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零式ヘッドモデル-9:首の加工ともろもろ調整 [彩工家 零式]

あんまり進んでませんが、わりとやる気出ているのでこんなときぐらいはこまめにアップしてみます。

前々回で真っ二つに割りました首パーツですが、内側に幅約5mmの溝を掘りました。
20200715_zero1.jpg
よれよれですがまぁ。
溝が斜めになってるのは、頭部の底面パーツに対して垂直になるような角度、てことです。最初ナニも考えず首のセンターを貫くつもりでいましたが早々に気付いて良かった。と書きながらまた気付きましたが、逆に首のセンターを通す角度ならもう少し可動部のストロークが稼げたのでは…?
いや…それでは設計が複雑化しすぎて自分では手に負えないからやっぱりこれが正解。

前回動画でお察しの通り、5mmの角プラ棒をギミックの操作軸にしていまして、下方向にまっすぐ引っ張ると動作します。一直線の動きを各種ヒンジで「前に出る」「ちょと上がる」「ちょと下がる」の3つの動きに順次変換する仕組み。
色々考えましたけど、極力シンプルにしつつアナログ機構でいろいろ連動させるとしたらまぁこうなるかなぁと。腕のある方なら極小モーターとかサーボを全部仕込めるんでしょうけど。
操作としては単純なスライド動作なので、上手くいけばあとあと自動化もしやすいかも…?という思惑もあったりします。


で、ノコギリの刃で損なわれた分とガッタガタな断面を整えて失われた分、t1.5mmのプラ板を挟みこみながら再接着。
20200715_zero2.jpg
ちゃんとセンターで切れてないのがよく分かりますね(笑)。

この通り、5mm角プラ棒が通るようになりました。
20200715_zero3.jpg
素直に上下から穴開けたほうが速かったのでは…?という気もしますが、それこそ狙い通りに真っ直ぐな角穴が開けられるわけがありませんワタシには。分かってる。


一方のギミックパーツは、大量の試作品を積み上げながら引き続き細かい調整を続けています。
20200715_zero4.jpg
半分ぐらい凡ミスやり直しなんですけどね。補強のために追加したリブが可動に干渉するとか、追加したはずのでっぱりがいつの間にか消えてて出力されてないとか…。
動作部自体の設計はこれ以上大きくいじらなくても行けそうな気はしていますがやっぱり設計上多少の無理があるのでその辺がどこまで調整できるかです。

あとは、確実な動作チェックのためには組み込んでガッチリと固定してみないと分からないところがありますが、分解可能な状態で動作に支障なく固定できるような保持方法となるとこれまた悩みどころで…。ダボやリブを付けるとだいたいどこかしらに干渉するように出来ています泣。
一定の強度を求めるとコンパクト化にも限界があるんでその意味でもわりと余裕がありません。そしてずっと言ってますが一部固定すると組み上げることすらままならなくなりそうでその辺のプランニングもわりと大変…。


さらに。
もう何度となく弄った顎パーツの形状をまた少し弄ったりしています。
20200715_zero5.jpg
もともと歪んでたキットパーツを矯正しつつギミックとの兼ね合いで調整しつつ、どう頑張ってもうまいことセンターが合わなくて悩んでましたが、冷静に見直してみたら右頬のラインが内側に歪んでるせいなのでは…?とか。

う〜ん…う〜ん…。
20200715_zero6.jpg
もう分からん…。

一進一退、というよりは0.1進ぐらいのペース。
ただ、今回はギミックに関わる部分以外で造形的な大アレンジは予定してませんので、ほぼ見えてきた要のギミックまわりさえ抜ければ早いはずです。(引っ込むバイザーが完全に未着手なのには気付かなかったことにして…)

ではまた次回。
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yan

ぐほ! 結構な試作の山ですね(汗
でも完璧に決まったら彩工家さんの再販時にセット販売コラボ
出来そうな勢いですね。


首はですよねからのバイザーバイザー(遠い目


by yan (2020-07-17 17:16) 

nuke_sve

>yanさま
いやいやさすがにそれは滅相もない…。
それに、3D部分はこんなものでも需要があればいくらでも提供しますが、キットパーツを現物合わせでごにょごにょしてるとこも多いのでちょっとムリがあるかと(^^;

そしてバイザー…。
by nuke_sve (2020-07-18 12:25) 

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