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イングラム1号機-8:プロポーション確定? [彩工家 イングラム1号機]

前回また盛り足したトサカ部のパテを成形したのがこちら。
20130922ingram1a.jpg
なんかもう、最終的にパーツ形状に寄与している分より、削り落とされるパテの方が多いんじゃないかというかんじですが、だいぶまとまり感が出て来た気がいたしますよ。
前頭部は、左のひさし部分をちょっと削り込み過ぎた感があったのでちょびっと盛り足しています。

サイドビュー。
主に前回前頭部パーツの角度を変更したことで、一度はキッチリ調整したパーツ同士の合いがまためちゃくちゃになっているのが分かりますね。
20130922ingram1b.jpg

各パーツの接合部を再度調整しつつ、ウサ耳をとりつけてみたのがこちら。
20130922ingram1c.jpg
パーツが収まるべきところにはまってるだけで、上の写真とはだいぶ印象が違うのではないでしょうか。
(耳のカバーが仮止めで浮いてますが(^^; というかやっぱりちょっと引いて撮るだけで別物に見えます)
改めて、いかにイングラム1号機の頭部がいかに微妙なバランスの上に成り立っているのかが分かります。

なんて思うのは好きだからですかね。
例えばRX-78ガンダムの新作プラモやフィギュアが出る度に顔がカッコイイとかカッコ悪いとか言われても正直違いがわかりませんので(もちろん比較して説明されればなるほどとは思いますが)、イングラムに興味ないひとからしたらどれも一緒に見えることでしょう。

さて、自分の中の理想のイングラムを再現!ということでやってきましたが、この辺が落としどころな気がします。
元キット自体の根本的なバランスや前回書いたようなシリーズの整合性とかもあるので、細部を気にし始めるとまだいろいろあるにはあるんですが、そこを追求するならイチから自分で作れよってハナシですからね。なんて「理想を再現!」と言っておきながら妥協するような物言いになっちゃうのもなんですが、現状のプロポーションにはかなり満足しています。
もちろん人それぞれの好みや解釈でいろいろあるでしょうが、自分的にはイングラム1号機ってこんなイメージ、という枠内にはちゃんと収まっているかんじ。

頭部を小顔にアレンジした分、ウサ耳のサイズ感が合わなくなるかも?と思っていましたが、意外と危惧したような違和感はありません。というか、頭部自体の形状ほどもともとあまり気にはならないので…。
ちょっと上下の幅が太い気もしますが、ここもシリーズでのバランス感につながるところでもあるので無理にはいじれません。無理に細くしてしまうとさらに全体のサイズ感が小さくなってしまうのと、これも気にならないので敢えて手を着けてないのですが実は後頭部がちょっと設定のバランスより小ぶりなので、そこのバランスをとるためにもウサ耳はこのぐらいボリュームがあってもいいんじゃないかと考えています。

あとでまた手を加えるところがあるかもですが、頭部自体のプロポーションは確定!として次に進みましょう。
長かった…。

さて、だいぶ顔の形を変えたので、気になるのがバイザーのクリアパーツ。
キットにはバキュームフォームのパーツが付属するのですが、多少加工したらはまることははまりました。
20130922ingram1d.jpg
ところが、ごらんのとおり前部の角度がかなり立ち上がりぎみ。ここは顔のラインに合わせてもう少し前傾して欲しいところなのですが、そうなるとクリアパーツを自作するしかなくなります。ただ、しばらく見てると「これはこれで…」という気もしてきて…。
ここは当面保留ということにしておきましょう。

次は全体のまだ荒れてる部分をキレイに処理して、一度サフ吹きです。
サフを吹くとまた全体のフォルムが分かり易くなるので、思わぬ問題点が発覚するかも知れませんね。どきどきです。
ではまた次回。
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