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1/72ハンニバル-3:地平の作成と足首改修 [コトブキヤ 1/72ハンニバル]

なんか体調がいまひとつなんですけど、もけいモチベは絶好調なのでガシガシ進めます。

前回からの宿題、まずは地平面の用意から。
20220130_Hannibal1.jpg
特にひねり無く、t1.0mmのプラ板です。駆動用の真鍮線が通るスリットを2本開けたのみ。
あんまり馬鹿でかいベースにすると置き場所に困るのと「その場歩き」感が増すよなぁ、ということで、動いてもはみ出さない程度の最低限のサイズに。
一旦スクエアにしてますが、角はがっつり落とすのもありだよな、と思ったりしつつ、まぁ先の話。

当たり前ですがやっぱり地面があると歩いてるっぽくなってきますね。とはいえまだまだぎこちないのと、固定してないもんだからブレがすごくてよく分からない…。
ただこれが、足だけだと思った以上にスムーズなんですよ。ちょっと面白いので見て下さい。



そして足首まわりの調整です。
20220130_Hannibal3.jpg
爪先が下がりすぎないように後方への可動域を制限したのと併せて、逆にぐっと踏み込めるように足の甲と干渉する脚の内側を削りました。ここの干渉部の改修は、ギミック関係なくフツーに作る時もやった方がいい気がします。

これは個人の解釈というか好みかとも思いますが、ハンニバルとかブルドッグのように完全に人型じゃないプロポーションのレイバーって、ちょっと膝曲げて重心を低めに立ってるイメージで。設定だとわりと直立してますけど。いや、このバランスですっくと立ってスタスタ歩くのなんか変じゃない?っていう個人の感想です。
なので、模型でも腰を落とした感じにしてやりたいとこなんですけど、このハンニバルもモデ版ブルドッグも足首の可動域が足りなくて出来ないんですよね。特にハンニバルにはせっかく踏ん張ったポーズ用の股関節ブロックまでついてくるのに、足首のせいでいまいちキマらないのが唯一の残念ポイントです。
そもそもハンニバル、膝から下のデザインもあいまっていわゆるトリ脚っぽく錯覚しちゃいそうなラインで描かれてる画稿もあって、後ろにひっくり返りそうで不安になります。

っていう毎度のどうでもいい話はおいといて、組み上げ動作テスト。

良くなってる気はしますけど、やっぱりちゃんと固定しないとぜんぜん分かりませんな(笑)。
微調整の余地はあるにせよ、脚部の動きに関してはこんなものかなと思いますので、ベース周りの構造を詰めていきつつ、本体の支持方法を考えましょう。

本体は、背後から腰の関節を支える感じにしたかったんですけど、改めて上半身を組み付けてみたらバックパック?がかなり下まで伸びてて、迂回しないと腰に届きません。
股間から真下に支柱が伸びるのはあんまり見栄えよくないからやりたくないし、背面の見た目を考えるとバックパックから支柱が生えるのも避けたい。支柱は支柱で脚に合わせて可動させる必要がありますから、腰への支柱が複数回折れ曲がる形はいろいろと問題がありそうだし…。
意外と脚を動かすより難しいかも知れませんぞ。

ではまた次回。
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1/72ハンニバル-2:足首可動と膝関節の改修 [コトブキヤ 1/72ハンニバル]

コトブキヤのハンニバルを疑似歩行させるチャレンジ続き。

まずは前回からの宿題で足首関節の可動?化から。
20220129_Hannibal1.jpg
ポリキャップがハマってたところに軸可動の関節を新造してはめ込みます。
例によってスナップフィット。

内部のダボをちょびっとだけ削ってはいますが、きれいに収まりました。
20220129_Hannibal2.jpg
まぁどうせ見えない部分なのでこんなもんでよかろ。
これで足首も無事にぷらんぷらんになりました。

そして、とりあえずの動作テストのため、仮でつけてた踵の駆動用ヒンジ。
20220129_Hannibal3.jpg
ここが仮すぎて引っかかってるような気もするな、と思いつつ本番加工へ。

