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零式ヘッドモデル-10:もろもろ準備工事と次なる検証など [彩工家 零式]

メインのギミックに関しては、まだ微調整と再設計が続いてはいるものの基本的な構造は固まったので、可動前提で変更した主なパーツの保持方法や固定ポジションもほぼ確定しました。位置関係がFIXしないと調整のしようがなかった部分もこれで進められそうです。

てことでまずは前頭部のヒンジ周り追加工作。
開き角をもう少し大きくしたい前頭部は内側からアームで押し上げる仕掛けにしていますが、曲面かつ均一でないため、アームの当たる箇所を中心にひとまずフラットな基準面を作ります。
20200718_zero1.jpg
干渉箇所の見極めを誤ってヘゴヘゴになってて現物合わせですらありませんが、だいたい問題なさそう。
ヒンジよりだいぶ前にも伸びてるのは、次なるハードルであるバイザー収納ギミックを構築するためのベース面を兼ねさせるためです。毎回曲面に沿うようにプラ板を削るのも面倒くさすぎるのと、曲面だらけでは寸法の計算もままなりません。1箇所でも水平面が確保できれば格段にいろんな作業がやりやすくなるというものです。

そして、目玉と顎周りがギミック側で保持できるようになったので、顎の開閉時に干渉しがちだった頬内側のダボを削り飛ばしました。
20200718_zero2.jpg
これによって組み立て・分解も格段にスムーズに。ちょっと安心です。
ただギミックがちょっとずれるととたんに顎がブレるので、その辺の調整はまた気を遣いそう。


そして、いよいよバイザー周りに着手するわけですが、とりあえずバキュームフォームによるキットのクリアパーツを仮組みして様子を見ます。
20200718_zero3.jpg
カットしすぎるのを恐れて余剰部分を大きめに残したままなのでいろいろちゃんとハマってませんが、雰囲気はこんな感じですかね。
少なくとも今のところ前頭部はキット形状を変えるようなことはしてませんので、極端に合わないってことはありません。ただこの先場合によってはまた自作するハメになる可能性も…。やりたくはないですけど。
バイザーは前頭部とわりとツライチに近い印象があるので、それを再現しようとすると若干の修正は必要になりそうです。

ところで、また余計な設定考証的な話ですが、そもそもこのバイザー、本来は中が見える仕様なのかどうか。
一部画稿でそういう表現もありはしますが、劇中ではイングラムのようにバイザー越しに目玉が見えるような描写がありません。しかもあの感情表現のような赤い発光ラインが走るやつ、どう考えても中の目玉の光が透けてるようには見えません。
第一、中の目玉スキャナーを使用するときにわざわざフェイスオープンするということはですよ、目玉とは別の機能をバイザー単体で有していて通常時はそっちを使ってる、と考えるのが妥当なのではないか…?とか。
クリアパーツ部分はその通常用のバイザー形センサー的な何かのカバーパーツ、と解釈すると、工作的にはいろいろラクになるんですが、どうでしょう。

さておき。
スペースがないようでいて、特に展開時は意外とクリアランスには余裕があります。
20200718_zero4.jpg
ギミックはまだ全然プランが固まりませんが、とりあえずカショッと上に引き込まれる動き自体は、物理的に不可能ってことはなさそう。

とまぁ、工作的な進捗がほとんどない割にはだらだら書いておりますが。
ではまた次回。
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yan

バイザーバイザー。
後だしの別物ですがコミック版はクリアバイザーですね。

バイザー赤線は当時の作画の限界とも言えますので
まあ中が光ってるんじゃないかなと思います。

まブチ様設定なので謎ですな(笑)
by yan (2020-07-20 17:55) 

nuke_sve

>yanさま
やー、AVR-0のことをすっかり忘れてました。
早速確認してみましたが確かにクリアバイザーですな。でも目玉のデザインが別モノなので、こいつはフェイスオープンしなさそう…。
そしてコメカミ部分の処理がやっぱり例によってコマごとに違いますね(笑)。

中が見えなくてよければ真後ろにヒンジ付けられるんで、見えないほうがいいんですよ〜…(T.T
by nuke_sve (2020-07-21 04:47) 

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