イングラム3号機-11:左耳ギミックの検討が終わらない [彩工家 イングラム3号機]
久々の彩工家さんイングラム3号機。
一度キットから離れてギミックをFusion360でデジタル設計中…なのですがもう長いことドツボっていたりします。
それもあって進まない。
経緯としては、頬センサーの「回転しながらアンテナ広げつつ前へ出る」の基礎理論は完成しているので、駆動軸をどうおくかが次なる課題で、そのためには全体のギミック構造をトータルで計算していかないとアトで困る、という零式ヘッドの反省を踏まえてまずは左耳ギミックをある程度形にしてからクリアランスを検証していきましょう、という状態。
左耳、ジャコっと飛び出したあと上下に小さいアンテナ?が起き上がる仕組みで、頬センサーに比べたら遥かにシンプルなのでまぁサクッとできるでしょうと甘く見てたんですよ。
ところがこれがちゃんと考え始めるとなかなかの難題であることが判明し、一筋縄ではいきません。
そもそもこの左耳の上下展開ギミック、設定画と本編描写が逆の動きをするのは皆さんご承知のとおりですけれども、展開部の形状やサイズもまた設定と本編で全然違うという悩ましいポイントがあります。
キットは設定寄りの解釈で、仰向け状態で収納されたものがそのまま起き上がるシンプルな軸可動です。対して本編の方はと言えばうつ伏せ状態で収納されてるものが起き上がりながら前進する動き。パーツ形状から考えると本編の描写のほうが理にかなってる気がするのと動きとしてかっこいいので、ウチでは本編準拠にしたいところです。
で、それが難しい。
起き上がる動きと前に出る動き、両立させること自体はそんなに難しくないんですが、何も考えずにやってしまうと起き上がる前に一度前方に思いっきり突き出してしまったりします。
そうならないように、つまりこういう…
ヒンジ軸の位置はまったくの仮ですが、赤ラインのように前端が前に突き出さないように起こすには例えば青ラインのように初動でぐわっと持ち上げてあとはゆるっと、っていう不等速の動きになります。
でまぁ、仮とはいえこういう図が出来てる時点でほぼ出来たも同然に見えるんですが、経験上、これだと机上の空論で実際のパーツにしたら摩擦に負けてマトモに動かないだろうなとか、こっち向きの力がかかるからそっちには動かないでしょとか、あれこれ落とし穴があるのでなかなか正解に辿り着けてない。
さらにこの、駆動ギミックを左耳の円筒状の部分に収めないといけないってのがまたハードルが高くて大変です。
どうにかなるんかなぁこれ…。
ではまた次回。
一度キットから離れてギミックをFusion360でデジタル設計中…なのですがもう長いことドツボっていたりします。
それもあって進まない。
経緯としては、頬センサーの「回転しながらアンテナ広げつつ前へ出る」の基礎理論は完成しているので、駆動軸をどうおくかが次なる課題で、そのためには全体のギミック構造をトータルで計算していかないとアトで困る、という零式ヘッドの反省を踏まえてまずは左耳ギミックをある程度形にしてからクリアランスを検証していきましょう、という状態。
左耳、ジャコっと飛び出したあと上下に小さいアンテナ?が起き上がる仕組みで、頬センサーに比べたら遥かにシンプルなのでまぁサクッとできるでしょうと甘く見てたんですよ。
ところがこれがちゃんと考え始めるとなかなかの難題であることが判明し、一筋縄ではいきません。
そもそもこの左耳の上下展開ギミック、設定画と本編描写が逆の動きをするのは皆さんご承知のとおりですけれども、展開部の形状やサイズもまた設定と本編で全然違うという悩ましいポイントがあります。
キットは設定寄りの解釈で、仰向け状態で収納されたものがそのまま起き上がるシンプルな軸可動です。対して本編の方はと言えばうつ伏せ状態で収納されてるものが起き上がりながら前進する動き。パーツ形状から考えると本編の描写のほうが理にかなってる気がするのと動きとしてかっこいいので、ウチでは本編準拠にしたいところです。
で、それが難しい。
起き上がる動きと前に出る動き、両立させること自体はそんなに難しくないんですが、何も考えずにやってしまうと起き上がる前に一度前方に思いっきり突き出してしまったりします。
そうならないように、つまりこういう…
ヒンジ軸の位置はまったくの仮ですが、赤ラインのように前端が前に突き出さないように起こすには例えば青ラインのように初動でぐわっと持ち上げてあとはゆるっと、っていう不等速の動きになります。
でまぁ、仮とはいえこういう図が出来てる時点でほぼ出来たも同然に見えるんですが、経験上、これだと机上の空論で実際のパーツにしたら摩擦に負けてマトモに動かないだろうなとか、こっち向きの力がかかるからそっちには動かないでしょとか、あれこれ落とし穴があるのでなかなか正解に辿り着けてない。
さらにこの、駆動ギミックを左耳の円筒状の部分に収めないといけないってのがまたハードルが高くて大変です。
どうにかなるんかなぁこれ…。
ではまた次回。
青島文化教材社 機動警察パトレイバー AV-98 イングラム リアクティブアーマー 全高約190mm 1/43スケール 色分け済みプラモデル MP-04 色分け成型
- 出版社/メーカー: 青島文化教材社(AOSHIMA)
- 発売日: 2022/12/31
- メディア: おもちゃ&ホビー
イングラム3号機-10:いつものパターン、からの寸法検証 [彩工家 イングラム3号機]
ちょっと多忙だったり、得意のメンヘラが発動してたりで滞りましたが再起。
前回あれこれ弄った前頭部をさらに盛って削って。
さらに、顎の左側がちょっと右より痩せてるようだったので併せて盛り足し。
右の頬ブロックの位置を変えたのもあってか、目線のラインがちゃんと水平になってないのも発覚したので要修正。
もう、いつものパターンじゃねーか…っていうことで、完成が遠のく音が聞こえます。
当初から気になっていた、左右の頬上部センサー上面の角度もパテ盛って修正しました。
もろもろ、けっこうザックリやってるんで、サフ吹いたあとの仕上げの手間が怖い。
早くギミック周りを進めたいところですが、今回も内部構造は3D設計でいくつもりなので、零式ヘッドの経験からまずは各部の位置関係とサイズを可能な限り正確に把握することが不可欠なのは分かってます。
ところがこの3号機ヘッド、それが零式ヘッドを遥かに上回る難題。正面に向かって伸びるギミックが主なので、もろもろの軸の角度、水平、並行をとらなければなりませんが、ヘッド自体がデザイン的に微妙な仰角俯角や三次元曲面の塊なので、定規を当ててみたところで限界があります。
最大の難点は、零式のキットとは違って頭部の「底板」に当たる部分が、頭部全体に対して水平ではないこと。ギミックの設計自体はそこまで難しくないところも多いのですが、スタート地点が定められません。
取り敢えずキットの造形上、カッチリとガイドが用意されている額センサーの軸を基準にしていきましょう。適当なプラパイプを差し込んでみます。
あれ?