こう。
20220129_Hannibal4.jpg
軸可動のヒンジを内蔵して、スリットを通して動かす形です。
後ろからは丸見えなので目立たないってことはないですが、見えても恥ずかしくない程度にはスッキリと収まりましたね。

前回ちょっとぎこちなさがあった膝関節、よくよく見たら、上下の長さが妙にアンバランスだったので改修しました。
20220129_Hannibal5.jpg
元の二重関節のダボに対して、真ん中へんに軸を配置したつもりがなぜか下に寄ってました。そういえば、作ってる途中で下側のブロックが想定より3mmほど長くて「おっかしいな〜」と思いながら切り飛ばしたんですよ。長すぎたのは下じゃなくて上だったってことです。なにやってんだか。

ただ、賢明な方はお気づきでしょう。
この膝関節、ぎこちないどころかこれではそもそも曲がるワケがないんですよ。

二重関節のポリキャップを排したとはいえ、間接カバーがダボと噛み合ってるのでパーツの位置関係は維持できる、というのは前回書いた通りです。ということは、実質的には元通り関節があるのとパーツの干渉具合は変わらないわけで、そこに別途1軸の関節を追加するとどうなるか。元の2軸+追加の1軸で三角形を形成してしまいますよね。遊びの分どうにか動いてるように見えてましたが、3つの頂点を固定されたヒンジ構造が動くわけないんです。なぜ最初から気付かない…。
ということで、下はなくなると間接カバーがずり落ちてしまうので支えに残しつつ、上のダボを半分ほど削り飛ばすことで間接カバーパーツの可動域を確保しました。

で、改めて動作テストです。

ん〜。
足首が動くようになったので前回よりは自然に…なったようにも見えますが、逆に爪先が垂れ下がってしまってます。そのため、足首の可動域に力が逃げてしまってて、膝が想定ほど曲がってない。
ぷらんぷらん化した関節に、今度は逆に可動域の制限をかけてやる必要がありますね。

さらに最大の要因はといえば、地面がないことです。言葉通り、地に足が付けばもう少し落ち着くはず。もとより、爪先は地面に接することで角度をキープする想定です。
地面を作るということは、これまでやってこなかったビネット的なミニジオラマのベースを作るに等しいので、どういう構造にするのがよいかちょっと思案どころではありますが、とりあえずやってみましょう。

ではまた次回。
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1/72ハンニバル-1:脚部関節の改造と仮可動テスト [コトブキヤ 1/72ハンニバル]

コトブキヤの1/72ハンニバル・PKO仕様です。
20220126_Hannibal1.jpg
もう遙か昔、発売当初にパチ組みして、いつかちゃんと仕上げるその日まで…で今日に至るひと品。右下に見えるプラ材の切り屑みたいなのは折れたアンテナです…。

このコトブキヤ版ハンニバル、なかなかの超出来キットだと思います。
全体の印象がとてもいいのはもとより、細部の造形もシャープだし、パーツ割りは分割線が極力目立たないよう工夫されてるしで、めちゃくちゃクオリティ高い。
ちょ〜っと前に久々再販されてましたが、ガンプラ市場が壊滅してモデラーが他ジャンルへ大移動してる今こそまた再販のチャンスなのでは…と考えたりしておりますが、コスト高とか色々あるんでしょうな。ちょっとぐらい値上げしても全然割に合う内容だと思いますけど。

んで。
バラします。
20220126_Hannibal2.jpg
っていうヤラセの段取り画像のために、バラしてあったのをもっかい組み立てたのは言わないでおきます。そしてなんか腕に付く3連ランチャーが片っぽない…どこいった…。もう。

さておき。
早速、脚部の改造に取りかかりましょう。キットのパーツ構成はこう。
20220126_Hannibal3.jpg
膝関節パーツがポリキャップで二重関節になってます。

