ホイールベースの修正

1/48イングラムのトランスポーターとして、1/43のベンツ・アクトロス トレーラーを改造中。

いきなりですが、完成!!

…の、予想図。

金属パーツをごりごりするのにちょっと疲れたのと、全体バランスをみる意味で、架装テスト。資料写真からサイズを割り出して、厚紙で作ってみました。
雰囲気でてるじゃないですか〜、と思いつつ、実車と照らし合わせるとどうもホイールベースがちょっと長い模様。
そんな細かいとこどうでもいいじゃん、とは思うのですが、ただでさえちょっとスケール大きいので、必要以上に大きいところは修正したいわけで…。
さらに、仮に架装してみた感じだと機器とのバランスで後輪周りがやはり間延びした印象になってしまうので、これはなんとかしないワケにはな〜、というところ。

とはいえ。

フレームはこれも当然ながら一体成形のダイキャストパーツ。
尺を詰めるったってそう簡単じゃないことは明白です。

やっぱりそのままでも…と結構逡巡したものの、とりあえず燃料タンクなど取り外しまして…


ぱっかーん。

例によってドリルでぐりぐりしたのち、ニッパーで強引にぶった切りました。少しでも「のりしろ」を確保すべく、左右についている謎のタンクっぽいなにかの途中で切断しています。
もう後には引けません。

断面をリューターとヤスリでごりごり削って短縮しつつ整形したら、タンク状の部分に穴をあけて真鍮線で軸打ち。気休めかもしれませんがね。


そして高強度タイプの瞬着でガッチリ接着しました。


さらにプラ板でこんなパーツを作り…


タンク部分を前後から押さえる形で、内側から補強します。


かなり頑丈になりましたので、これで大丈夫でしょう。
プラ板がちょっと目立ってますが、架装すればほぼ見えなくなる部分。黒く塗ってしまえば全く気にならなくなるはずです。

結果として、約8mm短縮しました。

資料写真にはどうしてもレンズの歪みが出てしまうので、厳密なサイズを割り出すのは困難ですが、なんとなくこのぐらいだろうという。

で、再度の仮組み。

ん〜。
変わらないっちゃ変わらないんですが、リアのマッドガードと架装パーツとの位置関係がちょっと詰まって、実車の雰囲気に近づいたような気はします。

このままバンパー周りとかは一旦おいといて、架装パーツの本制作に着手しようかな。

ではまた次回。

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