なんか、やけに俯角ついてるんだが、これで合ってるのか…?
遙か昔に作業したところではありますが、キットパーツをその通り組み立ててるので間違ってはいない気はしますが、実際にはここまで長くは突出しないとはいえ、もうちょっと真っ直ぐ前に伸びて欲しいぞ。
こうなるともう何を基準にして良いか分からない…。
久しぶりの3Dプリントで、謎の治具を出力しました。
それを、こう。
定規をあちこちに当ててアナログで精一杯アタリをつけた数値を元に造形した、暫定ダミーフレームです。それを現物合わせで微調整していきながら寸法を割り出していこうという作戦です。
プラパイプを差し込んで、額センサーの軸を見てみます。
瞬着で固定してあった元のドーナツ状の軸ガイドパーツは、ラジペンで掴んでぐりぐりやったら引き剥がすことに成功。
これでどうだ。
小1レベルの足し算をどこかで間違ったようで(笑)軸位置がちょっと高すぎますが、角度はだいぶ元より「水平」に近くなりました。ここからもう何回か微調整を繰り返していけば、ドンピシャな寸法が割り出せるはず。
各部ギミックの設計についてはアレコレ脳内プランが進んでたり進んでなかったりしつつ、どこからどう手を着けたものか糸口を掴みかねていましたが、ひとまずやるべきコトが見えてきた気がします。
これで一気にブーストをかけて前に進めそう……か?
一方で、MODEROIDのX10が届いたりもしてて、箱からしてデカいのでさっさとパチ組みして容積を縮小したいところ。ただ、いつもなら爆速で組んで旧キットとの比較とかしてみるところですが、今回は「旧キット」が存在しないんでそのモチベもなく。あのシリーズは組んでて楽しくないんだよな〜、と着手できずにいます。
なんかまた成形不良の報告をちらほら見かけますが、品質管理どうなってるの。グリフォンでやらかしたばっかりじゃんね。
ではまた次回。
前回あれこれ弄った前頭部をさらに盛って削って。
さらに、顎の左側がちょっと右より痩せてるようだったので併せて盛り足し。
右の頬ブロックの位置を変えたのもあってか、目線のラインがちゃんと水平になってないのも発覚したので要修正。
もう、いつものパターンじゃねーか…っていうことで、完成が遠のく音が聞こえます。
当初から気になっていた、左右の頬上部センサー上面の角度もパテ盛って修正しました。
もろもろ、けっこうザックリやってるんで、サフ吹いたあとの仕上げの手間が怖い。
早くギミック周りを進めたいところですが、今回も内部構造は3D設計でいくつもりなので、零式ヘッドの経験からまずは各部の位置関係とサイズを可能な限り正確に把握することが不可欠なのは分かってます。
ところがこの3号機ヘッド、それが零式ヘッドを遥かに上回る難題。正面に向かって伸びるギミックが主なので、もろもろの軸の角度、水平、並行をとらなければなりませんが、ヘッド自体がデザイン的に微妙な仰角俯角や三次元曲面の塊なので、定規を当ててみたところで限界があります。
最大の難点は、零式のキットとは違って頭部の「底板」に当たる部分が、頭部全体に対して水平ではないこと。ギミックの設計自体はそこまで難しくないところも多いのですが、スタート地点が定められません。
取り敢えずキットの造形上、カッチリとガイドが用意されている額センサーの軸を基準にしていきましょう。適当なプラパイプを差し込んでみます。
あれ?
なんか、やけに俯角ついてるんだが、これで合ってるのか…?
遙か昔に作業したところではありますが、キットパーツをその通り組み立ててるので間違ってはいない気はしますが、実際にはここまで長くは突出しないとはいえ、もうちょっと真っ直ぐ前に伸びて欲しいぞ。
こうなるともう何を基準にして良いか分からない…。
久しぶりの3Dプリントで、謎の治具を出力しました。
それを、こう。
定規をあちこちに当ててアナログで精一杯アタリをつけた数値を元に造形した、暫定ダミーフレームです。それを現物合わせで微調整していきながら寸法を割り出していこうという作戦です。
プラパイプを差し込んで、額センサーの軸を見てみます。
瞬着で固定してあった元のドーナツ状の軸ガイドパーツは、ラジペンで掴んでぐりぐりやったら引き剥がすことに成功。
これでどうだ。
小1レベルの足し算をどこかで間違ったようで(笑)軸位置がちょっと高すぎますが、角度はだいぶ元より「水平」に近くなりました。ここからもう何回か微調整を繰り返していけば、ドンピシャな寸法が割り出せるはず。
各部ギミックの設計についてはアレコレ脳内プランが進んでたり進んでなかったりしつつ、どこからどう手を着けたものか糸口を掴みかねていましたが、ひとまずやるべきコトが見えてきた気がします。
これで一気にブーストをかけて前に進めそう……か?