それを敢えてプラ材の一軸可動へとダウングレード。
20220126_Hannibal4.jpg
関節カバー部は中をくり抜いてかぶせるだけの構造にしました。ポリキャップを抜いても、パーツ自体がダボと噛み合う形状なので元の位置関係を維持できます。

股関節部はどうしようかかなり悩みつつ、がっつりと着脱機構を現物合わせで設計。
20220126_Hannibal5.jpg
はめて90度捻ると外れない、っていうやつです。

そもそも元に戻せなくなるような改造をしてるんで、もっと色んなことを無視してガシガシやっちゃえばいいんですけど、どうも性分で元のパーツを極力生かしたりとか、隙あらば元に戻せるようにとか考えてしまいます。
結果として、必要以上に手間と時間がかかること多し…。

で。

無事に脚部がぷらんぷらんになりました。
20220126_Hannibal6.jpg


もうお分かりですね。
前回作ったチェビシェフリンク機構と合体させまして、こうだ!

もろもろ微調整前なのでガッタガタなのはスルーしていただいて、仮の可動テストです。ひとまずこの基本的な動きが実現できるかどうかをまずやってみたかった。

ここまで思った以上にサクッときましたが、ここからの細かい動作範囲の調整が大変そう。
足首は現状ポリキャップのママで実質固定になってますが、やっぱり動くようにしてやったほうが自然になる気がします。ただ、可動軸がもう1箇所増えることで全体の動きにどう影響するかとかもよく分かってないので、その辺も検証していきながらですね。

ではまた次回。
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チェビシェフリンク機構 [雑記]

ここ数ヶ月、ずっと作りたかったモノを作りました。

チェビシェフリンク機構です。
20220123_Chebyshev1.jpg
どーいうモノなのかは、例によってちゃんとしたヨソのサイトでご覧いただければですが、前々から興味があったところ、とあることを思いついたのでこのところ俄然やってみたかった次第です。その「とある」企みはまたのお楽しみ。

メイン動力はタミヤの低速ギアボックスです。
20220123_Chebyshev2.jpg
ひとまずデフォルト仕様で組んでみます。

ただこれ、ちょっとメインの動力シャフトが長いんですよね。
20220123_Chebyshev3.jpg
短縮したいところですが、回転動力を伝達するためだけあって、めっちゃ硬い。真鍮線のようにニッパーやペンチでパチンというわけにはいきません。試してみたら磁石がバチコーンとくっつきましたので、鉄製ぽいですね。
以前にも一度、短くカットしたい局面があってトライしたんですが、手持ちの安物の金ノコでは歯が立たずに諦めたこともありました。今回こそは目的の用途のためにどうしてもこれカットしたい。

ということで、ダイヤモンドビットの硬度を信じてリューターでがりごりやってやりました。ある程度細くなったところでペンチで掴んでぐりぐりしたら折り取れたので無事成功。
20220123_Chebyshev4.jpg
それなりに時間はかかりましたが、なんだやればできるじゃないか。
破片が2つあるのは、せっかくカットできたと思ったら長さを間違えてたのでもっかい切るハメになったため…。

んでこうなる。
20220123_Chebyshev5.jpg
ぐっとコンパクトになりましたね。

プラ板をあれこれしまして、アーム類を切り出しつつベースも組んで、動かすとこう!

おお〜動いた動いた。

こうしてまた新たなチャレンジに成功しましたので、これを使った「とある」企みにも道が開けました。張り切ってやっていきましょう。
ではまた次回。
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ローゼンバウアー パンサー-4:再開そして [1/72 ローゼンバウアー パンサー]

ハセガワの1/72ローゼンバウアー パンサー、3ヶ月半ぶりに製作再開です。

いやー、前回屋根上のわりと目立つパーツがどっかいったことによって、完全にやる気を失って放置プレイでした。

ところがこれが、年末ひょっこり出てきましてね。あんなに探したのに。
探すのをやめた時見つかる事もよくある話で、すねまったく。

残ってた前面のデカール貼り。
20220121_Rosenbauer1.jpg
久々なんでこのキットのデカールの特性を忘れており、あれ…こんなに台紙から剥がれにくいんでしたっけ…と。肝心のローゼンバウアーロゴがちぎれて分離するなど散々。どうにかこうにかギリ誤魔化せたかどうか。
さらにサイド下部に超絶極小デカールを貼るとこが8箇所もあるんですけど、まぁお察し。見せられません。

