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イングラム3号機-19:さらに頬ブロックの形状変更 [彩工家 イングラム3号機]

いろいろやったわりには何も進んでない感じ。

現状です。
20231029_Ingram3_1.jpg
先端部の形状出しはまだ途中で軽く角を落としてみたのみ。
主に上面センサー周りをやっつけました。

ごく僅かな差なんですけど、これで全体のまとまり感が増した、ような気になってる。
20231029_Ingram3_2.jpg
後端が1mmちょい高くなるように傾斜を少し強めてパテ盛り。さらに○の前方と傾斜面との接点が少し○のラインから外れて前に出るように。
併せて上面センサーの角度を今度こそ垂直になるように調整…したはずが、ビス止めすると固定のテンションで微妙になんかずれる…。

右。
20231029_Ingram3_3.jpg
こっちも同様です。
左と比べると、前頭部側面のマルイチが嵌まる穴の位置が左右で全然違うのがよく分かります。これも追って直さないとですね。

正面から。
20231029_Ingram3_4.jpg
雰囲気は悪くない。

しばらく設定画ばっかり参照してたんで頭が「設定再現」みたいな方に過剰に寄りすぎてましたが、考え方をちょっと軌道修正できたので落とし所のベクトルは見えてきています。

が。
20231029_Ingram3_5.jpg
前頭部があからさまに左に曲がってる!

いやこれ症状としてはこのシリーズあるあるなんですけど、なんで今更この状況なのか。
考えてみたら、前頭部自体の左右バランスは調整したものの、ちゃんと固定する前だったのでこうして組んだ時のバランス検証ができていませんでした。ギミック設計といったりきたりしながらやってるからこうなる。
どうしてくれようって感じですがやるしかありません。大工事です。

ではまた次回。
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イングラム3号機-18:続々・頬ブロックの形状変更 [彩工家 イングラム3号機]

頬ブロック続き。

上面のセンサーを引っぺがしたところではありますが、ウサ耳側へ。
あちらを立てればこちらが立たず、ではないのですが、玉突きで次から次へ「となればココが」となっており…まぁ一つずつ潰していきます。

ということで、このキットに着手した最初期に、大型キットならではの極太湯口と間違えて削り飛ばしたウサ耳の接続部を再生させます。
20231015_Ingram3_1.jpg
耳の断面に合わせてプラ材を成形。

で、頬ブロック側、○の一部にガッツリ穴を開けました。
20231015_Ingram3_2.jpg
けっこうな重量のあるウサ耳パーツを保持することになりますから、単なる貼り付けでは到底支えきれないであろうということで、こうやってガッツリと接続します。

こうなりました。
20231015_Ingram3_3.jpg
ちらり見えておりますが、この頬ブロックを頭部に接続するプラ材のベロともプラ+プラでプラ用接着剤を使ってしっかり固定。レジン+プラだと瞬着に頼らざるを得ないのですが、溶着系で強度を出すことで少しはマシになるかなと。
ビス止め部と繋げることで、よりしっかりとウサ耳を保持する作戦です。

で、全景(仮)。
20231015_Ingram3_4.jpg
なんか、ギミックばっかり弄ってましたので、こうして組み上がるのは初めてでは。

いや、いまさら…!?


ハナシを戻して。
ウサ耳に着手したのは、この頬ブロック上面センサー部の位置関係を精査するために辻褄合わせが必要だったからです。
20231015_Ingram3_5.jpg

若干前後しますが、根本を少し彫り込んでみたりしてます。
20231015_Ingram3_6.jpg

ちょっと後ろに下げつつ、1mm上に上げました。
20231015_Ingram3_7.jpg
このセンサー、上端が○の上面とツライチっぽくもありちょっと下っぽくもあり、解釈に迷うところのひとつ。そことウサ耳前端との距離感を確かめる必要があったのです。
かつ、何度も書いてますがこのセンサー部、正面は垂直であって欲しいところ、ちょっと俯角がついてしまってたのを補正したつもりがしきれてなかったのを改めて補正しています。
下端が面に接してないところはこれからなんとかします。前から後ろへと進んでいって、後ろから前へと戻ってくる、という加工のリレー。


で、前述の通りいまさらながら全体像を把握したところで見えてくるアレコレ。
ちょっと、分かってきました。

ではまた次回。
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イングラム3号機-17:続・頬ブロックの形状変更  [彩工家 イングラム3号機]

引き続き、頬ブロック周り。
前回始まってしまった大工事の続きです。

頬ブロックの先端を下にずらす工事。
何度か微調整を加えて3Dプリントパーツを接着しまして、ガリゴリと削りました。
20231009_Ingram3_1.jpg
が。
どう見ても、先端をちょっと延長してみてるのがよくない感じ。
(ちなみに左だけ延長幅が長いのは整形中に削りすぎたからです…)
でもここ伸ばせるとギミック的には楽になるんだよなぁ…。

