だとやっぱしょぼいし、むしろ滑稽じゃないですか。それはないよな〜、と。首振るだけならあっという間に出来るんですけどね。

本筋を離れたところで迷走し続けてんのもどうかと思うので、ひとまずは疑似歩行モデルとしての完成を目指します。
ではまた次回。
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1/72ハンニバル-12:続・追加ギミック [コトブキヤ 1/72ハンニバル]

便りが無いのは良い便り…ではなく、マトモな進捗がないだけです。

ダメなら諦めよう、とか書いた追加ギミックを未練がましく弄っています。
いや、諦めるなら諦めるでちょっと簡素化した形では実装したいと思ってるんですが、その簡素化がまたいまひとつピンとくるイメージが無くて。

迷走した挙げ句、とんでもなくフクザツな構造に行き着いてしまって、サイズと精度的にどうやっても動作が不確実。
20220310_Hannibal1.jpg
これは、回転運動から往復運動を作って、再度回転運動に変換してやることで、「1進んで0.5戻って0.5進んで1戻る」が実現できるんじゃないかとやってみたもの。

…ボツです。

相変わらず初歩的な設計ミスも多くて進みません。
20220310_Hannibal2.jpg

なんかもう楽しくなくなってきたな…と思いつつこれが最後の最後、とまた構造を見直し。
20220310_Hannibal3.jpg

組んでみたらちょっと光明が見えてきましたので、このまま微調整して仕上げられるかどうか。
20220310_Hannibal4.jpg
例によって例のごとく、よかれと追加したリブが干渉したりして一進一退ですけど。

あ、3Dプリンタを後継機にスイッチしました。
20220310_Hannibal5.jpg
Anycubic Photon無印を使ってましたが、Photon Mono SEに。これまた例によって、とある目的で去年の夏には買ってたのに完全に放置していたもの…。そういうの多すぎです。
モノクロ液晶機なのでちょびっと精度が上がって、だいぶスピードも増してる、ということで、せっかく買ったならさっさと乗り換えれば良かったんですけど。設定周りのなけなしのノウハウとかがリセットされてしまうのでなかなか手を出せずにいましてね。とりあえずデフォルト設定でどうにかなってます。
一方で精度がほんの僅かながら上がってる分、設計上のクリアランスを0.1mm単位でまた微調整する必要が出てきてたりと手間は増えてて、やっぱもっと早く使えば良かった。


それと、前回書いた「ごく単純な根本的な設計上の問題」がこちらです。
20220310_Hannibal6.jpg
パースついてるんで意味のない写真ですけど、脚部がほんの少し開いてるのがお分かりいただけるかと。
ギミックの動作をよりシンプルかつ確実にするには、脚はまっすぐ下に伸びてる状態が当然望ましいものの、「気をつけ」で脚が動くのもカッコ良くはないので、実際そうなったら転ぶに決まってますけどポージングの見栄え優先でこうしてます。

と、いうことはですよ。
足首の関節も当然それに合わせて角度がついてないといけないんですが、垂直で設計してました。
各部の遊びが吸収してくれてたとはいえ、余計なテンションがサイド方向にかかってしまうことになっったので、関節の角度を微調整。
20220310_Hannibal7.jpg
たったの3度ですが、イマイチだった右足の設置性が格段に向上しました。
これで足裏全体が浮く問題も解決するか…と思ったんですがそちらには大した効果が見られなかったんで他の要因がありそう。ただ、バラして塗装することを考えてグリスアップしてないんで、グリス注して最終的に関節部の可動がよりスムーズになれば改善するんじゃなかろうかと楽観的に考えております。

そんなこんなで、ダラダラと時間かけてるわりには進んでませんが、先述の通りなんとかなりそうな気配はしているのでもうちょっとやってみます。
ではまた次回。
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1/72ハンニバル-11:続・疑似歩行ギミックの微調整 [コトブキヤ 1/72ハンニバル]

引き続き、疑似歩行ギミックの微調整。地味な作業です。

前回までのと併せてもろもろ、これまでのまとめ。
20220302_Hannibal1.jpg

・駆動リンクの左右非対称箇所を修正。
・左右のローリングカムの設計を変更。
・踵スリットのズレを修正。
・踵ジョイントがブレないようスペーサー的なものを内部に追加。
・削り飛ばしたのを無理矢理再生した膝ジョイントの不具合が疑われたので右だけ作り直し。
・左右のカムが微妙に対称じゃない&単体でも微妙に歪んでるような気がしたので削って修正。
・ステージ面が微妙に水平じゃないのが影響してそうなので可能な限り修正。
・本体支持アームがどうやっても真っ直ぐにならないので何度も曲げて戻して修正。
・本体上下ローリングシューの形状修正。
・本体上下ローリングシューの基部にとんでも初歩的な干渉箇所が発覚したので修正。
・股関節軸が微妙に左右対称になっておらず右の遊びが過剰だったのを左右均等に修正。