一方で、MODEROIDのX10が届いたりもしてて、箱からしてデカいのでさっさとパチ組みして容積を縮小したいところ。ただ、いつもなら爆速で組んで旧キットとの比較とかしてみるところですが、今回は「旧キット」が存在しないんでそのモチベもなく。あのシリーズは組んでて楽しくないんだよな〜、と着手できずにいます。
なんかまた成形不良の報告をちらほら見かけますが、品質管理どうなってるの。グリフォンでやらかしたばっかりじゃんね。
ではまた次回。
イングラム3号機-9:前頭部の微調整など [彩工家 イングラム3号機]
なんかやる気でない今日この頃ですが、約1年ぶりの3号機ヘッド。
前回、面のうねりを整えるべく全体にヤスリがけした記憶はあるんですが、どうにも中途半端なところで止まってた感じ。
こんなフリーハンドでガイドライン書き込んでもあんまり意味ないんですけどまぁ目安には。
左右の対称が怪しいところをガッツリ削り、足りないところと削りすぎたところにパテ盛り。
からのまた削り。
例によって例のごとく、盛ったパテがほとんど残りません…。
デコ先の凹モールドは位置がずれてたので一旦埋めて彫り直し。
元キットの解釈を大きく弄るつもりはないとはいえ、こめかみラインはもう元キットの形状も覚えてないしどうするのが正解なのかも分かりません。取り敢えず左右のバランスだけはなんとなく揃えていきます。
毎度ながら、出渕デザインの真髄ともいうべき辻褄の合わなさと二次元の嘘にまみれた三次元曲面の塊ですので、設定画を見ても何も分からない…。
特に額センサー下部あたりはラインがまったく読めません。
画稿によっては比較的前端が角張ってますが、フツーに楕円状の解釈も散見され、その左右はちょっと凹んでいるのが正解なのか否か。
まぁこんなモンかなぁ…。
一方、前回ごりごりやってた右耳周り、後頭部との嵌合をパテ盛りで修正しました。
後頭部自体、ちょっと右が左より痩せてる印象もあったので、右だけ盛り足しつつ全体にヤスってフォルムを整えています。
あとはご覧の通り下端のバンパーみたいなところがずれてしまってるので、どっちを合わせようかなってかんじですが割と大変そう。
とはいえ、そこが抜けたら形状的には落ち着く気がしています。
ギミックに関しては課題が山積みで実現性も定かではない部分があるんですけれども、その前に何かしらの形でこのバラバラ状態を定位置で固定できるようにしないとです。
零式ヘッドを可動化した経験値がだいぶ物を言ってるなと実感してますけれども、それゆえに考えることが多くて進みません。
ではまた次回。
前回、面のうねりを整えるべく全体にヤスリがけした記憶はあるんですが、どうにも中途半端なところで止まってた感じ。
こんなフリーハンドでガイドライン書き込んでもあんまり意味ないんですけどまぁ目安には。
左右の対称が怪しいところをガッツリ削り、足りないところと削りすぎたところにパテ盛り。
からのまた削り。
例によって例のごとく、盛ったパテがほとんど残りません…。
デコ先の凹モールドは位置がずれてたので一旦埋めて彫り直し。
元キットの解釈を大きく弄るつもりはないとはいえ、こめかみラインはもう元キットの形状も覚えてないしどうするのが正解なのかも分かりません。取り敢えず左右のバランスだけはなんとなく揃えていきます。
毎度ながら、出渕デザインの真髄ともいうべき辻褄の合わなさと二次元の嘘にまみれた三次元曲面の塊ですので、設定画を見ても何も分からない…。
特に額センサー下部あたりはラインがまったく読めません。
画稿によっては比較的前端が角張ってますが、フツーに楕円状の解釈も散見され、その左右はちょっと凹んでいるのが正解なのか否か。
まぁこんなモンかなぁ…。
一方、前回ごりごりやってた右耳周り、後頭部との嵌合をパテ盛りで修正しました。
後頭部自体、ちょっと右が左より痩せてる印象もあったので、右だけ盛り足しつつ全体にヤスってフォルムを整えています。
あとはご覧の通り下端のバンパーみたいなところがずれてしまってるので、どっちを合わせようかなってかんじですが割と大変そう。
とはいえ、そこが抜けたら形状的には落ち着く気がしています。
ギミックに関しては課題が山積みで実現性も定かではない部分があるんですけれども、その前に何かしらの形でこのバラバラ状態を定位置で固定できるようにしないとです。
零式ヘッドを可動化した経験値がだいぶ物を言ってるなと実感してますけれども、それゆえに考えることが多くて進みません。
ではまた次回。
イングラム3号機-8:各ブロックの嵌合調整 [彩工家 イングラム3号機]
もうしばらく放置と言いましたがあれはウソです(笑)。
本格再開かどうかは定かではありませんけど、やっぱり少し進めてしまいましたよ。
てことで現状。
別にプロポーションの解釈を変えるようなことはするつもりはありませんので、大きくイメージが変わることもありません。
頬ブロック上面の追加センサー?が付くとだいぶそれらしく見えて参りますね。この追加センサー的な何かは、キット状態だとやや俯角がつきすぎてる気がしたので後ろを削ってほぼ正面を向くように修正しましたがまだ足りないかも。
この段階で接着するのが正解なのかは迷うところでしたがついてないと検証しかねる部分もあり、思い切って付けちゃいました。あとあと大慌てで切り取るハメになるかもならないかも。
メインは前回書いた、左右側頭部の高さバランスを揃える作業です。
ガイドになるところがなくてつい削りすぎてしまったりなんかして余計な隙間が開いてしまったのであとで要パテ埋め。
本体右側面の凹みを上方やや後ろへと広げ、右側頭部の位置を引き上げます。
併せて、前回触れた右側だけの上部の張り出しは写真のとおりカットしてしまいました。
設定でもいまいち形状がよく分からないというのもありつつ、肝心の本編でのジャミング発動カットでは特に右だけ上に伸びてるように見えないというのもあって。
ただちょっとこれはこれでしっくりきてなさもあるのでまた足すかも。
で、後方から。
(前回の検証写真は斜め上から撮ってしまったので不適切でした。右の方が底面が後ろに長いので上から撮ると揃わなくて当然。)
このように平場において水平になりましたんで加工は成功です。
組んだらほぼ見えないとこですが顎の付け根周り、左右でカタチが違ったので、ここは右側をカットして左に合わせます。
