SSブログ

イングラム3号機-16:頬ブロックの形状変更 [彩工家 イングラム3号機]

改めて、顎も付けて現状把握。
20231001_Ingram3_1.jpg

だいぶやるべきコトが見えてきました。
取り敢えずは、前回から判明していた左右のブロックの高さが違ってしまってる件。
20231001_Ingram3_2.jpg
左右入れ替わってますが、向かって右が右。

天面にプラ板を貼って整形。実質0.35mmほどの違いですけれども…。
20231001_Ingram3_3.jpg
まぁ揃いました。

続いてこちら。
20231001_Ingram3_4.jpg
頬先端左右に張り出した小さなセンサー部、ちょっと「迎え角」っぽい感じにアレンジされています。
そういう風に見えなくもない画稿もあるのですが、ここはフラットにしたいです。

また、この先の加工の妨げにもなるので、いったん切り離し。
20231001_Ingram3_5.jpg
無くさないようにしまっておきましょう。


で、いよいよ本題。
20231001_Ingram3_6.jpg
キットでは、「目線」に対して頬ブロック下面のラインが前方に向かって持ち上がるようになっていますが、ここはわりと水平に近いイメージのほうが見慣れた感じです。大袈裟に書くと緑ラインのようなかんじ。
が、単純に下側にプラ板など貼り足せばよいかというと、赤ラインのとおり中にパイプ状の空洞があるのでややこしい。この空洞を下にずらす必要がありますが、下に足した部分を掘って逆に上を埋めるのは超絶面倒くさくてやりたくありません。

そこで、こんなものを3Dプリントしました。
20231001_Ingram3_7.jpg

さらに…。
20231001_Ingram3_8.jpg
こんな感じにバッサリと先端部を切り離します。

組み合わせてこう。
20231001_Ingram3_9.jpg
あとは、下面を適宜盛って削ってフラットにしてやれば、中の空洞も無理なく位置が変更できるというわけです。上面のバルジ部は併せて整形が必要ですが、傾斜面自体を再造形しなくて済むとか、位置合わせのガイドがしっかり残るなど、先端を丸ごと切り離すよりは工作的にいろいろと楽。
ただこれだと位置変更がちょっとオーバー過ぎるので、プリントパーツか元パーツか、どちらかを微調整していいバランスを見つけたいです。
そして賢明な諸兄はお気づきでしょう。だったら、下半分も3Dで造形してしまえばいいんですよね。あくまでキットの改造なので、なるべく元のレジン部分を残したいなというこだわりです。


と言いつつ、やらないつもりだった大工事が始まってしまいました。今更。どうなりますやら。
ただ、目先の作業が明確なので、迷わず進めていけそうです。

ではまた次回。
nice!(2)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー