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1/72ハンニバル-1:脚部関節の改造と仮可動テスト [コトブキヤ 1/72ハンニバル]

コトブキヤの1/72ハンニバル・PKO仕様です。
20220126_Hannibal1.jpg
もう遙か昔、発売当初にパチ組みして、いつかちゃんと仕上げるその日まで…で今日に至るひと品。右下に見えるプラ材の切り屑みたいなのは折れたアンテナです…。

このコトブキヤ版ハンニバル、なかなかの超出来キットだと思います。
全体の印象がとてもいいのはもとより、細部の造形もシャープだし、パーツ割りは分割線が極力目立たないよう工夫されてるしで、めちゃくちゃクオリティ高い。
ちょ〜っと前に久々再販されてましたが、ガンプラ市場が壊滅してモデラーが他ジャンルへ大移動してる今こそまた再販のチャンスなのでは…と考えたりしておりますが、コスト高とか色々あるんでしょうな。ちょっとぐらい値上げしても全然割に合う内容だと思いますけど。

んで。
バラします。
20220126_Hannibal2.jpg
っていうヤラセの段取り画像のために、バラしてあったのをもっかい組み立てたのは言わないでおきます。そしてなんか腕に付く3連ランチャーが片っぽない…どこいった…。もう。

さておき。
早速、脚部の改造に取りかかりましょう。キットのパーツ構成はこう。
20220126_Hannibal3.jpg
膝関節パーツがポリキャップで二重関節になってます。

それを敢えてプラ材の一軸可動へとダウングレード。
20220126_Hannibal4.jpg
関節カバー部は中をくり抜いてかぶせるだけの構造にしました。ポリキャップを抜いても、パーツ自体がダボと噛み合う形状なので元の位置関係を維持できます。

股関節部はどうしようかかなり悩みつつ、がっつりと着脱機構を現物合わせで設計。
20220126_Hannibal5.jpg
はめて90度捻ると外れない、っていうやつです。

そもそも元に戻せなくなるような改造をしてるんで、もっと色んなことを無視してガシガシやっちゃえばいいんですけど、どうも性分で元のパーツを極力生かしたりとか、隙あらば元に戻せるようにとか考えてしまいます。
結果として、必要以上に手間と時間がかかること多し…。

で。

無事に脚部がぷらんぷらんになりました。
20220126_Hannibal6.jpg


もうお分かりですね。
前回作ったチェビシェフリンク機構と合体させまして、こうだ!

もろもろ微調整前なのでガッタガタなのはスルーしていただいて、仮の可動テストです。ひとまずこの基本的な動きが実現できるかどうかをまずやってみたかった。

ここまで思った以上にサクッときましたが、ここからの細かい動作範囲の調整が大変そう。
足首は現状ポリキャップのママで実質固定になってますが、やっぱり動くようにしてやったほうが自然になる気がします。ただ、可動軸がもう1箇所増えることで全体の動きにどう影響するかとかもよく分かってないので、その辺も検証していきながらですね。

ではまた次回。
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yan

急に変化球キターからのアンテナ哀愁・・・
からのそういう事でしたか!

ちょっと昔のブリキの玩具ぽくなりそうでこれまた。
二次元塗りみたいにあえてブリキっぽくしたら面白そうとか
思いつつも、正統派も気になる感じですね。
by yan (2022-01-27 00:55) 

nuke_sve

>yanさま
とある企みはこういう種明かしでした〜。

機構の特性上、足を前に出す動きが速すぎるんですよね。それがオモチャっぽさの原因な気がしてます。
狙いとしてはリアル系でいきたいので、もう一段ギアをかましてみるか…などなど思案中デス。
by nuke_sve (2022-01-27 02:13) 

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