正面図。
右側頭部を上げたのに伴って、前頭部の右こめかみ部も少し削って合わせてありますが、上面の追加センサー?が干渉します。
どうも、右側頭部全体がそもそも内に寄ってるようで、見づらいですが上の写真で「目尻」の奥に見えてる厚み部分が右側(向かって左)のほうが薄いのが分かるかと。
上から見たときの角度調整も兼ねて薄いプラ板を挟み込んでみていますが、もうちょっと微調整が必要かな。
デザイン的にただでさえ顎の左右から奥が見えやすいので、頬ブロックをより開くカタチになると少し目立ちそうです。というのもあって奥の形状を左右揃えたりしてるわけですが、この辺はギミック隠しの意味でもちゃんとなにかしらの造形をでっち上げる必要がありそうですね。
それより今後のギミックのことを考えると各ブロックをどう固定するのが正解なのか難しい問題。
ついでにそのギミックに関してですが、中断前の最後の記事よりもう少し進捗していたようです。
発掘したのがこちら。
「回転しながら」「前へ出る」がこれで実現できています。よくこんなもの手作業でしこしこ作ったわ…と当時の自分に感心。当然ながらこれ二つもあるんだぜ。
手作業ゆえの粗さはありますがいちおうギミックとして最低限の精度は有しているようですので、使えそうならこのまま使おうかな。ダメそうなら3Dプリンタの出番です。
このまま続くのかやっぱり続かないのか。
ではまた次回。
本格再開かどうかは定かではありませんけど、やっぱり少し進めてしまいましたよ。
てことで現状。
別にプロポーションの解釈を変えるようなことはするつもりはありませんので、大きくイメージが変わることもありません。
頬ブロック上面の追加センサー?が付くとだいぶそれらしく見えて参りますね。この追加センサー的な何かは、キット状態だとやや俯角がつきすぎてる気がしたので後ろを削ってほぼ正面を向くように修正しましたがまだ足りないかも。
この段階で接着するのが正解なのかは迷うところでしたがついてないと検証しかねる部分もあり、思い切って付けちゃいました。あとあと大慌てで切り取るハメになるかもならないかも。
メインは前回書いた、左右側頭部の高さバランスを揃える作業です。
ガイドになるところがなくてつい削りすぎてしまったりなんかして余計な隙間が開いてしまったのであとで要パテ埋め。
本体右側面の凹みを上方やや後ろへと広げ、右側頭部の位置を引き上げます。
併せて、前回触れた右側だけの上部の張り出しは写真のとおりカットしてしまいました。
設定でもいまいち形状がよく分からないというのもありつつ、肝心の本編でのジャミング発動カットでは特に右だけ上に伸びてるように見えないというのもあって。
ただちょっとこれはこれでしっくりきてなさもあるのでまた足すかも。
で、後方から。
(前回の検証写真は斜め上から撮ってしまったので不適切でした。右の方が底面が後ろに長いので上から撮ると揃わなくて当然。)
このように平場において水平になりましたんで加工は成功です。
組んだらほぼ見えないとこですが顎の付け根周り、左右でカタチが違ったので、ここは右側をカットして左に合わせます。
正面図。
右側頭部を上げたのに伴って、前頭部の右こめかみ部も少し削って合わせてありますが、上面の追加センサー?が干渉します。
どうも、右側頭部全体がそもそも内に寄ってるようで、見づらいですが上の写真で「目尻」の奥に見えてる厚み部分が右側(向かって左)のほうが薄いのが分かるかと。
上から見たときの角度調整も兼ねて薄いプラ板を挟み込んでみていますが、もうちょっと微調整が必要かな。
デザイン的にただでさえ顎の左右から奥が見えやすいので、頬ブロックをより開くカタチになると少し目立ちそうです。というのもあって奥の形状を左右揃えたりしてるわけですが、この辺はギミック隠しの意味でもちゃんとなにかしらの造形をでっち上げる必要がありそうですね。
それより今後のギミックのことを考えると各ブロックをどう固定するのが正解なのか難しい問題。
ついでにそのギミックに関してですが、中断前の最後の記事よりもう少し進捗していたようです。
発掘したのがこちら。
「回転しながら」「前へ出る」がこれで実現できています。よくこんなもの手作業でしこしこ作ったわ…と当時の自分に感心。当然ながらこれ二つもあるんだぜ。
手作業ゆえの粗さはありますがいちおうギミックとして最低限の精度は有しているようですので、使えそうならこのまま使おうかな。ダメそうなら3Dプリンタの出番です。
このまま続くのかやっぱり続かないのか。
ではまた次回。
彩工家 イングラム3号機-7.5:再開に向けての考察編 [彩工家 イングラム3号機]
これまでのあらすじ。
2013年 3月:3号機製作記事でブログ開始。
…したものの、数本記事を上げていきなり3ヶ月放置。
2013年 7月:戻ってきたかと思えばなぜか2号機を作り始める。
…かと思えばこれもすぐ放置。
2013年 8月:1号機に浮気開始。
2014年 6月:しばらくは真面目に1号機作ってたかと思えばまた放置。
そして2号機を再開したかと思えばまた放置。
2016年 8月:丸2年放置の末、1号機の製作を再開。
2016年10月:1号機完成。
2017年 5月:またも長いブランクを経て2号機の製作を再開。
…かと思いきやごくたまにしか進捗せず。
2018年 8月:色々挟みつつようやく2号機の製作を本格再開。
その上、零式もお手つきに。
2018年12月:2号機完成。
2019年 9月:またあれこれありつつ3号機を6年以上放置したまま、零式に本格着手。
2019年10月:冷静に考えてフェイスオープン再現ムリじゃね…?感を漂わせまた中断。
2020年 1月:3Dプリンタ本格導入。
2020年 6月:零式再始動。
2021年 6月:零式完成。
…とまぁ、かれこれ3号機放置から早8年が経過しております…。いかに計画性と集中力や根気がなく浮気性かがよく分かるお恥ずかしいヒストリー。
ただね、散々放置しておきながら、ちゃんと毎度戻ってきてるの偉いと思うんですよ(自賛。
そんなわけで。戻って参りました。
零式ヘッドでデジタル設計3D出力造形による電動ギミックを実現するだけの技量を得ましたので、今こそ満を持して、長らく放置していた3号機を進展させられる状況が整ったのではありませんか!
