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零式ヘッドモデル-29:各部あれこれと遂に捨てサフ [彩工家 零式]

敢えて記事にするほどの進展もなくてまた間が開きましたが。ようやく初回の捨てサフを吹きました!
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で、ここに至るまでのあれやこれやの断片を。
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組んだら絶対分かんない後頭部下端のライン、例によって左右の対称がとれてなかったので補正したり、頬ブロックと耳との接続ラインがどうしてもしっくり決まらず微調整を繰り返したり。

別パーツになってる頬のパネルは、鋭角になってた角を設定や本編に合わせて丸めました。
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角が丸くなるだけで、パーツの微妙な歪みが気にならなくなるから不思議。
右頬はブロック全体を後ろ寄りに補正したので、パネル位置も要修正。凹みを後方に拡大しつつ、角の処理と併せて隙間をパテ埋め。まだまだ整えますが、まぁまぁうまくいってるのでは。

んで、各部の固定法を順次FIXさせていって最後に残った難関であるベース部分。
案の定パーツ重量に耐えかねて底板がたわむため接着するだけでは不安なので、ここもビス固定でガッチリと保持できるように。
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プラ材に六角ナットを組み込んだネジ穴パーツを、内側を抉り込んだレジンパーツに埋め込んでます。
めちゃくちゃ手間と時間がかかる割に、全体の外観には一切影響しないのでテンション上がりづらいこういう作業がひたすら続くわけで…。

さらに頬ダクト周りの微調整とか、前頭部さらに盛って削ったりとか、顎がまたセンターずれてて補正したりとか…。

そんなこんなで、もうちょっとしてから…とガマンしてたとこもありますが、えいやでサフ吹きした次第です。ただまぁ分かってたけどパーツがどれもでかいのでやっぱりしんどい。
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エアブラシで吹いていいサイズじゃありません。
こんなの缶サフでぶわっといくべきところ、缶は缶で消費量とコストを考えると馬鹿にならないので瓶サフをちまちま吹いていくわけですが、ノズル径0.5mmでも吹いても吹いても終わらないし、たっぷりあったハズのサフが見る見るうちに減っていき足りなくなる始末。ここからまたゴリゴリ削る前提なので敢えて相当ぼってり厚めに吹いてるとはいえ大変です。


そしてようやくサフを吹いたことで、これも分かってたけど表面が全く整ってないのが如実に露呈。
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微妙な画像で伝わるか分かりませんが、こんなサイズのレジン一体成形パーツが歪んでないわけないんで、か〜なりヤスって整えたつもりがまだまだ面がうねってます。

もっと酷いのは前頭部。
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もともと微妙な曲面の仕上げは難しいところではあるものの、盛って削っての結果こちらもだいぶうねうねしています。しかも、造形の調整には効率重視で180番のペーパーしか使ってないので傷だらけ。
この後、これら大パーツ全てに怒濤の表面処理が待っていると思うと…。


そんなこんなで前途多難ですが、ひとまず大部分にサフを拭いたことでまた少し進展した気分だけはなくもなかったり。
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地獄のクリアランス処理に追われたフェイスオープン周りのメカメカしさとか、たまらん。傷だらけだけど。

色々と浮気したいキットの山がどんどん積み重なっていく今日この頃ですが、目の前のものから片付けていかねばと自分に言い聞かせつつ向き合っております。
梅雨入り前には本塗装したいですね!(意識低。

ではまた次回。
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