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アオシマ版イングラム開発裏話の記事 [アオシマ・1/43パトレイバー]

先日つらつらと書いたアオシマさんの1/43イングラムについて、非常に興味深い記事が出ていました。

[アキバ総研] アオシマが「1/43 機動警察パトレイバー イングラム」のプラモデルを、自社ブランド「ACKS」で発売する理由【ホビー業界インサイド第75回】

その中で気になったのがコチラ。
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私も含めたリアルタイム世代は、重量感のあるずっしりしたイングラムをイメージしていると思います。ですが、設計担当者は私よりも下の世代で、最初はスラッとしたプロポーションでした。そこに(メカデザイナーの)出渕裕さんの監修が入り、もう少し肉付けしてマッシブな体形になりました。それでも、弊社のイングラムはシャープなイメージになっていると思います。
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(上記記事より一部引用)

昨今のイングラムの立体化で主流となっている細身のプロポーションは出渕氏の監修のせいだとばかり思ってましたが、どうやら必ずしもそうではない…?
だとするとちょっと認識を改めないといけない部分があるかも知れませんね。

しかし、監修の結果「マッシブな体型」へと肉付けしたのがアレだとすると、元はどんだけヒョロガリだったのかと気になります。若いひとの好みがそうなんだとして、そのイメージはいったいナニによって作られたものなんでしょうか。REBOOT版があるとはいえ、大多数の作品は「当時」のアニメや漫画なワケで。ていうかREBOOT版だって劇中イメージではそこまで極端に細くはない。
考えられるとすれば、主にガンダムを中心とするロボ模型界隈全体の「今なら当時よりカッコ良くできる」という流れの影響が、及ばなくてもいいとこにまでしかも過剰に及んでしまってる感じでしょうか。

一方で、REBOOT版のモデリング用設定とかアレはアレでとんでもないバランスだったりしますが、それは他ならぬ出渕氏によるものなので、どの辺のラインがイマドキの「正解」なのかよく分かりませんな。
とか考えると、極端な進化をした若者の好みと、今の出渕氏の監修とを踏まえたアオシマ版1/43がやっぱり「最新のイングラム」ってことなんだろうなぁ。


ていうか、「私も含めたリアルタイム世代は、重量感のあるずっしりしたイングラムをイメージしている」と思うなら、先に開発担当者にそう言ってやってくださいよ企画部のひと(笑)。


また考えが深まったら追記訂正するかもです。
ではまた次回。
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