…といいつつ、直近別のものを作らなきゃいけない事情もありますのですぐさま再始動とはいかないんですが、久々にキットを引っ張り出してきまして状況把握と改めての考察などしている今日この頃です。
ゲート処理は終わってて、ふんわり気泡埋めとか微改造とかしてありますが、改めて見ると当時はまだレジンキットに慣れてなくておっかなびっくりな中で試行錯誤してたのを感じます。
でね。
この彩工家さんパトレイバーヘッドモデルシリーズ、これまで3つ完成させたことで、だいぶ色んなコトが分かっております。
迫力のビッグスケールかつカッコイイ造形で魅力的なキットではありますが、いかんせんアナログ造形の手流し複製ということで、パーツのサイズ感も相まって歪みやズレが出てしまいがちでなかなかの上級者向け。
そのまま組む分には、仕上げの手間はかかりますがさほど問題なくカッコ良く仕上がるのです。ただ、微妙なプロポーションを好みでアレンジしようとか、ましてや精密さが要求される可動ギミックを仕込もうとか余計なことを考えた途端にぐっとハードルは上がり、調整と修正が必要な部分が頻発してしまうんですがそれは致し方ない。
てことで上の写真ですが。
左右の頬ブロックの高さが違います。当時はこんなこと気にもしてなかったし、アマチュアディーラーさんのキットにも不慣れで、そんなことがあるとも思ってませんでした。
左耳基部、円形で角度が決めづらいので自分でダボを追加して位置決めしてたのがズレてるのか…?
と思いましたが、どうやらそうでもないらしい。
高さもですが角度も右の方が下がってる模様。
左側は、ちゃんと前を向くように前頭部とも合わせてあるので、調整するならやっぱり右側っぽい。
左右のパーツを並べてみると、右側のみ上方にちょこっと張り出しがあります。
本編や設定画などを確認してみますと、右のほうが高さがあるこのカタチが正解のようです。
ただ、組んでみるとこうなっちゃう。
上面の高さが左右で揃ってしまっています。その分、下面がだいぶズレてる。ここは、張り出し抜きの高さで左右を揃えてやる必要がありそうです。
つまり少なくとも張り出し分、右側のブロックを上方にずらしながら、ちょこっと角度をアオリ方向に調整、って感じになるでしょうか。
右耳後方はかなりカッチリきっちりと造形されているので、ここに手を加えるのはだいぶ苦労しそうなので気が進みませんけども…。
で、さらにいろいろ資料を見返するワケですが、この頭部右後方部、設定画では描かれてなくてどういうカタチかよく分かんないのです。本編でも、ラストにエレベーターの前で振り返るシーンで僅か1カット、ほんの一瞬だけ描かれてるのみという。
既存の立体物はいくつかあるにはあるのでそれらを参考にする手はありますが、MGとかあんまり参考にならなそうだししたくなかったり。
例によって例のごとくですが、設定画はあいまいで本編描写も心許なく、かつしばしば相互に整合性がとれてないというパトレイバーあるある。よくぞこれらの情報をもとにキットとしてカタチをまとめ上げられてるものだと感服します。
毎度あーだこーだ好き勝手言ってはアレコレ弄っておりますが、ベースになるキットが存在するからこそ出来ることであって、ありがたいことです。
一方で、これは彩工家さんあるあるですが、頭部右前面が左より張り出し気味という特徴がありまして、今回もご多分に漏れずです。
もしかすると、左前方ビューがデフォルトになるメカもの造形として、設定のいい加減なとこを吸収するための意図的アレンジなのかも知れませんが、ギミックのことを考えるとすみませんが今回もここは手を入れさせて頂きたく。
そして、左右とも側頭部パーツは前方に向かって微妙にすぼんでいく構造になっています。
プロポーションとしてはその方が当然キレ感が出てカッコ良くなるのですが、アンテナが前に伸びることを考えるとここは並行にしておきたいところ。
とかなんとか、パーツを眺めながら考えていると、すぐには再開しないと言いつつ今すぐあれこれ作業したくなってしまうので困りものです。我慢我慢…とひたすらパーツ眺めてるだけだったら、その時間で少しでも進めてしまえよ、と思わなくもないですが。
とはいえギミック周りの課題が多すぎてですね。
どう考えても左側頭部ブロックの構造には設定上の無理がありすぎて、どう折り合いを付けるべきか全く白紙。
零式の反省を生かしてちゃんと計画的にギミックを仕込みつつ、各部の固定とか組み立て分解のこともちゃんと考慮した上で設計していきたい、となるとやっぱり前途多難です。
てことでもうしばらく放置プレイ確定ですけども。
ただ、ベース周りはここまで出来てました。
各所の調整が難しい襟周りが組めてるので、この辺はもう2回やってますしスムーズにいけそう。
キモはやっぱりギミック関係です。
で、あれこれ思案しておりましたら、なにやらオンラインでパトレイバー模型のコンペが計画されているようです。→LINK「国際レイバーショウ2021(仮)」
参加できるかどうか分かりませんが楽しみですし、諸条件が許すようであれば参加してみたいところです。あ、もちろんもし参加出来たとしても間違いなくこの3号機とは別のキットにはなります…ってまたお手つき増やす気か。
いろいろ不透明な状況ですがはてさて。
ではまた次回。
2013年 3月:3号機製作記事でブログ開始。
…したものの、数本記事を上げていきなり3ヶ月放置。
2013年 7月:戻ってきたかと思えばなぜか2号機を作り始める。
…かと思えばこれもすぐ放置。
2013年 8月:1号機に浮気開始。
2014年 6月:しばらくは真面目に1号機作ってたかと思えばまた放置。
そして2号機を再開したかと思えばまた放置。
2016年 8月:丸2年放置の末、1号機の製作を再開。
2016年10月:1号機完成。
2017年 5月:またも長いブランクを経て2号機の製作を再開。
…かと思いきやごくたまにしか進捗せず。
2018年 8月:色々挟みつつようやく2号機の製作を本格再開。
その上、零式もお手つきに。
2018年12月:2号機完成。
2019年 9月:またあれこれありつつ3号機を6年以上放置したまま、零式に本格着手。
2019年10月:冷静に考えてフェイスオープン再現ムリじゃね…?感を漂わせまた中断。
2020年 1月:3Dプリンタ本格導入。
2020年 6月:零式再始動。
2021年 6月:零式完成。
…とまぁ、かれこれ3号機放置から早8年が経過しております…。いかに計画性と集中力や根気がなく浮気性かがよく分かるお恥ずかしいヒストリー。
ただね、散々放置しておきながら、ちゃんと毎度戻ってきてるの偉いと思うんですよ(自賛。
そんなわけで。戻って参りました。
零式ヘッドでデジタル設計3D出力造形による電動ギミックを実現するだけの技量を得ましたので、今こそ満を持して、長らく放置していた3号機を進展させられる状況が整ったのではありませんか!
