お正月スペシャル:3Dプリンタ導入の件 [3Dプリンタ]
あけましておめでとうございます。
今年もまったりマイペースで参りますので気が向いたらお付き合い下さい。
今日はお正月スペシャルということで、これです!
2019年、前年に導入しながら放置していた機材をやっと稼働させてデジタルモデリングの勉強を始めたりなんかしておりましたが、当然ながら作ったデータをいかにして立体ブツとして出力するのかというのが課題になってくるワケです。
3Dプリントサービスはいくつもあるようで、デジタルモデリング界隈も一昔前よりずっといろんなことが手軽になっているのを感じます。とはいえ、ちゃんとした出力業者に発注すると、ちょっとしたデータでも数千円〜と、それなりのコストがかかってしまう模様。
そうなると、なにかと話題の3Dプリンタががぜん気になって参ります。
そんな中、安価でそこそこのクオリティと話題で、友人も既に導入している光造型機"Anycubic Photon"が、ちょびっとだけ進化した後継機も出たことで一段とお安くなっているのを発見。
友人は5万円ほどで買ったらしいんですが、それがなんと約3万に。
業者出力のコストと比べれば、何度か出力すればあっという間に元がとれる価格です。
思わずポチってしまいました。
…というのが夏の終わりの出来事です(笑)。
買ったはいいけどノウハウもなく、そもそも出力すべきデータも出来ておらず…で、届いた段ボールのまま玄関に置いたまま数ヶ月。年末になってようやく、ワンフェスに向けて作っているデータがある程度形になってきたこともあり、自家プリントにトライしてみることにしたわけです。
開梱。
わくわくドキドキです。
先人達のブログを手当たり次第に読みあさり下調べだけは万全なので、まずみなさんぶち当たるらしい課題であるZ軸の調整なんかもなんなくこなし。さっそく付属のお試し用レジンをバットに注いで本体はセットアップ完了です。
とりあえず付属USBに入ってるサンプルデータで試してみます。
ポチっとな。
いろいろ経験談を見ていますと、だいたい初回の出力は上手くいかないもののようです。なので、それなりに試行錯誤しながらになるのはある程度覚悟しつつ。
数センチのモノでもプリントには数時間かかるので、なかなか成果が見えてきません。
本来、造形にちょっと影響が出たりするので途中で止めない方がいいようではありますが、テストなので気にせず、ほどほどのところで一時停止して確認してみました。
すると…。
できてるー!!!
いやー、嬉しいですね。
プレートにレジンが定着しないとか、途中で剥がれるとか、失敗談にはことかかないようですけど、なんのことはないあっさりと成功です。
さらに2〜3時間経過。
出来ました。
計約6時間。
設定次第で所要時間は変わるようですが、とりあえずはサンプルデータのデフォルト設定のママです。使うレジンに合わせたパラメータ調整とか、その辺はおいおい。
出力品はプレートから剥がして、IPAで洗浄後、二次硬化させる必要があります。
UV-LEDテープを使ってなかったフィギュアケースに仕込んで作った二次硬化装置にIN。
無駄が多いんでもうちょっと反射とか考えたいですがひとまずこれで。
…ということで出来上がったのが冒頭の写真のものです。
画像では伝わりませんが、3万円のキカイでここまで出れば、言うことなしじゃないでしょうか。というクオリティ。個人的には満足です。
もちろん、積層痕なんかも出てしまってはいるんですが、ちょっと前のFDM機なんかとは雲泥の差で、細かいコトを気にしなければ、ものによってはそのまま塗装して完成でもよいのでは。
これはなかなか遊べそうですよ。
ということで、ついに我が家も時代の最先端に追いつきました。
あとはどこまでこれを活用できるかですが、手作業では到底できないような精緻な造形も可能になりましたので、夢は広がりますね。
ではまた次回。今年もよろしくお願いいたします。
今年もまったりマイペースで参りますので気が向いたらお付き合い下さい。
今日はお正月スペシャルということで、これです!
