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イングラム3号機-13:頬アンテナギミック試作 [彩工家 イングラム3号機]

遅々として進まない、彩工家さんイングラム3号機にギミック仕込むチャレンジ。

ちょっとずつは進んでるんですよ。
ただこのところどうにも週末の体力気力のなさがハンパなくてですね…。

かつ、デジタル設計ってこう、成果が画面から出てこないのでいまいち達成感がなくてテンションが上がらない、というのもあって。
でもまぁこんな感じで進めてはおりました。
20230805_Ingram3_1.jpg
Fusion360で設計しています。
同志のアドバイスとは違う構造ですけれども、アンテナブレードの展開ギミックはこれでいけるハズ(理論上は…)。

そしていろいろ提案いただきましたけども、いやこのサイズでエアシリンダーを仕込めとか無理なのよ(笑)。
20230805_Ingram3_2.jpg
なんですけど、アドバイスから得たヒントも踏まえながらアレコレやってる次第デス。

一方、ここもキットパーツから3D造形に置き換える先端部。
20230805_Ingram3_3.jpg
いつもどおりPhotonで出力しましたが、まぁ悪くない感じに出来てる気がします。
しかし、伸縮のストロークが確保できないのでどこまでそれらしく見せられるか。

その伸縮&回転ギミックの要も、3D設計パーツを出力してみましたが、レジンの強度が足りなくて螺旋シャフトがバキバキと折れること折れること…。
20230805_Ingram3_4.jpg

補強を追加しつつ、高靱性レジンを取り寄せまして再出力。
20230805_Ingram3_5.jpg
したら今度はなんか盛大にベースが反る…。パーツ自体はそこまで変形してませんが、レジンの特性は千差万別すぎて難しいネ…となっております。

ちょこっと設計データも修正しつつまた再出力。
20230805_Ingram3_6.jpg
今度は反らずにいけました。

ってところで数週放置してたんですが、ようやく組み立ててみましたのがこちらです。
20230805_Ingram3_7.jpg
レジンの違いで色分け再現っぽくなってるのも相まって、いい感じじゃないですかね!?
アンテナのブレード部は、元キットのフィン状の解釈ではなく、設定画や本編に準拠して細い棒状に変更しています。
改めて、指先との対比を見て。このサイズで開閉するんだぜこれ。

閉状態と元キットパーツの比較。
20230805_Ingram3_8.jpg
ご覧の通り、ちょっとだけ小さくアレンジしています。言うまでもなく、それによって少しでもストローク長を確保しようという作戦。
造形的にもギミック的にもなんとかなりそうな感じがしておりちょっとやる気も出て参りました。

ただ経験上、こういうギミックって開くよりちゃんと閉じるかが意外と難しくて。
どこまでキッチリ仕上げていけるか、予断を許しませんね。
そして肝心の伸縮ギミックのほうは、クリアランスの調整がもうしばらくかかりそうです。

ではまた次回。
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コメント 2

yan

nuke式キター!
しかしまあ個人的には3D系作業はモデラー作業というより
エンジニア感があってそこにまだ溝を感じる今日この頃。
いやアリなんですがねもちろん。

にしてもあのサイズにギミック組み込むのは・・・ 解りますぞお。
にしてもその部品が手持ちのLEDランタンにたまたまそっくりなのが(笑)

by yan (2023-08-07 04:18) 

nuke

>yanさま
なんでしょう、yanさんのスタイルとデジタル造形があんまマッチしないのは、ちょっと分かる気がします(笑)。

いやほんと小さいが故にパーツ精度との戦いで、型落ちの廉価プリンタではギリギリです。キット自体は大型モデルなのに。
by nuke (2023-08-07 09:12) 

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