…といいつつ、直近別のものを作らなきゃいけない事情もありますのですぐさま再始動とはいかないんですが、久々にキットを引っ張り出してきまして状況把握と改めての考察などしている今日この頃です。
ゲート処理は終わってて、ふんわり気泡埋めとか微改造とかしてありますが、改めて見ると当時はまだレジンキットに慣れてなくておっかなびっくりな中で試行錯誤してたのを感じます。
でね。
この彩工家さんパトレイバーヘッドモデルシリーズ、これまで3つ完成させたことで、だいぶ色んなコトが分かっております。
迫力のビッグスケールかつカッコイイ造形で魅力的なキットではありますが、いかんせんアナログ造形の手流し複製ということで、パーツのサイズ感も相まって歪みやズレが出てしまいがちでなかなかの上級者向け。
そのまま組む分には、仕上げの手間はかかりますがさほど問題なくカッコ良く仕上がるのです。ただ、微妙なプロポーションを好みでアレンジしようとか、ましてや精密さが要求される可動ギミックを仕込もうとか余計なことを考えた途端にぐっとハードルは上がり、調整と修正が必要な部分が頻発してしまうんですがそれは致し方ない。
てことで上の写真ですが。
左右の頬ブロックの高さが違います。当時はこんなこと気にもしてなかったし、アマチュアディーラーさんのキットにも不慣れで、そんなことがあるとも思ってませんでした。
左耳基部、円形で角度が決めづらいので自分でダボを追加して位置決めしてたのがズレてるのか…?
と思いましたが、どうやらそうでもないらしい。
高さもですが角度も右の方が下がってる模様。
左側は、ちゃんと前を向くように前頭部とも合わせてあるので、調整するならやっぱり右側っぽい。
左右のパーツを並べてみると、右側のみ上方にちょこっと張り出しがあります。
本編や設定画などを確認してみますと、右のほうが高さがあるこのカタチが正解のようです。
ただ、組んでみるとこうなっちゃう。
上面の高さが左右で揃ってしまっています。その分、下面がだいぶズレてる。ここは、張り出し抜きの高さで左右を揃えてやる必要がありそうです。
つまり少なくとも張り出し分、右側のブロックを上方にずらしながら、ちょこっと角度をアオリ方向に調整、って感じになるでしょうか。
右耳後方はかなりカッチリきっちりと造形されているので、ここに手を加えるのはだいぶ苦労しそうなので気が進みませんけども…。
で、さらにいろいろ資料を見返するワケですが、この頭部右後方部、設定画では描かれてなくてどういうカタチかよく分かんないのです。本編でも、ラストにエレベーターの前で振り返るシーンで僅か1カット、ほんの一瞬だけ描かれてるのみという。
既存の立体物はいくつかあるにはあるのでそれらを参考にする手はありますが、MGとかあんまり参考にならなそうだししたくなかったり。
例によって例のごとくですが、設定画はあいまいで本編描写も心許なく、かつしばしば相互に整合性がとれてないというパトレイバーあるある。よくぞこれらの情報をもとにキットとしてカタチをまとめ上げられてるものだと感服します。
毎度あーだこーだ好き勝手言ってはアレコレ弄っておりますが、ベースになるキットが存在するからこそ出来ることであって、ありがたいことです。
一方で、これは彩工家さんあるあるですが、頭部右前面が左より張り出し気味という特徴がありまして、今回もご多分に漏れずです。
もしかすると、左前方ビューがデフォルトになるメカもの造形として、設定のいい加減なとこを吸収するための意図的アレンジなのかも知れませんが、ギミックのことを考えるとすみませんが今回もここは手を入れさせて頂きたく。
そして、左右とも側頭部パーツは前方に向かって微妙にすぼんでいく構造になっています。
プロポーションとしてはその方が当然キレ感が出てカッコ良くなるのですが、アンテナが前に伸びることを考えるとここは並行にしておきたいところ。
とかなんとか、パーツを眺めながら考えていると、すぐには再開しないと言いつつ今すぐあれこれ作業したくなってしまうので困りものです。我慢我慢…とひたすらパーツ眺めてるだけだったら、その時間で少しでも進めてしまえよ、と思わなくもないですが。
とはいえギミック周りの課題が多すぎてですね。
どう考えても左側頭部ブロックの構造には設定上の無理がありすぎて、どう折り合いを付けるべきか全く白紙。
零式の反省を生かしてちゃんと計画的にギミックを仕込みつつ、各部の固定とか組み立て分解のこともちゃんと考慮した上で設計していきたい、となるとやっぱり前途多難です。
てことでもうしばらく放置プレイ確定ですけども。
ただ、ベース周りはここまで出来てました。
各所の調整が難しい襟周りが組めてるので、この辺はもう2回やってますしスムーズにいけそう。
キモはやっぱりギミック関係です。
で、あれこれ思案しておりましたら、なにやらオンラインでパトレイバー模型のコンペが計画されているようです。→LINK「国際レイバーショウ2021(仮)」
参加できるかどうか分かりませんが楽しみですし、諸条件が許すようであれば参加してみたいところです。あ、もちろんもし参加出来たとしても間違いなくこの3号機とは別のキットにはなります…ってまたお手つき増やす気か。
いろいろ不透明な状況ですがはてさて。
ではまた次回。
彩工家 イングラム3号機 7 [彩工家 イングラム3号機]
遅々として進んでおりませんが、ちょびっとずつは前身。
引き続き、左右頬部のアンテナ展開ギミックです。
先日の試作品をもとに、本番作業中。
5mm径のプラパイプに、らせん状のスリットを2本入れます。
そこに、3mmのリング状にカットしたプラパイプをかぶせたアルミパイプが通る仕組み。
リング部分には真鍮線で軸を打ち、それがスリットに噛み合うことで、「回転しながら(中略)前にでる」動きを再現するつもりです。