2019年、前年に導入しながら放置していた機材をやっと稼働させてデジタルモデリングの勉強を始めたりなんかしておりましたが、当然ながら作ったデータをいかにして立体ブツとして出力するのかというのが課題になってくるワケです。
3Dプリントサービスはいくつもあるようで、デジタルモデリング界隈も一昔前よりずっといろんなことが手軽になっているのを感じます。とはいえ、ちゃんとした出力業者に発注すると、ちょっとしたデータでも数千円〜と、それなりのコストがかかってしまう模様。
そうなると、なにかと話題の3Dプリンタががぜん気になって参ります。
そんな中、安価でそこそこのクオリティと話題で、友人も既に導入している光造型機"Anycubic Photon"が、ちょびっとだけ進化した後継機も出たことで一段とお安くなっているのを発見。
ANYCUBIC 光造形 3Dプリンター 405nm UV LCD 3Dプリンタ 高精度 デュアル・リニアレール 3d printer (PHOTON)
- 出版社/メーカー: ANYCUBIC
- メディア:
友人は5万円ほどで買ったらしいんですが、それがなんと約3万に。
業者出力のコストと比べれば、何度か出力すればあっという間に元がとれる価格です。
思わずポチってしまいました。
…というのが夏の終わりの出来事です(笑)。
買ったはいいけどノウハウもなく、そもそも出力すべきデータも出来ておらず…で、届いた段ボールのまま玄関に置いたまま数ヶ月。年末になってようやく、ワンフェスに向けて作っているデータがある程度形になってきたこともあり、自家プリントにトライしてみることにしたわけです。
開梱。
わくわくドキドキです。
先人達のブログを手当たり次第に読みあさり下調べだけは万全なので、まずみなさんぶち当たるらしい課題であるZ軸の調整なんかもなんなくこなし。さっそく付属のお試し用レジンをバットに注いで本体はセットアップ完了です。
とりあえず付属USBに入ってるサンプルデータで試してみます。
ポチっとな。
いろいろ経験談を見ていますと、だいたい初回の出力は上手くいかないもののようです。なので、それなりに試行錯誤しながらになるのはある程度覚悟しつつ。
数センチのモノでもプリントには数時間かかるので、なかなか成果が見えてきません。
本来、造形にちょっと影響が出たりするので途中で止めない方がいいようではありますが、テストなので気にせず、ほどほどのところで一時停止して確認してみました。
すると…。
できてるー!!!
いやー、嬉しいですね。
プレートにレジンが定着しないとか、途中で剥がれるとか、失敗談にはことかかないようですけど、なんのことはないあっさりと成功です。
さらに2〜3時間経過。
出来ました。
計約6時間。
設定次第で所要時間は変わるようですが、とりあえずはサンプルデータのデフォルト設定のママです。使うレジンに合わせたパラメータ調整とか、その辺はおいおい。
出力品はプレートから剥がして、IPAで洗浄後、二次硬化させる必要があります。
UV-LEDテープを使ってなかったフィギュアケースに仕込んで作った二次硬化装置にIN。
無駄が多いんでもうちょっと反射とか考えたいですがひとまずこれで。
…ということで出来上がったのが冒頭の写真のものです。
画像では伝わりませんが、3万円のキカイでここまで出れば、言うことなしじゃないでしょうか。というクオリティ。個人的には満足です。
もちろん、積層痕なんかも出てしまってはいるんですが、ちょっと前のFDM機なんかとは雲泥の差で、細かいコトを気にしなければ、ものによってはそのまま塗装して完成でもよいのでは。
これはなかなか遊べそうですよ。
ということで、ついに我が家も時代の最先端に追いつきました。
あとはどこまでこれを活用できるかですが、手作業では到底できないような精緻な造形も可能になりましたので、夢は広がりますね。
ではまた次回。今年もよろしくお願いいたします。