そして、発見された紛失パーツ。
20220121_Rosenbauer2.jpg
このサイズですからね。
今度こそがっつり接着してやりました。そしたら別のパーツがポロリでもう…。

てことで、大物がいくつか完成したところで次への助走的に短信です。
このキットもまた「あとちょっとが長い」シリーズになってますけれども。もともとお手軽仕上げでサクッと楽しむつもりでしたので、サクッと終わらせたいところです。

ではまた次回。
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HAL-X10 -8:完成 [はっぴーベル HAL-X10]

ノンスケール・HAL-X10、完成です。
WFディーラー「はっぴーベル」さんのレジンキット。全長約15cmほどのコンパクトサイズですが、各部ディティールが精緻で素晴らしいです。

20220116_X10_1.jpg
完成後も腰の軸で多少は動きが付けられるかと思ったんですが、意外とホバーユニットの尻尾と腰の後端がガッチリ干渉するというか噛み合ってる構造で、動かすのは厳しかった。まぁもともと固定ポーズのキットなんですけど。

20220116_X10_2.jpg
全体に、下地にシャドウを吹いて面にグラデで情報量を増やすっていう塗装にチャレンジしてみました。
上手くいったようないってないような。写真でどこまで伝わってるか分かりませんが、肉眼だと悪くない感じで、存在感が出たのではないかと思います。

首はボールジョイント接続に加工。本体が固定ポーズな分、首だけちょっと表情に変化を付けられるようにしました。
20220116_X10_3.jpg
さらに、キットでは首回りにディティールが入っておらず寂しかったので、スカスカ感を解消するためになんとなくそれっぽいものをプラ片で作って挟み込んであります。超テキトーながらかなり効果はあったように思いますが、分かりますかね。

20220116_X10_4.jpg
背中のランチャーとかホントに細かい。


もう何枚か。
20220116_X10_5.jpg

20220116_X10_6.jpg

20220116_X10_7.jpg

もうちょっと手を入れたい気がしてくる箇所もあるのですが、ドツボにハマりそうな予感もありますので、一旦ここで区切りとします。


新年早々2つめのレジンキット完成品という快挙…のようでいて、ずっと言ってるとおり本来なら昨年中に完成しててもいいところをズルズルやってただけなのですが、「今年の完成品」であることには変わりありませんからね。よしよし。

さて、今度はどのお手つきを進めるか、あるいはまた新たなお手つきを増やすか、どうしましょう。
ではまた次回。
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HAL-X10 -7:細部あれこれ [はっぴーベル HAL-X10]

テキトーにやってもそれなりに見えるもんですよ!とばかりにビシャッとやってやった墨入れ兼フィルタリングのアラをちょちょっと修正したら、あとはデカール保護でトップコート吹いて完成じゃね!?
…なんて、思ってました。

確認してたら、塗装剥げのリカバーを盛大に失敗してる箇所を発見。アレ…?こんなことになってましたっけ…!?ていうね。
再度のリカバーとかほんと重い腰が上がらないんで、もうこのままで…と一瞬思ったりもしましたけれども、さすがに看過できないレベルだったのと、よりによって一番目立つ左前脚でしたので気力を振り絞って。
20220115_X10_1.jpg
レジン地まで見えちゃってますが、ヤスりました。
下地にシャドウ吹いてグラデで情報量上げるっていうのに初挑戦したりしてるので、リカバーも面倒くさいのよ…。

サフから吹き直してシャドウ吹いてからのレッド吹き直してエナメルでニュアンス足し、みたいな。
でもまぁ、つるぴかツヤテカ仕上げではないので、それなりになんとかなるもんです。
20220115_X10_2.jpg
あ、ボケた。