このらせん状スリットを入れるのがなかなか手間のかかる作業でして…。
手際が悪いだけかとも思いますが、1本スリットを入れるのに30分もかかる始末。2本で1時間です…。
しかも当然ながらパイプの強度が著しく下がるので、油断すると簡単に破損します。うまくいってたパーツがポッキリいってしまうとイチから作り直しなので相当テンションが下がってまた能率が落ちるという悪循環。
スリットがうまくいけば、先日の試作品同様、外側にプラ材を貼り付けて補強できるのですが、作業中は不安定なままでの加工を強いられるのが難点です。
組み合わせるとこんなかんじ。こないだの試作品よりはスッキリ加工できてるかな。
プラパイプの先端部にも3mmパイプを接続してあるのは、伸張時のぐらつきを抑えるために少しでも前よりに支持部を設けるための工夫プラス、アルミパイプ側のリングがここに引っかかってストッパーの役割も果たします。
この延長部分は収納時にはアンテナ部に潜り込み、ストローク長を確保できるように考えてます。設定のディティールとはちょっと異なってしまいますが、そうしないとギミック自体が再現不可能になってしまうので、いたしかたなしのオリジナルアレンジということで。
引き続き、左右頬部のアンテナ展開ギミックです。
先日の試作品をもとに、本番作業中。
5mm径のプラパイプに、らせん状のスリットを2本入れます。
そこに、3mmのリング状にカットしたプラパイプをかぶせたアルミパイプが通る仕組み。
リング部分には真鍮線で軸を打ち、それがスリットに噛み合うことで、「回転しながら(中略)前にでる」動きを再現するつもりです。
このらせん状スリットを入れるのがなかなか手間のかかる作業でして…。
手際が悪いだけかとも思いますが、1本スリットを入れるのに30分もかかる始末。2本で1時間です…。
しかも当然ながらパイプの強度が著しく下がるので、油断すると簡単に破損します。うまくいってたパーツがポッキリいってしまうとイチから作り直しなので相当テンションが下がってまた能率が落ちるという悪循環。
スリットがうまくいけば、先日の試作品同様、外側にプラ材を貼り付けて補強できるのですが、作業中は不安定なままでの加工を強いられるのが難点です。
組み合わせるとこんなかんじ。こないだの試作品よりはスッキリ加工できてるかな。
プラパイプの先端部にも3mmパイプを接続してあるのは、伸張時のぐらつきを抑えるために少しでも前よりに支持部を設けるための工夫プラス、アルミパイプ側のリングがここに引っかかってストッパーの役割も果たします。
この延長部分は収納時にはアンテナ部に潜り込み、ストローク長を確保できるように考えてます。設定のディティールとはちょっと異なってしまいますが、そうしないとギミック自体が再現不可能になってしまうので、いたしかたなしのオリジナルアレンジということで。
彩工家 イングラム3号機 6 [彩工家 イングラム3号機]
腰痛も治まり、注文していたアルミパイプも届きました。
ということで作業再開です。
が…。
やっぱりどう考えてもストロークが確保できない!!
物理的に無理のあるデザインです…。
たぶん、同じ事考える人がみんなぶち当たる壁だと思いますが…。
どうにかこうにか、少しでも長さを確保できるよう試行錯誤中。
「アンテナ広げつつ回転しながら」については、意外となんとかなりそうです。
あとはホントにいかに伸張のストロークを確保するか。それだけです。
左耳ギミックさえなければ簡単なんだけどな〜。
ちまちまと試作品ばかり量産していますが、少〜しずつ解決の糸口が見えてきてる気はする、というかんじです。
道のり長そうだな…。
ということで作業再開です。
が…。
やっぱりどう考えてもストロークが確保できない!!
物理的に無理のあるデザインです…。
たぶん、同じ事考える人がみんなぶち当たる壁だと思いますが…。
どうにかこうにか、少しでも長さを確保できるよう試行錯誤中。
「アンテナ広げつつ回転しながら」については、意外となんとかなりそうです。
あとはホントにいかに伸張のストロークを確保するか。それだけです。
左耳ギミックさえなければ簡単なんだけどな〜。
ちまちまと試作品ばかり量産していますが、少〜しずつ解決の糸口が見えてきてる気はする、というかんじです。
道のり長そうだな…。
彩工家 イングラム3号機 5 [彩工家 イングラム3号機]
早速滞り始めてます…。
週末も休日出勤だったり、腰を痛めてしまったりでなかなか進みません…。
左耳ユニットの飛び出しギミックをいろいろ試行錯誤してたのですが、一旦中断して、頬左右のアンテナ部分に着手しました。
というのも、内部の動作ユニットの設計が全く白紙状態なので、そのクリアランスとかもろもろを調整しないことにはギミックの構造も何も進められないということに気づき、取り敢えず各部の展開に必要な可動域の検証が先決かなと。
このアンテナ部分が実は一番の難題です。左側は側面の飛び出しギミックのせいで、前に伸びるアンテナの基部に十分なストロークを確保するのが至難の業。
設定資料集を見ると、「回転しながらアンテナ広げつつ前に出る」としれっと書いてありますが、クリアランス的にはどう考えても無理があります…(- -;
ちなみにキット的にはここも、展開させるならプラ棒とかでうまいことアレンジして下さい的なことになってるので、自力でどうにかするしかありません。
とりあえず、キットの穴をより深く彫り込んでストローク長を確保しつつ、奥から何らかの形で押し出すことになると思うので、そのアーム的な何かを通すべく開口します。
どういう構造になるのか、なんとなくの脳内プランはあるものの、具体的にどう落とし込むか全然決まってません…。軸のセンターを保持する部分を現状残してはいますが、ここも結局抜いて少しでも奥行きを確保しないといけないかも。