ん〜……。
でもこれ、どうみても正解じゃない気がする…。。。
のですが、取り敢えず先へ進みます。

そもそも論に立ち返って。
この3号機、なんか「顔がでかい」気がしてたんですよ最初から。
というのと、あれやこれやと自分好みに改造してしまったシリーズとの並びも気になり、久々に1号機を引っ張り出してきて並べて比較。
20231009_Ingram3_2.jpg
こうしてみるとそこまで致命的な差はないようにも見えます。ただ、1号機は主にトサカ部をだいぶ元キットから弄りましたので対比の把握が難しい。

このシリーズ、キットでは左耳の○のサイズを1〜3号機でどうやら統一してあるっぽいんですけれども、そこに一つの要因がある気がしていて。
3号機の○って、設定的との整合性で言うと、他よりちょっと大きいのが正解なんですよ。そしてこのキット、それ故に○に対して「顔」がやっぱりちょっと大きい…気がする。

顎を比べてみます。
20231009_Ingram3_3.jpg
だいぶ差がありますが、これも、1号機の顎をそもそもガッツリ削って小顔化しましたので、キットの正しい検証にはなってません。あくまで「我が家ver」のハナシ。
とはいえ、並べるのは我が家の既存品なので、合わせなければ。

というわけで、顎を一回り小さくすることにします。
20231009_Ingram3_4.jpg
ついでに、バイザー下端の一段落ちてるラインももう少し広げてみます。

てことでこう。Before/After。
20231009_Ingram3_5.jpg
頬アンテナ部が前に出過ぎ感はやっぱりありますが、位置を下げたのは正解な気がします。
そして顎を小さくした分、額の出っ張り具合も気になってきますが、ここはiPhoneの広角レンズで撮ってるがゆえの見た目もありますので、肉眼との匙加減に悩むところっていうか、ここ弄り出すともうドツボでしかないので最小限の加工でバランスをとりたいです。

となるともう、どこを基準にすればいいかがまた迷子。

そして、いつぞやの記事(→ イングラム3号機-8:各ブロックの嵌合調整 )で、「あとあと大慌てで切り取るハメになるかもならないかも」などと言っておりましたが、予言的中です。
頬ブロック上面のセンサーを剥ぎ取りました。
20231009_Ingram3_6.jpg
きれいに接合面を処理してあったのでもったいないですが、思いのほかガッツリくっついてた割には、思いのほか簡単に取れました。
これをどうするつもりやら…ですが。

左耳の○がちょっと小さめ、だけど全てをそれに合わせることはどう考えても非現実的。
その中で、一番バランスよく収まるサイズ感を探りながらどうキットパーツを生かしていくか。

これ、1・2号機よりも零式よりもやっぱり遥かにハードルが高そうです。
ではまた次回。
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GUNDAM NEXT FUTURE [EAST]が楽しかった話 [雑記]

先日、話題のイベント、GUNDAM NEXT FUTURE [EAST]に行きました。
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はい、ガンダムです。
パトレイバーが好きなので、ガンダムのファンである自覚がとても薄いのですが、冷静に考えると自分が思ってるより遥かにガンダムが好きらしく、というかどこからどう見てもガンダムファンです。

さておき。
最近いろいろなイベントが行われてる新宿住友ビルの三角広場とやら、初潜入。

いきなり恒例の立像たちがお出迎えです。
20231009_GNF_2.jpg
各種イベントでアレコレ見てるので、特段の感動はないですけれども、ずらり歴代のが並ぶと壮観。

イベント主旨としては、最新作「ビルドメタバース」と「SEED FREEDOM」のガンプラ軸での宣伝がメインで、直近作「水星の魔女」の展開とかガンプラをスキャンしてVRで戦えるやつの紹介もありながら、みたいな感じですかね。

てことで10周年のビルドシリーズ展示。
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ビルドファイターズ大好き。
割と最近全話見返しましたが、巨大ロボットモノアニメがすっかり流行らなくなった時代にどうガンダムを楽しんで貰うか、いかにガンプラに触れて貰うか、という戦略の実現を見事に果たしながらも、アニメとしても面白く、子ども達に見て欲しい作品です。
対象年齢を少し上げた「ダイバーズ」の方は、ファイターズに比べると若干失速した感はありますが、十分良く出来たアニメ。

そしてシリーズ最新作「ビルドメタバース」。
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企画した頃は無限の可能性を見た人も多かったんでしょうが、今やすっかりオワコン感あるメタバースを冠したタイトルには若干の滑稽さを感じたりもしますが、片や「ガンダムメタバース」はどこまでバンダイ本気なんでしょうかね。