んで、今度こそクリア吹いて仕上げやー、と思ったけど、ここは先につけとくべきかなっていう、ホバーユニットのフィンのパーツ。
20220115_X10_3.jpg
ダラダラ作ってる中でよくぞ今日まで一人も欠けることなく…。

つけたよ。
20220115_X10_4.jpg

キットの構造上ここはカッチリしたダボがなく、雰囲気で角度とか微調整しないといけなくて、あんまりきれいに揃いませんでしたがまぁ組んでみたら気にならんやろ!
20220115_X10_5.jpg

てことでついに、あとはクリア吹いたら完成…なんですけどね、もう工程がめちゃくちゃなのよ…。

人によって多少違いはあるでしょうが、本来であれば基本塗装したとこでデカール貼って、クリアコートしてからスミ入れフィルタリング、とかじゃない?
いい感じで入ってる(気がする)汚しとか、今更クリアコートしたら全部のっぺりしちゃうのでは…、もうこのまま完成でも…?と思いつつ、デカールの端っこが早速ヨレてきてたりするので慌てて直しながら、やっぱクリアコート必要だな、と作戦がいったりきたりしております。
キット通りマーキングなしでいっちゃうかなーと途中まで考えてたところ、試してみた白デカールが予想外にあっさりうまく出来てしまったもんで、当初のプランと変わっちゃってるんで悩ましさ。
まぁこれもまた経験。

とかとかグダってますけども、このまま完成まで持ち込めるかな…?
ではまた次回。
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1/35ヘルダイバー-20:完成 [道楽模型堂1/35ヘルダイバー]

1/35ヘルダイバー、完成。
WFディーラー「道楽模型堂」さんのレジンキャスト可動キットです。

全身像。
HellDiver01.jpg
一部パーツをクリア素材に置き換え、各マーキング類のデカールは自作です。

後ろ。
HellDiver02.jpg
キットは細部ディティールからTV版第30話仕様っぽかったのですが、個人的には第11話仕様が好きなので、一般機ですがバイザーは青、コンバットナイフ装備です。

降下装備ver.。
HellDiver03.jpg
パラシュートパック、機関砲付き下腕が付属。
前面の逆噴射ユニットは腹部ごと、パラシュート部は肩付け根上部パーツごと、それぞれ差し替えです。

HellDiver04.jpg
脚部ダイブブレーキももちろん開閉可能。すり合わせが難しかったとこですが、最後に微調整してタイトにしたら右はちょっとタイトになりすぎてしまいました。

可動範囲はそこまで大きくありませんが、ある程度のポージングは可能。
HellDiver05.jpg

機関砲にもギリ左手が届きます。
HellDiver06.jpg
こうなると、TV版第45話仕様に。

フェイス部は射撃バイザー開閉を差し替え再現。
HellDiver07.jpg
自作クリアパーツがいい感じになりました。
バイザーと連動する額のポッチは、差し込み方向を変えることで上下動を表現。差し替え時の塗装剥げを回避するためクリアランス余裕みたら逆にすぐ抜けおちるようになってしまった…。画像も右はちょっと抜けかけてますが撮り直し面倒なのでご容赦下さい。

腰部背面はナイフ装備の有無と抜刀時とが差し替え再現可能。
HellDiver08.jpg
なかなかプレイバリュー満点ですが、色剥げが怖いところ。
差し替え箇所がかなり多いので、その辺のクリアランス調整にはかなり気を遣うキットです。

各部いろいろ。
HellDiver09.jpg
クリア化に際してバイザー内のメインカメラはなんとな〜く見えればいいかなぐらいででっち上げアレンジしましたが、思った以上に効いてます。
右下、設定画では降下装備時に胸の自衛隊章が隠れてますが、位置関係としてはどうしてもこうなるのでマークがダブってしまっています。これはしょうがないね。