伸張するアーム部分は絶対に可動に伴って塗装が剥げるので、素材の色そのままでいけるよう、アルミパイプを使おうと考えていますが、某ネットショップで注文したら在庫切れとのこと。別のショップで再注文して届き待ちです…。
週末も休日出勤だったり、腰を痛めてしまったりでなかなか進みません…。
左耳ユニットの飛び出しギミックをいろいろ試行錯誤してたのですが、一旦中断して、頬左右のアンテナ部分に着手しました。
というのも、内部の動作ユニットの設計が全く白紙状態なので、そのクリアランスとかもろもろを調整しないことにはギミックの構造も何も進められないということに気づき、取り敢えず各部の展開に必要な可動域の検証が先決かなと。
このアンテナ部分が実は一番の難題です。左側は側面の飛び出しギミックのせいで、前に伸びるアンテナの基部に十分なストロークを確保するのが至難の業。
設定資料集を見ると、「回転しながらアンテナ広げつつ前に出る」としれっと書いてありますが、クリアランス的にはどう考えても無理があります…(- -;
ちなみにキット的にはここも、展開させるならプラ棒とかでうまいことアレンジして下さい的なことになってるので、自力でどうにかするしかありません。
とりあえず、キットの穴をより深く彫り込んでストローク長を確保しつつ、奥から何らかの形で押し出すことになると思うので、そのアーム的な何かを通すべく開口します。
どういう構造になるのか、なんとなくの脳内プランはあるものの、具体的にどう落とし込むか全然決まってません…。軸のセンターを保持する部分を現状残してはいますが、ここも結局抜いて少しでも奥行きを確保しないといけないかも。
伸張するアーム部分は絶対に可動に伴って塗装が剥げるので、素材の色そのままでいけるよう、アルミパイプを使おうと考えていますが、某ネットショップで注文したら在庫切れとのこと。別のショップで再注文して届き待ちです…。
彩工家 イングラム3号機 4 [彩工家 イングラム3号機]
前頭部のアンテナはなんとかなりそうなので、左耳のギミックに着手。
後頭部のパーツです。
まず、展開ギミックを仕込むため、くりぬきます。
パーツ構成としてはこんなかんじ。
パーツの取り付け部を抜いたことで収まりが悪くなってしまうので、「3」のパーツがキッチリはまるように、リング状のストッパーを仕込みます。
さらに、飛び出すユニットの基部をプラ板で追加。リング状のパーツと合わさって、ユニットが飛び出した時に半端な隙間が空かないようになりました。
仮組み。うまいことツライチに。
本編の描写や設定画では、「3」の部分はやんわり丸くでっぱってるのですが、ひとまずキットの解釈のママでいきます。あとで調整するかも。でもめんどくさくなるかも。
内側はこんな感じです。
プラ板でユニットの厚みが増した分、「底」の干渉部分を彫り込んで収めてあります。
ちゃんとギミックを仕込むにはもう少しあちこち削り込む必要があるかな。
この辺は、左耳ユニットの飛び出しに加え、頬先のアンテナの展開や耳の小アンテナ展開など、仕込むべきギミック目白押しなので、よく考えて設計しないと収まらなくなりそう。じっくり時間をかけて考えてみます。
後頭部のパーツです。
まず、展開ギミックを仕込むため、くりぬきます。
パーツ構成としてはこんなかんじ。
パーツの取り付け部を抜いたことで収まりが悪くなってしまうので、「3」のパーツがキッチリはまるように、リング状のストッパーを仕込みます。
さらに、飛び出すユニットの基部をプラ板で追加。リング状のパーツと合わさって、ユニットが飛び出した時に半端な隙間が空かないようになりました。
仮組み。うまいことツライチに。
本編の描写や設定画では、「3」の部分はやんわり丸くでっぱってるのですが、ひとまずキットの解釈のママでいきます。あとで調整するかも。でもめんどくさくなるかも。
内側はこんな感じです。
プラ板でユニットの厚みが増した分、「底」の干渉部分を彫り込んで収めてあります。
ちゃんとギミックを仕込むにはもう少しあちこち削り込む必要があるかな。
この辺は、左耳ユニットの飛び出しに加え、頬先のアンテナの展開や耳の小アンテナ展開など、仕込むべきギミック目白押しなので、よく考えて設計しないと収まらなくなりそう。じっくり時間をかけて考えてみます。
彩工家 イングラム3号機 3 [彩工家 イングラム3号機]
引き続き、イングラム3号機の前頭部アンテナ部。
設定資料を見たら、おっきい方のアンテナには油圧(?)シリンダ状のアームがついてます。
ので、真鍮線と真鍮パイプでそれっぽいものをつくりました。
このパーツを可動ギミックのアームとして使うよてい。
シリンダっぽくちゃんと伸縮させることも出来なくはないですが、細かい部分だしあまり構造が複雑になってもなんなので、この形のまま可動させることにします。
仮組み。
いいんじゃない!?!?
小さい方のアンテナもつけてみました。
こちらは、真鍮線を曲げたアームをそのままプラパーツに差し込んでいます。あとで軸の中に可動用のパーツを仕込んで、真鍮線の先っぽを引っかけて動かしてやるつもり。
今のところ順調です。それっぽくなってまいりました。
設定資料を見たら、おっきい方のアンテナには油圧(?)シリンダ状のアームがついてます。
ので、真鍮線と真鍮パイプでそれっぽいものをつくりました。
このパーツを可動ギミックのアームとして使うよてい。
シリンダっぽくちゃんと伸縮させることも出来なくはないですが、細かい部分だしあまり構造が複雑になってもなんなので、この形のまま可動させることにします。
仮組み。
いいんじゃない!?!?
小さい方のアンテナもつけてみました。
こちらは、真鍮線を曲げたアームをそのままプラパーツに差し込んでいます。あとで軸の中に可動用のパーツを仕込んで、真鍮線の先っぽを引っかけて動かしてやるつもり。
今のところ順調です。それっぽくなってまいりました。