一方で、公開されたアニメのほうはといえば、ビルドシリーズ大好きな人間からすると感涙モノの傑作で。「メタバース」とか言わない方がよかったんじゃないかと言うぐらい、ビルドファイターズの精神が正当に受け継がれたガンプラアニメですので皆さんご覧下さい。
ガンダムビルドメタバース公式

で、なにセカイくんも出るの!?
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シリーズではトライのセカイくんが一番好きなので期待。

そしてそしてコレですよ。
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誰もが諦めかけていた新作劇場版「SEED FREEDOM」。

に合わせてのSEEDシリーズ展示。
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令和の時代にSEEDの回廊を抜けるとそこは平成でした。
SEED/SEED DESTINYの展示!!からの、劇場版新機体!!
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まぁ詳しいことは例によってそういうサイトをご覧頂くとして。
こないだも言いましたが、ガンダムで一番好きなのがSEED DESTINYなんですよ(世間の評判が悪いのは知ってる)。
まさかね、今になってこんなに盛り上がるとはね。
SEED/DESTINYもこないだ全話見返しました。

んで、「楽しかった、水星の魔女!」『すいせいのまじょ!』
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グエル先輩のフィギュアとかチュチュ先輩のキット化とか!

そんなこんなで、豪華展示盛り沢山で、新作アニメも新作キットも楽しみになる素敵イベントでした。

驚くべきはこれがなんと「入場無料」ってこと。
宣伝施策とはいえ、会場内では声優多数出演のステージイベントが複数催され(無料配信も)、これでもかという大規模な展示があって、さらには超豪華お土産まで貰えます。
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ビルドシリーズ10周年記念の豪華小冊子とか、最新ガンプラのカタログ冊子に加えて、エコプラの1/144ガンダム組立体験ver.までついてきます。
これで「無料」!!

[EAST]新宿会場は、日付変わって本日9日(月・祝)まで開催ですのでぜひ。

やー、バンダイとガンダムのビジネス規模がでかすぎますね。
そして自分、やっぱりガンダム大好きじゃねーか(笑)。
ではまた次回。
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イングラム3号機-16:頬ブロックの形状変更 [彩工家 イングラム3号機]

改めて、顎も付けて現状把握。
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だいぶやるべきコトが見えてきました。
取り敢えずは、前回から判明していた左右のブロックの高さが違ってしまってる件。
20231001_Ingram3_2.jpg
左右入れ替わってますが、向かって右が右。

天面にプラ板を貼って整形。実質0.35mmほどの違いですけれども…。
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まぁ揃いました。

続いてこちら。
20231001_Ingram3_4.jpg
頬先端左右に張り出した小さなセンサー部、ちょっと「迎え角」っぽい感じにアレンジされています。
そういう風に見えなくもない画稿もあるのですが、ここはフラットにしたいです。

また、この先の加工の妨げにもなるので、いったん切り離し。
20231001_Ingram3_5.jpg
無くさないようにしまっておきましょう。


で、いよいよ本題。
20231001_Ingram3_6.jpg
キットでは、「目線」に対して頬ブロック下面のラインが前方に向かって持ち上がるようになっていますが、ここはわりと水平に近いイメージのほうが見慣れた感じです。大袈裟に書くと緑ラインのようなかんじ。
が、単純に下側にプラ板など貼り足せばよいかというと、赤ラインのとおり中にパイプ状の空洞があるのでややこしい。この空洞を下にずらす必要がありますが、下に足した部分を掘って逆に上を埋めるのは超絶面倒くさくてやりたくありません。

そこで、こんなものを3Dプリントしました。
20231001_Ingram3_7.jpg

さらに…。
20231001_Ingram3_8.jpg
こんな感じにバッサリと先端部を切り離します。

組み合わせてこう。
20231001_Ingram3_9.jpg
あとは、下面を適宜盛って削ってフラットにしてやれば、中の空洞も無理なく位置が変更できるというわけです。上面のバルジ部は併せて整形が必要ですが、傾斜面自体を再造形しなくて済むとか、位置合わせのガイドがしっかり残るなど、先端を丸ごと切り離すよりは工作的にいろいろと楽。
ただこれだと位置変更がちょっとオーバー過ぎるので、プリントパーツか元パーツか、どちらかを微調整していいバランスを見つけたいです。
そして賢明な諸兄はお気づきでしょう。だったら、下半分も3Dで造形してしまえばいいんですよね。あくまでキットの改造なので、なるべく元のレジン部分を残したいなというこだわりです。


と言いつつ、やらないつもりだった大工事が始まってしまいました。今更。どうなりますやら。
ただ、目先の作業が明確なので、迷わず進めていけそうです。

ではまた次回。
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