結果がコチラです。

ブレが抑えられてだいぶ滑らかになったような気がしますが、これでお許しいただけるだろうか。

んで。
まだやっぱり、足裏全体が浮く症状が完全には解消できておらず、微妙なセッティングのブレで再発するのと、どうも爪先の向きがブレがち。
こんだけやってどうして…と思ってましたが、これまたごく単純な根本的な設計上の問題点に気付きました。
サクッと削って解決、とはいかないんでまた改めて、になりますが、恐らくそれで疑似歩行ギミックに関しては作業終了にできるのでは。

懸案の追加ギミックも、解決策を薄らぼんやりと思いついているのでどうにかしたいところ。
ではまた次回。
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1/72ハンニバル-10:疑似歩行ギミックの微調整 [コトブキヤ 1/72ハンニバル]

追加ギミックは一旦置いといて。

ひとまず一連の動きが実現は出来たもののアレコレ要調整だった疑似歩行ギミックを改修していきます。
もろもろやった結果から。
20220226_Hannibal1.jpg
まぁこの画像だけでは分かりませんわな。

まずは本体を上下ローリグさせるカムの形状変更から。
20220226_Hannibal2.jpg
何度かRのキツさを変えたりしてみてましたが、今回はガッツリと前後非対称に。
前回動画で、機体のローリング、特に下降時にブルブルと意図しない振動が発生していたのがちょっとみっともない感じでした。

機体を押し上げてる時は当然カムに大きな荷重がかかりますが、回転して頂点までいったところで一気にその荷重が解放されるため、その瞬間にガクつくのが1点、そして今度はカムに沿ってずるっと滑り落ちる形で動作が急加速してしまうためにブレるのがもう1点。
それを軽減するため、カムの頂点から下降側にかけては膨らみを強めてやりました。

併せて、カムが支えるパーツ、ローリングシューとでも呼びましょうかね。シューの断面における頂点位置と形状も削って調整しています。
20220226_Hannibal3.jpg
このシューはそもそも、本体支持アームがくるくる回転しないようにするストッパーとして追加したもので、それをカムでぐいぐいやればローリングさせられるじゃん!ということで役割が変わった経緯があります。
より強固にブレを止めるべく、最初の画像のとおり後ろ側にも板を伸ばしてフレームの内側にキッチリ前後とも噛み合うように変更。これでだいぶローリング時の振動は減りました。


また、カムの上昇側は膨らみ始める位置をずらして、動き出しを遅らせているのも上の画像でお分かりかと思います。その理由がこちら。
20220226_Hannibal4.jpg
前回動画からの切り出しですが、よく見ると後ろに引いた足を上げる際、一瞬足の裏全体が持ち上がってから踵が上がり爪先がまた地面につく、という変な動きをしていました。
踵が上がり始める時、機構の特性として軌跡としてはまずほぼ真上方向に上がってから前方へ移動していきますが、同時に本体も上昇し始めることになります。
その際、爪先だけは地面に付いたままになって欲しいところですが、以前も書いた通り歩幅を最大限にとってしまっているため、ほぼ限界まで関節が伸びてつっぱった状態で本体と踵が同時に上昇することで爪先が下がらず浮いてしまっている…ような気がする。
ということで、まず踵をしっかり浮かせてから本体が上昇するよう、ローリングの動き出しを遅らせたワケです。
20220226_Hannibal5.jpg
左足に関しては解決です。
が、なんでか右足はまだ突っかかる感じがあるんですよねぇ…。

と思って見てたら、駆動軸が通ってる踵のスリットがちょっと左にズレてる?
20220226_Hannibal6.jpg
妙に爪先が内股ぽくなってしまう原因もこの辺か。


などなどやってますが、地平面の微妙な角度のズレで足の動きがかなり変わるのも確認。
ステージ部は裏に桁を組んでガッチリさせてはいますが、最終的な高さの微調整ができるように実はまだちゃんと固定できてないんですよね。
本体を形にしたところで台座側で辻褄を合わせようと思ってましたが、そうもいかないようで。
台座周りもさらに進めていく必要がありそうです。


取り出したるは、ガムテープの芯。
これを加工して、台座部の外装兼ステージ保持構造とします。
20220226_Hannibal7.jpg
そのままでは紙なので毛羽立ちやヨレが生じるため、エッジに瞬着を浸み込ませつつ、全体にごってりとサフを吹いて、硬度を増してやりました。

ベースのプラ板を円形にしたのは、実はこうなる想定だったというわけです。
20220226_Hannibal8.jpg
スポっとね。

ギミックの微調整とか台座の造形とか、地味な工程はさっさと片付けて本体を仕上げたいところですが、追加ギミックをどうするかなぁ…。

ではまた次回。
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