総パーツ数300点超え、1/35スケールの存在感と豊富なオプションパーツで、なかなかの作りごたえと満足感のあるキットですが、へっぽこモデラーにはなかなか荷が重かったです。いろいろ反省点はありますが無事それなりに完成できてよかった。
購入は2013年夏のWFなので、8年半越し…? 長い宿題がようやく一つ提出できました。

一時は膨大なパーツが占拠していた工作卓がすっかり空きましたので、次は何に手を着けようかなと思いつつ、まずはもう一つの完成目前お手つき、X-10を仕上げるのが当然スジでしょうね。
ではまた次回。
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1/35ヘルダイバー-19:真・ラストスパート [道楽模型堂1/35ヘルダイバー]

あとちょっと、が終わらずにずるずると。
年始以来のブログ毎日更新も1週もたずに途絶えましたが、作業自体は連日ちょこちょこやってたのです。記事にするには進捗が足りない「あ、ここも…」が多すぎてね。

自作パーツでクリア化したメインカメラバイザーはどういうわけかなかなか上手くいかず、何度か塗装剥がして磨き直したり塗り直したりで、どうにか見れなくはない状態になったかな。
20220110_Helldiver1.jpg

一方で、パラシュートパックがまるごとほぼ放置状態でした…。
だいぶ前にざっと整形して一部のみ捨てサフ吹いたとこで止まってた。のでこれを片付けねば。この期に及んでごりごり削らないといけない部分があったりもしましたが、とりあえず先に出来てるデカールを早く貼りたいのでブースター部だけ一気に塗装まで。
20220110_Helldiver2.jpg
機体色にはMr.カラーNo.129濃緑色(中島系)を使いましたが、こちらはちょっと素材感を変えようかとNo.302のグリーンFS34092を使ってみました。でも結果的にはほとんど変わらず…。ただ、No.302も本体色の有力候補だったんですがけど、やっぱり129で正解だったなと。ちょっと129のほうが渋い。

そして早速デカール貼ってウハウハ。いい感じじゃね?とご満悦な中で、バーニアパーツの検証です。
インストではテキトーな市販パーツを取り付けてね、という指示で、完成見本ではコトブキヤのP103が例示されてます。
20220110_Helldiver3.jpg
いつ何のために買ったか分からないP103がちょうど手元にあったのでよしよし、とずっと思ってたんですが、いざ仮組みしてみたらこれ前後で2セット要るじゃん、1セットしかないよ?てなってました。
行きつけのホビーショップ(ヨドバシカメラって言うんですけど)には在庫が無く、ネットの主なショップも軒並み品切れ。あるとこにはあるものの、300円のパーツに送料500円はないわ…となってたのもパラシュートパック放置の要因でした。

いい加減手を着けないとってことで改めて手持ち分をあてがってみつつ設定と見比べてみたりすると、胸部側は悪くないんですが背面側はP103ではちょっと細い気が。「ラッパ感」がなんか気になる。もう一回り大きくて浅いお椀型のほうが合ってそうです。
とはいえなかなかちょうどよいものが調べてもなかなかなく、かろうじて近そうだったのがコトブキヤのP122バーニアノズルIV。こちらは店頭在庫がありましたので買ってきました。どうでしょ。
20220110_Helldiver4.jpg
P103よりはどっしり安定感が出たのでは。コレでいくことに決めましたのでがしがし塗装。塗れたら取り付けです。

パラシュート部もいい感じの色になった気がします。カーキとなんか数色混ぜた。
20220110_Helldiver5.jpg
これにプラス、OD色でスミ入れ兼フィルタリングです。

こんなコトも。
20220110_Helldiver6.jpg
キットパーツを削りすぎたらスカスカになってしまってた首のジョイント、仮に接続方法を変えてやってみてましたが、力業でアレイ型BJを製造してキット通りに再変更。若干ですが暫定版より首の自由度が上がりました。

残りの色差しとかやりつつ、いよいよ最後のパーツ、こちらです!
20220110_Helldiver7.jpg
額センサー。
「基準」でいけば丸レンズじゃないので塗装表現になるとこですが、頭部ヘッドの目立つとこですし、キットが凹モールドだったので、これはクリアパーツはめ込めということでは…ということで自作パーツ。プラ角棒を削って原型を作り、おゆまる+UVレジンで複製しました。
このサイズなもので整形中に何度もあらぬ方角へふっ飛んでいったのですが、幸い毎度無事発見出来ましたので、塗装して取り付け。画竜点睛です。

で。

ついに。

出来た…のでは!?
20220110_Helldiver8.jpg
長い道のりでした。早速塗装剥げてるとこあってしょんぼりだけど。

ようやく完成像をお見せできそうです。
ではまた次回。
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1/35ヘルダイバー-18:続・ラストスパート [道楽模型堂1/35ヘルダイバー]

いや、ラストスパートの続きてなによ、ていういつものやつ。
X10同様、白デカールの自作が上手いこといきましたので残りも。

胸部に陸自章を貼りました。
20220106_Helldiver1.jpg
前回書いた(→LINK)通り、現行の陸自車両についてるマークは白ベタの桜星です。ところが劇場版では一瞬ですが花弁の筋がヌキになってる描写も。ここは「リアル」に考えて白ベタにしておきます。輸送機からの降下シーンで逆噴射パックに描かれてるのは白ベタなんですけどね。
X10では劇中描写に合わせたくせにヘルダイバーはなんでそうしないんや、って話ですけれども、やっぱほら、量産機だから…(??)。ちなみに、バンダイ1/60の付属シールやMODEROIDの付属デカールは劇中描写準拠です。
とかいいつつ、そこまで詳しいワケじゃないんで、自分が知らないだけで劇場版製作当時の陸自装備はまた違ったのかも知れません。有識者の方はご教示下さい。

んで、コートしてセンサーぽいトコも仕上げ。
20220106_Helldiver2.jpg
今回何をドコまでクリア化するかは本当に悩みました。いやそこまで悩むほどのことでもないっちゃないし、背面や腰部の灯火類はなんの抵抗感もなくセオリー通りシルバーにクリアカラーで表現しちゃったんですけど。
結果として、「基準」てことでもありませんが丸いレンズ状の部分だけはクリア化するってルールにしました。ので、こちらも上の角形の何かはシルバーの上にクリアレッド、下の丸はHアイズです。

コクピット内部はマスキング面倒なのとほとんど見えなくなるので筆塗りでぶわっと。
20220106_Helldiver3.jpg
細かいトコはアレですけどまぁ気にしない気にしない。でもちょっとグレーが明るすぎたような。まさかのまた要手直しか…!?

で、最も悩んでデモデモダッテ状態だった胸部ペリスコープ部、最終的には「基準」に従って塗装表現に落ち着きました。
20220106_Helldiver4.jpg
ここもクリア化出来ないワケではないんですけど、やろうとすると結構な大工事が見えてたのと、やるならせっかく別パーツだったのでハッチに接着する前にやるべきだった、っていう後の祭り的な事情もあって割り切った次第。
下地シルバーの上にクリアブルーまで今日やりたかったけど、雪だし寒くて断念…。

そして肩のライトは丸レンズなので、こちらは迷い無くHアイズ。
20220106_Helldiver5.jpg
やっぱレンズ状のパーツはクリアになってて欲しいですヨ。

で、まぁここは別格でしょうということで自作クリアパーツに置き換えてるメインカメラバイザー。仕上げが中途半端すぎたので改めてヤスって磨きました。
20220106_Helldiver6.jpg
おい全然磨き足りてないじゃないかって感じに見えますけど、このぐらいまでやったらあとはクリアカラーで塗装すれば透明になるはず。ここも塗装までいきたかったけど寒くて持ち越しです。

ホントにね、こう「あとちょっと」になってからが毎度長いよね。
でもあとちょっと。
ではまた次回。
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